Entina Garden
循環型農業のシンボルとして自然との共生を表現。三宅島で黒烏骨鶏との循環型農業に取り組む「Entina Garden」は、ブランドの価値をより明確に伝えるため、新たにロゴマークを制作しました。
ブランド刷新にあわせて、栽培期間中化学農薬・化学肥料・除草剤不使用で育てた「パッションフルーツ」に込めた想いや背景を、第二弾プレスリリースとしてお届けします。
ロゴについて
皆様に長く愛されるブランドを目指し、普遍的な落ち着きのある配色を採用。
黒烏骨鶏の羽モチーフのデザインこのたび新たに制作したロゴは、「自然・循環・手仕事」をテーマに、誠実なものづくりの姿勢を視覚的に表現したものです。
モチーフとなっているのは、当園の循環型農業に欠かせない存在である黒烏骨鶏の羽。
三本の羽根は、
・自然
・循環
・手仕事
この三つの柱を象徴しています。
それぞれが束ねられることで、支え合いながら続いていく「持続可能な農」のあり方を表しています。
また、「三本」にこだわったのには理由があります。
舞台である三宅島の“3”という数字、そして園主が三女であること。さまざまな“縁”を感じる「3」に想いを重ね、羽根を3本束ねることで、人と人とのつながりや自然と共に生きる営みを表現しました。
ブランド名「Entina Garden」の由来
“Entina”とは、園主の三人の子供の名前を一纏めにしたものです。園主の大切な物の象徴として屋号に“Entina”を入れ、愛情込めて栽培、生産した物を大切な人へ、そして皆様へという思いが込められています。
家族の健康を願う想いから始めた“自然栽培”を、あなたの食卓にも──南国の味わい“パッションフルーツ”
三宅島の自然と手仕事が育てた、特別なパッションフルーツ。化学農薬・化学肥料・除草剤を使わず、黒烏骨鶏との循環型農業で育てた「台農一号」という品種のパッションフルーツです。──家族の健康を願う想いが、こだわりの果実を育てました。
果実にキズがつきにくく、実にしっかり日光が当たる「棚仕立て」で栽培している風景。
東京都三宅島にある「Entina Garden」では、黒烏骨鶏の鶏ふんを活用した循環型農業により、南国の甘い香りと酸味がぎゅっと詰まった完熟パッションフルーツを栽培しています。
富士山のように美しい円錐形のシルエットの三宅島。成層火山(せいそうかざん)の火山島。
◆ 三宅島とは?三宅島(みやけじま)は、東京・竹芝桟橋から約180km、伊豆諸島に浮かぶ自然豊かな火山島です。黒潮が流れ込む温暖な気候に加え、火山由来のミネラルを含んだ土壌、潮風が育む生命力にあふれた農地。人口約2,000人、観光地としても知られていますが、近年では農業にも注目が集まっています。
この自然環境を活かし、Entina Gardenでは持続可能な農業と向き合っています。
◆ 農薬を使わない理由。それは「家族の健康」から始まった
「自分の親、家族には、安心して食べられるものを届けたい」
園主・中嶋慶は、癌既往歴を持つ両親のため、化学農薬や化学肥料を使わない自然栽培にこだわるようになりました。
実際、慣行農業では「出荷用」と「自家消費用」を分け、家族には無農薬野菜を用意するケースもあります。
当園では「家族に食べさせたいものだけを育て、それをそのまま販売する」農業を目指しています。
栽培品種は赤玉系の「台農一号」
◆ 三宅島でしかできない台農一号の栽培Entina Gardenで育てるのは、甘みの強い台湾生まれの品種「台農一号」。
沖縄や奄美では暑さに強い「ルビースター」が主流ですが、酸味が強く、品種本来の甘さは控えめです。
台農一号は、気温が33度を超えると花がつきにくくなるため、気候が穏やかで夏も涼しい三宅島だからこそ育てられます。
さらに、火山性土壌と豊富なミネラルを含む潮風が甘みと酸味のバランスが取れた果実を育てることができます。
◆ 黒烏骨鶏とつくる、持続可能な循環型農業
農業は農業だけでは完結せず、畜産もまた同じ──
Entina Gardenでは、黒烏骨鶏の堆肥を活用した循環型農業を実践し、持続可能な農業の実現を目指しています。
また、当園では黒烏骨鶏の鶏ふんに加え、餌にあげている三宅島産の魚の残さも使用し、アミノ酸を豊富に含んだ堆肥を土づくりに活用。この方法は、環境負荷を抑えつつ、土壌を豊かにし、その結果、自然のリズムを尊重しながら、肥沃な土壌を保ち、パッションフルーツ本来の香りと味を最大限に引き出しています。
添えているのは葛の花。三宅島に自生する季節の食べ物も餌としてあげています。
黒烏骨鶏のオス。
◆ 手仕事の積み重ねが味をつくる
果実の袋がけ、収穫、測量、ヘタ切り、拭き上げに至るまで、すべての工程を手作業で行います。
ひとつの果実が収穫されるまで、1年以上の時間と手間がかかりますが、その分だけ、味と香りの深みは格別です。
実に均一に光が当たるように手作業で花柄を除去していきます。この時の作業で爪がひっかかるとキズがついてしまうのでとても神経のいる作業です。数をこなさないといけないので、スピードと丁寧さが求められます。
実が熟して落下する前に袋がけをします。この作業も全て手作業です。
袋出し、ヘタ切り、測量。この作業中もキズが付かないように注意をしながらしていきます。
◆ 果実そのままの美味しさを閉じ込めて
こうして一年かけて完熟したパッションフルーツは、新鮮なうちに凍結加工し、ひとくちサイズのキューブに。
ヨーグルトや、そのままスイーツ感覚で楽しむこともできます。
冷凍だからこそ、一年中好きなときに、南国の香りを味わえます。
ヨーグルトにトッピング。季節のフルーツとマヌカハニーを添えて。
パッションフルーツスムージー
【1~2人分】できあがり約250g
・パッションフルーツキューブ 2個分(約30g)
・豆乳ヨーグルト 50g
・アーモンドミルク 50g
・バナナ 1/2本(約30g)
・りんご 1/8個(約35g)
・ゴールドキウイ 1/2個(約55g)
材料を全て合わせてハンディーブレンダーでミックスする。フルーツは同じ分量だけパイナップルやマンゴーに代用しても可。
ワンポイント:ブレンダーで種を細かくするとカリカリとした触感で美味しくなります。
アイスクリームにトッピング
パッションフルーツには、健康的な生活をサポートするさまざまな栄養素が含まれています。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ビタミン、β-カロテン、ナイアシン、葉酸、ピセアタンノール、食物繊維等
参考文献
▼【ご案内】オンラインで応援購入が可能です
本商品は現在、クラウドファンディングサイト「マクアケ」にて応援購入を受付中です。
完熟パッションフルーツ果肉(冷凍キューブ 160g/10個入):税込4,000円
販売期間:~2025年5月30日まで(在庫がなくなり次第終了)
【農園情報】
Entina Garden(エンティナガーデン)
所在地:東京都三宅島
園主:中嶋 慶(東京農業大学卒/三宅島パッションフルーツ生産部会会員)
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