J-REIT物件情報の横断検索ができる「estie J-REIT」に取引事例の検索機能を追加

株式会社estie
価格の妥当性評価や出口戦略の検討をよりスムーズに

日本最大級の商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を中心に複数のサービスを提供する株式会社estie（本社：東京都港区、代表取締役：平井 瑛、以下「estie」）は、 J-REITが保有する物件情報を横断的に検索・分析できるサービス 「estie J-REIT」に、新たに取引事例単位で検索できる機能を追加しました。本機能により、取得・融資対象物件と類似する取引事例を、取引価格やキャップレートなどの条件で横断的に検索することが可能となり、価格の妥当性の検討や出口戦略のシミュレーションといった実務において、より精度の高い意思決定を支援します。本機能は、ベーシックプラン（有料）とフリープラン（無料）の両プランで利用が可能です。
「estie J-REIT」サービスサイト：

■新機能開発の背景
「estie J-REIT」を日々利用していただいているお客様より、不動産の取得や融資を検討する際に、「類似物件の直近の取引事例が知りたい 」「特定エリアの最新のマーケット動向を把握したい 」といった声が寄せられていました。物件の評価や取得・売却の判断を行う際には、過去の取引実績を的確に把握することが意思決定の精度を高める上で重要な要素となり、物件単位の情報だけでは取引のタイミングや価格条件といった詳細な比較が難しい場合があります。
そこで、物件情報を起点とした網羅的な検索・分析機能に加え、個別の取引単位で絞り込むことができる新機能を開発しました。
■取引単位での検索機能の概要
不動産投資、融資判断、鑑定業務など、専門性の高い以下のような実務シーンにおいて、「物件」と「取引」の双方の視点から事例を多角的に捉えることが可能になります。
取得対象物件に類似する事例を比較し、投資の妥当性を判断
近接エリアや同用途・同規模の物件における直近の取引実績を参照することで、近接エリアや同用途・同規模の物件における直近の取引実績をもとに、対象物件が投資対象として適切かを判断するためのデータを得ることができます。
類似物件の譲渡価格や取引時のキャップレートなどから、出口戦略をシミュレーション
過去に譲渡された類似物件の価格推移や利回りの傾向を把握することで、将来的な売却時の収益性や回収可能性の見通しを立てることができます。

取引単位の検索イメージ

■データ更新体制の強化
日々の業務で活用される情報の信頼性向上に向けて、データの更新体制も継続して強化しています。取引検索機能の追加に合わせ、より即時性の高い情報提供を実現すべく、投資法人の適時開示発表から最短5営業日以内に開示データを反映する運用を開始します。
■「estie J-REIT」
「estie J-REIT」は、J-REITが保有する物件に特化した、不動産取得・運営の意思決定を支援するサービスです。投資法人が保有する全国6,000件以上(※1)の物件をエリアや竣工年、賃貸可能面積などの建物情報に加え、取引価格、キャップレートといった取引情報などの条件で横断的に検索し、地図上に表示することができます。また、各物件のキャップレートや鑑定評価額などの決算データを時系列に閲覧でき、多角的な視点でマーケットを分析することが可能です。
ベーシックプラン（有料）と、無料でご利用いただける「estie J-REIT フリープラン」(※２)
の2種類を用意しています。「estie J-REIT フリープラン」は、サービスサイトから簡単に登録でき、すぐに利用を開始していただけます。
サービスサイト:

※1 J-REIT保有中の物件に加えて、譲渡済み物件の合計数
※2 決算情報の閲覧が直近四期に制限、データ出力の制限など一部機能制限があります。

株式会社estie
estie（エスティ）は、「産業の真価を、さらに拓く。」をパーパスに掲げ、不動産業界全体のデジタルシフトとコアビジネスの高度化および効率化を推進しています。不動産デベロッパーや機関投資家向けに、日本最大級の商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」や「estie レジリサーチ」、「estie 物流リサーチ」、業務支援ツール「estie 案件管理」などの多角的なサービスを展開。また、不動産データとAIを活用し、専門知識を持つプロフェッショナルが戦略立案・業務改革支援を提供しています。

【会社名】株式会社estie
【所在地】東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト4F
【代表者】代表取締役 平井 瑛
【設立】2018年12月
【コーポレートサイト】

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