石川県羽咋市にある「高澤醸造」の蔵が昨年の能登半島地震で被災しました。震災が起きたあの日から1年が経ちましたが、再建の見通しが立たず現在はただただ解体を待っている状況です。新しいみそ蔵を再建し「能登みそ」「かぶら寿し」「甘酒」など、美味しく健康的な能登の発酵文化を未来へ、そして全国へ伝えたい!
当プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
能登半島で昔ながらの味噌造りを行っている「高澤醸造」と申します。
高澤醸造の始まりは明治時代。地域の農家が持ち寄った米と豆を「味噌・こうじ」に加工する生業が始まりでした。
創業以来、能登の文化と共に歩んできた発酵ひとすじのお店です。被災状況
高澤醸造の味噌を保存・熟成する為のみそ蔵が、昨年の能登半島地震で被災しました。
大規模半壊の認定を受け、解体を余儀なくされました。
「こればっかりはどうしようもない」とつぶやく三代目・高澤理八社長震災から1年。みそ蔵の内部には植物のツルが入り込み、クモの巣がはっていました。
壁や屋根が大きく崩落し、みそダルに突っ込んでしまっているものもあります。
みそ蔵だけでなく、作業所と社長自宅も準半壊。温醸(おんじょう)室やこうじ室など、みそ造りには欠かせない施設も多数損害を受け、修繕や再建が必要です。
こうじ室(むろ)は壁が崩れラジエーターの配管が破損し、蒸気が噴き出るので応急処置で対応しています。
(左:解体中の温醸室)(右:再建中の温醸室)作業所内の温醸室に関しては営業継続のために修復が急務だったので、現在再建工事中です。
営業継続のために必要な施設の修繕・再建の見積もりを取った所、約2570万円ほど必要との事でした。(ページ下部に詳細があります。)
再建支援制度を利用できた場合、必要な自己資金は約670万円程度になる見込みです。
社長の自宅も被災しており資金繰りは厳しく、捻出するのが難しい金額となっております。高澤醸造の現状について
みそ蔵が被災しみそを保存・貯蔵できる量が著しく減った事。また、被災後しばらく人手が足りない、水が来ないなどの理由で冬の仕込みが十分にできず、しばらくは生産量の減少が避けられない状況です。
しかし、みそ蔵は大規模半壊になりましたが、幸いな事に長年受け継がれてきた「蔵付きの酵母」は健在でした。作業所も準半壊ではあるものの、内部での作業は出来る状態にあります。その為、味噌造りには欠かせない「こうじ」やかぶらずし、甘酒などはある程度これまで通り作ることが出来ます。
更に被災後すぐ、みそ蔵に貯蔵してあった味噌を綺麗な状態で持ち出すことが出来ました。それらの味噌を今回のリターン商品として扱っています。「発酵王国能登」伝統と文化のご紹介
能登では「日本酒」や「いしる(魚醤)」など、古くより様々な発酵食品が作られ、親しまれてきました。
高澤醸造も明治から今に至るまで、地元で取れた米と豆を「こうじ・みそ」に加工する事でその伝統を僅かながら支えてきました。
こうじを仕込む様子(高澤醸造)
更に、能登の発酵文化を語る時欠かせないものとして「甘酒」「どぶろく」「かぶらずし」があります。
能登では冬になると、それぞれの家庭で漬け込まれたかぶらずしと秘密のどぶろく(今はお店で購入するのが一般的)を楽しみながら新年を迎え、神社で甘酒を頂くという文化が古くからあります。
今回のプロジェクトでは味噌だけでなく、これらの多様な能登の発酵食品もリターン品として扱っています。リターン品のご紹介「能登みそ」
解体が決まったみそ蔵から持ち出した2年熟成もののお味噌です。
能登の「こうじ」を130%贅沢に使った、地元で愛されている能登みそ。
こうじのまろやかなコクにしっかりとした大豆の旨味。
こうじを長年作り続けてきた、高澤ならではの一品です。「かぶら寿し」
冬の石川、冬の能登の味といえばこれ。
高澤のこうじに地元産のかぶらとブリの刺身を漬け込んだ「こうじ漬け」です。
