能登半島地震で使えなくなった店舗を再建したい。

2024.01.31 02:32
今年で10周年になるケーキ屋ですが、1月1日の地震によって、お店の建物が使えなくなってしまいました。前を向けた今、再開に向けて動き始めます。皆様からいただいたご支援で被災した店舗を取り壊し、また一から再建します。
石川県七尾市でケーキ屋をしている楠雅美と申します。ここで生まれてここで育ちサラリーマンをしていましたが、29歳で飲食の道へ進み、30歳でお菓子が楽しくなって、36歳でご縁があってケーキ&カフェGreenOneを創業しました。-このプロジェクトで実現したいこと-
今年の11月1日で10周年になるはずだったお店ですが、能登半島地震により被災。
店舗建物が基礎部分から隆起してしまい、取り壊しをして新しく立て直しが必要になってしまいました。
再建に向け、皆様の力をお借りしたく、本プロジェクトを立ち上げました。
どうか、この先もお読みいただき、ご支援いただければ幸いです。。。!
-ケーキ屋さんの開業-
飲食の仕事がしたくてサラリーマンを辞め、カフェの立ち上げやお手伝いをしていた中で強く思ったことが、「お酒を飲んでくだを巻く人はいるけど、甘いものを食べている人は、皆が笑顔。」と言うことでした。
その後、お菓子づくりが楽しくなって、お菓子をつくることにのめり込み、ケーキ屋さんに転職。
そして10年前、やっと自分のお店を持つことができました。
今年で10周年。そのうち4年間は、新型コロナによる厳しい時期でしたが、それでも沢山のお客さんに支えられて、なんとかお店を続けてきた最中、今回の大地震に見舞われてしまいました。
-ケーキ&カフェGreenOneの想い-
ケーキ&カフェGreenOneは、地元の実店舗とオンラインショップで、これまで沢山のお客さんに支えられてきました。そんな中で、日々この方々に恩返しができるように頑張ってきて芽生えた想いが「大切な人ともっと仲良くなれるお菓子を作りたい!」という想いでした。
苦手な人と仲良くなることは中々できなくても、せめて大切な人ともっと仲良くなるきっかけのお菓子になれたら嬉しいですし、たくさんの人は難しくても、せめて僕とあなただけでも、一緒のお菓子を食べて、もっと仲良くなって、その輪が少しずつ大きくなることを願いながら、想いを込めて丁寧に、誠実にお菓子をお作りしています。
-店主の決意-
決意!お店は必ず再建します。
令和6年能登半島地震から約3週間、一言で言えば、絶望からはじまった年明けでした。でも家族や友達、色んな人の優しい言葉と、年甲斐も無く1人で声を出して号泣してスッキリして、前を向くことができました。
そしたら、やることは決まってきて、年末に作った焼き菓子やオンラインショップのバスクチーズケーキもお届けすることが出来ないためキャンセルしていただき、お店近くの避難所へ持って行って、みなさんに食べてもらいました。僕としてはお店を続けさせてくれた人たちに恩返しができ、捨てるしかないのかなと思ったお菓子たちも避難所の方々に喜んでもらえて、Win-Winでした。
そして、尊敬する人が立ち上げた炊き出しに微力ながらも参加させてもらって、その時は色んな事を考えなくて集中できるのと、やっぱり人の役に立てるって嬉しいなって実感しました。
さて、これからはお店の再建です。
店舗の中の機材は幸運なことにほとんどが大丈夫。しかし、お店の建物が基礎から隆起してしまい、そのまま使うことは難しい状態のため、建物自体を取り壊し、新しく立て直す事になりそうです。なかなか僕1人では難しいのはわかっています。本当は、年齢のせいかバイアスがかかって、皆様から支援をいただくのはなんだか心苦しかったけど、そんなことを言ってられる状態ではない。クラウドファンディングで、皆様に少しずつ手伝ってもらいながら、必ず再建する。
今年で10周年。思えば4年くらいはコロナ禍、ここへ来て大地震。なかなかちゃんとお店をさせてもらえないながらも、沢山のお客さんに大切にしてもらって、その度に愛されてる人たちに感謝を伝えて、「グリーンワンを好き」といってくれる人たち・関わってくれる人たちに恩返しをしなくちゃ!とスタッフと頑張ってきました。
だから、ここで終わる訳にはいかないし、もう僕の中では再建する腹は決まりました!!
色々綴りましたが、今回のプロジェクトでは、厨房が使えないため、リターン品をご用意することができません。それでも、近々に準備ができたその時に心を寄せていただけたら嬉しいですし、再開したその時には、この僕の笑顔にまた会いにきてくれることを心からお待ちしています。
僕の中では再建するのは決まってるから、うまく行くかどうかわかりませんが、ちゃんと行動して失敗しながらも進んで行きます。
ケーキ&カフェGreenOne 楠雅美-リターンについて-
今回、お店の解体により厨房が使えず、拠点もなくなってしまうため、本来であればお店のお菓子をリターンとしたいのですが、被災により難しい状況です。今回いただいたご支援を元に、お店を復興させた時には、是非お店に遊びに来て下さい!
スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。
全支援者の皆さまに「お礼のメールもしくはお手紙」と、お店の再建の過程を「活動報告」にてさせていただきます。-スケジュールー
▼2024年4月     クラウドファンディング終了・店舗の取り壊し
▼2024月11月1日  新店舗オープン-資金の使い道-
お店の再建費1500万円のうちの500万円を本プロジェクトの支援金で補填致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

