2024年9月北海道伊達市で営んでいた「炭火やきとり とんぼ」が火事で全焼。途方に暮れましたが全てを失って気づいたことは挑戦する気持ちを持ち続けること。2025年4月「気まぐれ とんぼ」を移転オープンするべく奔走中。とんぼの歴史を一緒に作ってくれる方、再建プロジェクトへのご支援よろしくお願いします。
はじめまして。
北海道伊達市に住んでいる 榊 智彰(さかき ともあき)です。
函館生まれの長万部(おしゃまんべ)育ち。犬と熱帯魚が好きな57歳です。
家族は、妻(34歳)と長男、そしてもう一人、2025年5月に出産予定の子どもが妻のお腹の中ですくすく育っています。妻とは24歳差の夫婦です。
自分の父親も含めて、現在は4人で暮らしています。
■飲食店を始めたきっかけ
今から20年前、土木作業員だった僕に、弟からやきとり屋でもやるか?の一言から、第2の人生がスタートしました。
キッチンカー「やきとり たぁちゃん3号車」で、八雲町の役場前で営業をスタート。
弟が社長、自分は店を任されました。
その年の12月にキッチンカーから店舗営業へ。同じく以前土木作業員だった弟と二人で店の基礎工事をして、お金をかけずに自前で作った店舗でした。
それから3年、伊達市、函館市、登別市、苫小牧市、室蘭市、さらに札幌ススキノと8店舗まで増えていきました。
自分は八雲本店から伊達店に移り、2016年に独立しました。
Instagram▶︎tonboeee
2024年9月26日 0時30分。自分の営んでいた「炭火やきとり とんぼ」が火災で全焼しました。
これまでも何度も「困難」はありましたが、その都度なんとか乗り越えてきました。
しかし、今回のように、全てのものを一瞬で失ってしまうという経験は、言葉では言い表せません。
しばらくの間は途方にくれましたが、このままで終わるわけにはいかない。
これまでたくさんの方がお店を支えてくれたこと。
火事を出した時に迷惑をかけたにもかかわらず、逆に励ましをいただいたこと。
そして、生まれてくる子供のためにも、一念発起することにしました。
●解体費用弁償 420万円 (内、火災保険より280万円は支払済)
●新規店舗 改装費用・設備費 900万円
●厨房機器購入 300万円
●備品費 150万円
合計 1490万円
再建にかかる費用がとても大きく、不安な気持ちもあります。
しかし、応援してくださる温かな声を胸に頑張っていきます!
皆様からいただくご支援は、リターンにかかる費用、サイト手数料を除き、全て再建費用に充てさせていただこうと考えています。
一応、目処として、ファーストゴールは200万円と設定いたしました。
どうぞ、ご支援よろしくお願いします。
15年以上の焼き鳥店勤務から、50歳で夢の独立。
「炭火やきとり とんぼ」をオープンしたのは2016年1月1日。
店名の由来は、長渕剛のファンであり、自分も常に熱い男でありたい、常に挑戦する人間でありたいという意味があります。
お客様に喜んでいただけるように、全国各地のプレミアムな日本酒や焼酎を取り揃え、焼き鳥だけではなくサイドメニューやオリジナルメニューを豊富にしました。
そんな日々の仕事にやりがいや生きがいを感じていました。
●コロナ禍での営業
緊急事態宣言中は、店を開けてもお客さんが来ない日々で、さすがに心が折れ苦しみました。
しかし、そんな中でもマスク集めに奔走し、地元の病院2カ所へ寄付をしたり、お店に来てくれたお客様に配るなどしました。
困っている人を見て、居ても立っても居られない気持ちで始めたことでしたが、感謝の言葉とともに、テイクアウトの需要が増えました。
お店はお持ち帰りのみの営業へシフトし、銀行の融資を受けて、真空包装機と液体急速冷凍機「凍眠」を購入し、とんぼオリジナル冷凍食品販売に力を入れました。
そして、次にキッチンカーの導入を考え、1.5t トラックを購入。自分で換気扇・窓・吸気口をつけてキッチンカーを作り上げました。
更にやきとりにかけてる塩コショーの販売を考えた結果「とんぼの塩」が誕生しました。
そして、冷凍食品販売のために冷凍自動販売機を導入して、守るより攻めの姿勢を崩さずに挑戦し続け、どうにかコロナ禍を乗り切ったのです。
●まさかの火災!店舗も全焼!
