さいたま市の子ども食堂が能登で「出張子ども食堂」を開催します!食事の提供だけでなく、遊び場なども設け、みんながほっとできる場を作ります。これからも能登の応援は続けていく!そして私たちはどこで災害が起きても駆けつけられる出張子ども食堂チームとして活動の幅を広げていきます!応援よろしくお願いします!
プロジェクトページをご覧になっていただきありがとうございます。
さいたま市子ども食堂ネットワーク代表の本間香と申します。
右から2番目が本間です私たち一般社団法人さいたま市子ども食堂ネットワークは、さいたま市内約50の子ども食堂で構成され、行政や企業との連携から寄付された食材を子ども食堂へ配布するなどの役割を担っています。また、新しく子ども食堂を立ち上げたい方へのアドバイスや、誕生した子ども食堂の運営サポート、そして運営者が共に学ぶ機会の提供などを通して、子ども食堂の発展に向けて日々活動しております。
スローガンは「みんなで考え・動き・助け合う!」です。
今回、私たちはさいたま市を飛び出し、昨年に引き続き能登半島地震で被災した地域で第2回「出張臨時子ども食堂」を開催したいと思います!
復興の最中である能登地域では、地域内での子ども食堂の開催はなかなか難しく、子どもの居場所や多世代交流の機会も減っている状況です。
そんなときこそ「みんなで考え・動き・助け合う!」の精神で、地域外の私たちがうかがうことで、被災地の皆さんに元気になってもらいたいと思っています。
私たちがこれまで培ってきた経験やネットワークを活かし、さらにそれを発展させて出張子ども食堂を開催できるようになれば、今後起こりうるだろう災害支援にさらに活かせると考えています。
ぜひ皆様のご支援の程、よろしくお願いいたします。
今回のプロジェクトでは特別チームを組み、2025年6月に能登地域、具体的には輪島市で出張子ども食堂を開催します。
キッチンカー3~4台の他、トラック数台とボランティアスタッフ約50名のチームで物資を運び、現地で食事の調理、提供を行います。
当日食べる食事だけでなく、お米や食材、生活用品なども配るとともに、子どもの遊び場やハンドセラピーのコーナーも設け、子どもも大人もリラックスして楽しみ、交流してもらえるような場を作ります。
※写真は昨年5月に開催した第1回臨時子ども食堂in能登町の様子
1stゴールとして目標300万円で輪島市、2ndゴールとして目標500万円達成できたら能登町でも開催したいと思っています!
私たちは昨年の能登半島地震を受け、何かできることはないかと考え、まず2024年3月「靴下大作戦」というプロジェクトを行いました。
「靴下大作戦」とは、4月の新学期に向けて、被災地の子どもたちに新しい靴と靴下を届けるプロジェクトでした。
子ども食堂に参加する子どもたちに、新品の靴下を持ってきてもらうよう呼びかけ、そこで集まった靴下と、助成金を活用して購入した靴をセットにして被災地に送りました。
3月下旬能登町役場でお渡し
私たちとしては子ども食堂に来る皆さんに協力を募るという、新しいチャレンジでしたのでうまくいくかどうか不安な気持ちもありました。
1000足くらい集まるといいなと思っていましたが、想像を遙かに超える多くの方に協力していただき、なんと2100人分の靴下が集まりました。その靴下にむすびえ助成金で購入した靴1350足、浦和レッズ様のマフラータオル、大宮アルディージャ様のレッグウォーマーを足し、被災地に届けることができました。
一人ひとりの力は小さくても、みんなの力を合わせれば大きな力になるということを実感した出来事でした。
また、2024年5月には能登町で臨時子ども食堂を開催しました。
ケンタッキーフライドチキン様に寄付いただいたチキンを使ったパエリア600食を提供し、食材や生活用品のパントリー、ハンドセラピーや輪投げコーナーなど、食事をするだけでなく、そこでほっとする時間、交流の時間を過ごしてもらえるような場を作りました。
ボランティアスタッフとして駆けつけてくれた埼玉栄高校の生徒さんによる駄菓子カフェの様子
1日限りの開催でしたが、子どもから高齢の方まで500名以上の方にお越しいただき、多くの笑顔と喜びの声をいただくことができました。
そして、この活動をきっかけに、能登町に新たに子ども食堂が誕生しました。
能登町役場の職員さんのご紹介で臨時子ども食堂のことを知り、お手伝いに来てくださった浜中さんが、「能登町に子ども食堂を立ち上げたい」ということで、設立のアドバイスをさせていただき、「宇出津キッズ見守りハウス」が9月にオープンしました。
昨年9月のオープン当日は私たちも食材などの物資を持って現地に駆けつけ、運営のお手伝いをさせていただきました。
私たちの活動をきっかけに、地域の方が子ども食堂を立上げ、継続的に活動してくださることは本当に嬉しい限りです。
地震発生から1年が経っても能登の応援は続けていく姿勢を見せたい。能登の人たちにさいたま市の人たちはまた来てくれるんだと思ってもらいたい。
そして、さいたま市の方々からも「次はいつ行くの?」「今度は私も一緒に行きたい!」という声をいただくようになったこともとっても嬉しく、みんなのその気持ちを花開かせたいという想いもあり、また能登地域で出張子ども食堂を開催しようと決意しました。
私たちさいたま市子ども食堂ネットワークでは、設立当初から防災の取り組みを行ってきました。
子ども食堂がなぜ防災の取り組みを?とよく聞かれますが、それには理由があります。
さいたま市は都内通勤者が多く、災害が発生した際に帰宅できない保護者が多数出ることが想定されます。
すると、家にいる子どものみで食事などの対応をすることや、場合によっては子どものみで避難所に避難することもあり得ます。
そういったことを想定して、事前に考えておくこと、体験しておくことはたくさんあります。
食べることは生き延びることに大きくかかわります。
いつも一緒にご飯を食べたり話したりする子どもたち、一人一人が生き抜く力を身につけてほしい!