あわせて読みたい

加藤シゲアキ×小川哲×今村翔吾が語る…「今小説家にできること」能登半島地震復興応援企画始動!
現代ビジネス
【令和6年能登半島地震】輪島から避難した漆芸技術研修所の研修生を漆の仕事で支援
CAMPFIRE
世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」が追い求める「人の可能性」
antenna*
“福島第一原発と処理水の現状”井上貴博アナインタビュー『東日本大震災13年Nスタ つなぐ、つながるSP ~いのち~』【TBS】
TBS[YouTube公式]
“福島の漁師”井上貴博アナインタビュー『東日本大震災13年Nスタ つなぐ、つながるSP ~いのち~』【TBS】
TBS[YouTube公式]
日本に上陸したこのトロフィーは一体? 歴史あるヨットレース「アメリカズカップ」を知ろう
antenna*
泉秀芳堂 珠洲市の本店と輪島市の朝市店「全壊判定」!それでも再建を目指したい!!
CAMPFIRE
【能登半島地震】全壊した本堂を再建し、集落の心の拠り所に
CAMPFIRE
「KAJITA 」新しい季節を彩る新作コレクション発表
PR TIMES Topics
【令和6年能登半島地震】創業100年目の宿を復興させ能登島の観光を守りたい。
CAMPFIRE
和倉温泉の復興支援!開湯1200年の温泉地を守りたい!どうかお力を貸して下さい!
CAMPFIRE
カラフルでキュートな動物たちのマカロン「アニマルフレンズ」販売
PR TIMES Topics
令和6年能登半島地震からの復興! 愛され続ける民宿浜弥を守りたい!
CAMPFIRE
能登の魅力を伝える宿『山水荘』を復興させたい
CAMPFIRE
世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」が追い求める「人の可能性」
antenna*
「能登の復旧が進まない」のは、誰にとっても他人ごとではない。これから国全体が高齢化すると同じことが繰り返される
OTONA SALONE
「アースカフェ」が石川県珠洲市にて避難者を対象にオーガニックコーヒーとクッキーを提供
PR TIMES
哺乳びんのプラスチック素材を再利用したジュエルリング「stone ring (baby bottle version)」販売
PR TIMES Topics
ドキュメンタリー7「水が出ない“故郷”で 音色に乗せる復興への想い」
PR TIMES
【一 能登島】能登半島地震により開業4か月で休業。能登の魅力を伝え続けたい。
CAMPFIRE
りんご飴の新定番「塩りんご飴」登場
PR TIMES Topics