2024年9月26日 0時半、帰宅してから1時間半後に店舗で火災が発生しました。
消防車4台が出動し、正面からでは火が消えず、上からの消火活動。 連絡を受けて駆けつけましたが、ただただ茫然と見守ることしかできませんでした。
瞬く間に燃え広がり、地上2階建てが全焼しました。鎮火したのは4時間半後です。
正面から見たところ、建物の外観は大きく崩れていなかったので、もしかしたら機材等使えるものが残っているかな、という淡い期待がありました。
が、消防の実況見分後にようやく入れた店内は、壁、床、天井の一部が無くなり、広がる暗黒の世界。
唯一取り出せたのは、レジ金庫の中にあった、真っ黒になった千円札とだら銭でした。
食器・グラス・調理器具・家具。
オープンから継ぎ足してきたタレ。
お客様から頂いたもの。
これまでの思い出も全て失いました。
●温かな声が届いた
たくさんの方から、温かな言葉や火事見舞いが届きました。
自分たちも、いろんな後始末に必死で、お礼も十分にできませんでした。
この場をお借りして、今一度、感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。
一人では生きていけない。
たくさんの人に支えられているんだ。
そう強く感じました。
前を向かなければ。進んで行かなければという思いで、これまでの店舗の近くに新たに店を構える決意をしました。
●移転オープンの準備をすすめています
新しい店舗は、「伊達市網代町108-3」
旧店舗からほど近い場所に、賃貸契約しました。
店舗の名前を『気まぐれ とんぼ』として、心機一転。
看板もついて、感無量です。ついに、ここまできました…。
新店舗の改装工事が進んでいます。
店舗を入ると右側にカウンター。左側にテーブル席。奥に小上がりを用意しています。
自分も店内に置くポストの色塗りをやりました。
●キッチンカー営業しています
伊達市内や近隣でキッチンカー営業しています。
キッチンカーの中では、妻が自慢の「特製厚焼き玉子」を焼いています。
キッチンカー営業日については、活動報告にてお知らせします。
●全焼した旧店舗の解体も終了しました
■ \とにかく応援/
全額店舗の再建費用に充てさせていただきます。
■お礼の気持ちを直接伝えたい!店舗で使えるお食事券等
応援してくださる皆様に、直接お顔をみてお礼を伝えたいです。
「お食事券」や自慢の「たまご焼き券」「室蘭やきとり券」を用意しました。
■とんぼの味を全国にお届け
遠くの方には、「とんぼ」の味を全国にお届けします。
<冷凍品>
冷凍凍結機「凍眠」を使い、通常の空冷式の急速冷凍よりもさらに早く冷凍させています。
<とんぼの塩>
オリジナル調合したとんぼの味です。
■スタッフ着用の限定商品
スタッフが着用・使用する「 Tシャツ 」「パーカー」「フェイスタオル」「バスタオル」をリターンに設定しました。
※パーカー以外は準備中ですので、近いうちに追加します!
地域の企業とのコラボリターンも検討中です!お楽しみに!
2025年3月10日 クラウドファンディングスタート
2025年4月 『 気まぐれ とんぼ』オープン
2025年5月25日 クラウドファンディング終了
2025年7月 リターン発送・店舗での受取開始
心温まる応援メッセージをいただきました。いただいた順に掲載します。
皆様からいただいたメッセージ、とても嬉しく拝見しました。
本当にありがとうございます!
店舗が全焼してからこの再建まで、本当にたくさんの方々から助けていただき、ここまで来ることができました。
皆様から「思い出の味だった」「再建頑張ってください」「まってますよ」とたくさんの応援や温かい言葉をいただきました。
再建を目指す私たちにとって、とても大きな活力となっています。
現実はなかなか厳しく何度も再建を諦めることも考えましたが、やっぱりお客様のあの笑顔をもう一度みたい!応援してくださっている皆様の期待に応えたい!その一心で走ってきました。
私たちから皆様にできる恩返しは、皆様に愛していただいた「とんぼの味」をお届けし続けることだと考えています。
また1から、皆様の期待に応えることができるよう精一杯がんばります。
皆様一緒に、これからの「とんぼ」の歴史を作り上げていただけると幸いです。