これが子ども食堂が行う【防災】の意義です。
そして私たち子ども食堂運営者は、そういった災害時にも力になれる存在でありたいと思っています。
このプロジェクトによって、能登の皆さんに少しでも元気になってもらいたい。
また、それを通して、どこで災害が起きても私たちが駆けつけて子ども食堂を開くことができる力を身につけたい。
それがこのプロジェクトで実現したい未来です。
そのためにはまだまだ多くの方や企業のご協力が必要です。
どうぞご支援のほど、よろしくお願いします!
浦和レッズ ホームタウン本部 課長
森 俊之様
昨年1月に起きた能登地震の後、私たちサッカークラブにも何かできないか模索していた中、さいたま市子ども食堂さんからお声掛けいただき「靴下大作戦」に参加させていただきました。(その時はタオル1,000枚の寄付と仕分け作業のお手伝い)。
浦和レッズは2011年に発生した東日本大震災以降、日本各地で起こった様々な自然災害に、国連やファン・サポーターの皆さんとともに支援活動を行ってきました。現地に赴くこともありましたが、募金活動による支援が大半です。
今も募金活動を続けていますが「能登を支援してほしい」という声をよく聞きます。ニュースを観ていても復興復旧は、まだまだ道半ばと感じます。
「支援」と口にすることは簡単ですが、子ども食堂さんのように実際に現地へ出向いて支援するのは、簡単なことではありません。その想いと行動力には、ただただ感服するばかりです。
これからも「オールさいたま」で力を合わせて取り組んでいきましょう!
宇出津キッズ見守りハウス
浜中 淳子様
昨年5月にさいたま子ども食堂ネットワーク様が、能登町で臨時子ども食堂をされると聞き、紹介していただきお手伝いに入らせていただきました。
子ども食堂に来てくださった方々から「ありがとう」と声をかけてもらい、嬉しかったです。
その頃私は子ども食堂を立ち上げたいと思っていましたが、どう動いてどう始めたらいいのか分からずにいました。
本間さんにお話しを伺ったところ、「一緒にしてくれる人を探すこと」、「場所を決める事」、「開設日を逆算しこの月に始めると決めて行動する事」など、いろんなアドバイスをもらいました。
場所は自宅でしようと決め、改装を始めた時に、9月7日にかき氷をそちらでしましょうとおっしゃって下さり、オープン日を決めました。
オープン初日は朝から不安でいっぱいでしたが、応援に駆けつけていただき、いっぱい声をかけてくださり、沢山の物資支援をしてくださり、本当に感謝しかありませんでした。
皆さんのおかげで沢山の方々に来ていただき、喜んでいただくことができました。
さいたま市子ども食堂様との出会いがなければ、子ども食堂は出来ていなかったと思います。
その後も支援物資を届けてくださり、オープン後の大変なときにも応援に来てくださった事に涙があふれ止まりませんでした。
今もその気持ちは変わらず、出会いに感謝の一言しかありません。
本当にありがとうございます。
能登で第2回出張子ども食堂を計画してくださっていることを伺い、とても嬉しいです。
この活動を多くの方に知っていただき、応援していただけたらと思います。
<スケジュール>
3月3日 クラウドファンディング開始
3月31日 クラウドファンディング終了
6月上旬 出張子ども食堂in能登開催
7月上旬 活動報告会実施
<資金の使い道>
交通費(ガソリン・高速代)・宿泊費:約100万円
食材費:約100万円
パントリーの品:約100万円
子ども食堂の力は微力で些細なものです。
温かいご飯を1人でも多くの子どもたちに、おなかいっぱい食べてもらいたい。
そんな思いで始めた『おじちゃん・おばちゃんたちのおせっかい』です。
ですが、そんな小さな力も集まると思いもよらぬ風をおこします。
昨年の能登震災をうけ、私たちにできることはないか?と考えて早1年。
この風は大きく成長しています。
時に激しく。時に穏やかに。時に隅々にまでも。
どうぞ皆様のお力を貸してください。
子どもたちのために、災害に会われた方たちのために、一緒に一歩を進めていただけませんか?
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。