見た目こそ癖が強いですが、シャキシャキとした小気味よい歯ごたえのカブと脂がのった新鮮なブリ、そして何よりこうじの濃厚なコクと甘味。
こうじを食べる為の漬け物と言っていいくらい、こうじが美味しい。あっさり美味しくいくらでも食べられる郷土料理です。
能登では冬になると大半の家庭で自作されており、様々な材料、漬け具合で楽しまれ、行事などに持ち寄っては振舞われています。
購入すると高級品ではありますが、一度食べると珍重されてきた理由も理解できる一品。
こうじは癖が無く、フワフワで甘くコクもあるので洗わずにそのままお召し上がりください。「能登どぶろく 神酔酒(みよいざけ)」
どぶろくは古来より日本全国で神聖なものとして扱われており、現在でも各地で神に捧げるお酒として神事に使われています。
濾過しないのでにごり酒と比べるとまろやかな味わい、とろっとした口当たりになります。
高澤醸造があります羽咋(はくい)市は能登で初めて「どぶろく特区」に認定されました。
いわば元祖『能登どぶろく』、能登で古くから親しまれてきた伝統のお酒です。
地元の米、こうじ、水だけで仕込みました。
甘み・酸味・辛みが広がる深い味わいに仕上がっております。
初めての方や女性にも飲みやすい甘口と、昔ながらの辛口セットをご用意しました。
高級かめ入り品もあります。
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。「能登甘酒」
石川県産のお米、能登の海洋深層水を使用しました。明治から発酵ひとすじ、高澤醸造の発酵技術で醸造した甘酒です。
酒粕ではなく米こうじからつくった甘酒なので、ノンアルコール、ノンシュガー。
甘酒は栄養たくさん。飲む点滴と言われる甘酒習慣、始めてみませんか?
ブドウ糖、必須アミノ酸、ビタミンB1、B2など甘酒の成分は点滴とほぼ同じです。
その他100種類以上の消化酵素も含まれ消化を助けてくれるので、体力が落ちる夏や産後、授乳期のお母さん、贈答品にもお勧めです。
腸内環境を整え快腸に。
甘酒は味噌、醤油、納豆などと同じ発酵食品です。
また、食物繊維やオリゴ糖も含み、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。
コウジ酸で美肌・美白効果も。
糀菌が発酵する過程で発生するコウジ酸には、シミの原因である過剰なメラニン生成を抑えてシミ、くすみを防ぐ美肌・美容効果があります。その他
この他にも、地元で人気のおかず味噌や甘こうじ味噌(更にこうじの量が3割増し)など、様々なリターンをご選択いただけます。
リターンがご不要な方向けに、御支援のみのプランもございます。必要な資金の詳細と使い道
地震で被災した施設を復旧するには総額2570万円程かかる見込みです。
石川県なりわい再建支援を利用できた場合、約670万円が自己資金として必要になります。
今回のクラウドファンディングで得た資金は、施設修繕の為の自己資金の一部、リターン経費、プロジェクト運営費に充てさせていただきます。
スケジュール1月末 クラウドファンディング開始4月~ 味噌等リターン品発送4月 みそ蔵解体開始7月 みそ蔵着工8月 みそ蔵再建完了11月 かぶら寿し等リターン品発送
私たちの想い
「地域の文化と共に歩んできた能登伝統の発酵技術を未来へ、全国へ」
そんな思いを胸に、震災からの復興に向け少しずつ前向きに歩みを進めていきたいと思っています。
皆さまの温かいご支援が、能登の発酵文化、能登の笑顔を支える大きな力になります。
みそ蔵再建の為、ご支援・ご協力の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
[酒類販売管理者標識]
・販売場の名称及び所在地 高澤醸造株式会社 石川県羽咋市下曽根町ノの部50番地・酒類販売管理者の氏名 高澤理八・酒類販売管理研修受講年月日 2025年2月5日・次回研修の受講期限 2028年2月4日・研修実施団体名 砺波小売酒販組合