【福島の銘酒と出会う】日本酒を楽しむ、角打ち "矢吹酒店"

2025.03.18 10:10
株式会社 矢吹量一酒店
福島の老舗酒屋の新しいカタチ "角打ち酒店”として再出発

大正時代創業の老舗酒店である矢吹酒店(福島県いわき市)は、人生を豊かにする日本酒文化の存続を願い、美味い銘酒を知っていただく古くて新しい「角打ち」を開始しました。

近年の日本酒は、精米技術の向上・酵母の多様化と培養技術の進歩・酒造設備の進化で、品質が格段に向上しています。杜氏が意図した酒を造れる環境が整い、フルーティで爽快な酒からコクのあるふくよかな酒まで、様々なジャンルで銘酒と呼べる新しいお酒が生み出されています。

物価の高騰などでお酒の楽しみを得る機会が減ってきている昨今ですが、美味しくなった銘酒に触れると共に、日本酒の歴史や世界観を多くの人々に楽しんで頂きたいという想いがあります。
酒類の販売を生業としてきた老舗酒店が、市場の縮小でお酒の販売機会減少に悩む醸造家と、日本酒の新しい魅力に触れる場を失った人々を繋げるため、お酒の販売と提供方法を見直し、角打ち酒店としてサービスをあらたにする挑戦です。
 リニューアルした福島の老舗酒屋 "角打ち 矢吹酒店"
試飲とお酒が楽しめる新しい酒屋として再出発

物価高で消費者のお財布が固く、苦境に立たされる日本酒の酒蔵
原材料費の高騰、水道光熱費の値上げ、物流コストの増加-。様々な要因が重なり、日本酒業界は厳しい状況に直面しています。消費者は実質所得の減少で、特に嗜好品である日本酒への支出は抑制傾向にあります。
福島県の酒蔵は、東日本大震災からの復興を果たし、さらに技術革新によって品質を飛躍的に向上させてきました。しかし、せっかく造り上げた銘酒も、消費者の目に触れず手に届かなければその価値は埋もれてしまいます。
「素晴らしい日本酒が造られているのに、それを飲める機会がない」-そんな状況を何とか打開したいという思いから、
長い歴史と伝統を誇る地元の酒蔵
福島の豊かな田園風景、この景色が続きますように。

「"今"の日本酒の魅力を知ってもらいたい」老舗酒店が作り手と消費者、双方の架け橋となるべく挑戦へ踏み出す
福島県は日本酒の名産地として名高く、県産酒は日本酒鑑評会でも幾度となく上位入賞を果たしてきました。矢吹酒店は大正時代の創業以来、この地で酒販店を営み、地元の銘酒と共に歩んできました。
かつての日本酒は「辛口」「甘口」という単純な分類でしたが、今や造り手の意図によって多様な香りや味わいを持つ銘酒が生み出されています。フルーティな香りを楽しむもの、米の旨味を引き出したもの、食中酒として楽しむもの-それぞれの個性を持つ逸品が揃っています。
このような日本酒の進化と多様性を、より多くの方に知っていただきたい。そして、造り手の思いと飲み手の喜びをつなげる架け橋になりたい。そんな思いから、私たちは日本酒の販売と提供方法を見直すことにしました。
リニューアルオープン時はクラウドファンディングにも挑戦!

角打ち酒店として提供価値を考え直し、たどり着いた「調和」という答え
角打ちとは本来、酒屋で購入したお酒をその場で飲める場所のこと。しかし私たちは、単に「飲める場所」ではなく、「日本酒と出会い、理解を深める場所」としての角打ちを目指しました。
店内に設えた一枚板のけやきテーブルは、人と人、人と酒が調和する場となっています。スタッフが丁寧にお酒を提供しています。さらに、日本酒の季節感や酒造りの背景知識も交えながら、銘酒の魅力をより深く味わっていただけるよう心がけております。これは単なる「飲む場所」ではなく、日本酒文化との「調和」を体験する場なのです。
店内に設置された一枚板の ”けやきテーブル”

素晴らしき福島の日本酒を多数ラインナップ
当店では福島県内の名だたる酒蔵の銘酒を多数取り揃えております。季節限定品や蔵元直送の希少酒など、市場ではなかなか出会えない逸品もご用意しています。
冬の時期には新酒「しぼりたて」の爽やかな風味、これからの季節は春酒もご堪能いただけます。秋には「ひやおろし」が旬。夏を越して熟成された深い味わいをお楽しみいただけます。
さらに、日本酒をより深く知り、楽しんでいただく、きき酒会などを積極的に設けております。
ズラリと並んでいる福島の銘酒

飲んでみてからお酒が買える、古くて新しいスタンダード
「飲んでみなければ、本当の良さはわからない」-これは日本酒に限らず、多くの嗜好品に共通することです。私たちのお店では、おちょこ一杯の少量から角打ちでも様々な銘酒をお試しいただけます。
気に入ったお酒は、瓶で購入することもできます。自宅で楽しむもよし、贈り物にするもよし。一度試してから選べる安心感は、お客様から高い評価をいただいております。
この「飲んでみてからお酒を買うスタイル」は、実は酒屋の原点でもあります。デジタル化が進む現代だからこそ、五感で確かめて選ぶという古き良き購買体験の価値が見直されています。
おちょこ一杯で物足りない方は、60mlからの角打ちサービスでも楽しめます。

お客様の「美味しい」の声
「こんな日本酒があったのか」「今まで日本酒が苦手だと思っていたけど、こんなに美味しく飲める」-そんなお客様の声が、私たちの何よりの喜びです。
特に嬉しいのは、若い世代や女性のお客様から「日本酒の印象が変わった」というお言葉をいただくこと。これまで日本酒に馴染みがなかった方が、銘酒との出会いを通じて日本酒ファンになっていく瞬間を見られることは、この仕事の醍醐味です。
また、地元の常連様からは「福島の誇りを感じる」といった声もいただいています。地域に根差した文化を守り、発展させていく-そんな使命感を改めて実感する瞬間です。
春のお酒メニューに変わった矢吹酒店の角打ち。おすすめと合わせて常時約50銘柄が楽しめます。

「地球の歩き方」に掲載
この度、当店は旅行ガイドブック「地球の歩き方 みちのく」にも掲載いただきました。福島を訪れる観光客の方々に、地元の銘酒文化を体験していただけることを光栄に思います。
実際に、掲載された後は「福島の日本酒を知りたい」と県外からご来店されるお客様も多数いらっしゃいます。地域の魅力を発信する一助となれることは、私たちにとって大きな喜びです。
日本酒文化を通じた交流の輪が、福島から全国へ、そして世界へと広がっていくことを願っています。
最新の地球の歩き方 ”みちのく”2025-2026 に掲載されました!

日本酒の美味しさで、人生を豊かに彩ってもらいたい
日本酒には、日本の風土と文化が凝縮されています。季節の移ろいを感じる味わい、地域ごとの個性、造り手の哲学-それらすべてを堪能できる奥深さがあります。
私たち矢吹酒店は、そんな日本酒の美しさを通じて、皆様の人生に小さな豊かさをお届けしたいと考えています。日々の喧騒を忘れ、一杯の銘酒に心を寄せるひととき。そこには確かな幸福があります。
私たちはこれからも福島の銘酒の魅力を発信し続けます。日本酒文化の発展に貢献できれば幸いです。
日本酒の冷蔵ショーケースには自慢の福島の銘酒が並びます。


会社概要・お問い合わせ先
社名:株式会社 矢吹量一酒店
創業:大正時代
代表取締役:矢吹伸二
本社所在地:福島県いわき市平六町目2−9
連絡先:info@sake-yabuki.com

<自社HP>

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