貧困層のギニアの子どもたちに音楽と温かい食事で希望を届けたい!

2025.01.30 04:45
マラリアで命を落としたミルー君を偲び、2月に追悼コンサートと子ども食堂を実現します!
山崎剛司 挨拶
こんにちは、NPO法人一期JAM理事長山崎剛司です。この度は、私たちのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。
これまで国内でジャンベを通じて文化交流活動をしてきました。ジャンベが日本に伝わり40年あまり。先人の努力の甲斐もあり、今では日本国内で多くの場所でジャンベを触れる機会が増えました。
日本では多くの子ども達が恩恵を受けられる一方でルーツとなるギニアでは文化継承がままらない現状があります。
『日本とギニアの子ども達が笑顔が溢れる社会にしたい!!』
これを使命としてギニアでは貧困層の子どもたちの為の無償音楽教育プロジェクトを実施し、夢と希望を届けていきたい考えています。
今回、ギニアで「こども食堂」を開設し、食の支援を行うと同時に、プロジェクトで支援している子どもたちの夢である「ミルー君追悼コンサート」を開催します。この活動を未来へ繋げるため、皆さまのご支援が必要です。
どうか、子どもたちの笑顔と夢を一緒に支えてください。よろしくお願いいたします!
ギニアからこんにちは
こんにちは。私はアフリカ・ギニア共和国で活動するバー由美子と申します。ギニア政府認定のNGO「Ichigo Jam Guinée」の代表として、貧困に苦しむ子どもたちに無償で伝統音楽の教育を届ける
を実施しています。
この活動では、音楽を通じて自立を支援し、ギニアの伝統文化を未来へ継承することを目指しています。さらに、「子ども食堂」を運営し、子どもたちに栄養豊かな食事を届けることで、心と体の両面を支える必要があると考えるようになりました。
この活動を始めたきっかけ
ギニア発祥の伝統楽器「ジャンベ」は、人々をつなぎ、心を育み、未来を切り拓く力を持つ素晴らしい楽器です。
私はジャンベとの出会いをきっかけに、2010年に家族とともにギニアに移住しました。それから14年、貧困や教育の欠如、そして将来への希望を失う子どもたちなど、厳しい現実を目の当たりにしてきました。しかし、そんな中でも、ジャンベを叩きながら夢を語り、希望を紡ぎ続ける子どもたちと出会い、「ギニアの音楽を愛する子どもたちの力になりたい」と、心の底から思ったのです。
「音楽と食、そして良いコミュニティが、子どもたちの未来を救う」そう信じて、彼らとともに新たな未来を目指し、日々奮闘しています。
私たちが取り組む課題〜ギニアの現状と子どもたちの厳しい生活〜
みなさんは、「ギニア」という国にどんなイメージをお持ちでしょうか?
ギニア共和国は、西アフリカに位置する豊かな天然資源を持つ国です。しかし、その恩恵は国民に届いていません。政情不安やインフラの未整備、医療の不足により、多くの家庭が貧困に苦しんでいます。特に影響を受けているのは、未来を担うはずの子どもたちです。
貧困が生む現実
・10人に1人の子どもが5歳を迎える前に命を落とす。
・栄養不足と医療不足が原因で、多くの命が失われている。
若者たちは、未来への希望を失い、非行やドラッグに走ることも少なくない。
突然の悲劇が日常の一部に
つい最近、私の友人が娘さんを突然マラリアで失いました。彼女は、数ヶ月前に母親を亡くしたばかりなのに……。こうした悲劇が繰り返されるのが、ギニアの現実なのです。
「暇な時間があるとドラッグなど危険な環境に近づいてしまうのでは?」と心配になる環境の子」
「学校に行けず、親にも放置されており、友人宅に居候しているような子」まで......。
私たちが支援する子どもたちも、さまざまな境遇を持っています。このような現状で、音楽に限らず、栄養ある食事も提供し地域社会に貢献したいと思うようになりました。

【クラウドファンディングの3つの目標】
今回のクラウドファンディングでは、以下の3つを目指しています。
①マラリアで急逝したミルー君の追悼コンサート 
昨年、音楽教育プロジェクトのメンバーだったミルー君が、マラリアで突然この世を去りました。彼を慕う仲間たちは、「追悼コンサートを開きたい!音楽の力でミルー君を偲びたい」という強い想いを胸に、練習を重ねてきました。
私たちは、この追悼コンサートを通じて、みんなの想いを音楽にのせてミルー君に届けたいと考えています。
【ミルー君追悼コンサート】
▼日程:2025年2月6日
▼場所:コナクリ、マタン
誰からも愛されていいミルー君。彼のために、地元のアーティストたちも心を込めて演奏します。
② ギニア初の「子ども食堂イベント」の開催
地域の女性たちと協力し、子ども100人分の栄養豊かな食事を届けます。このイベントは、食事の提供だけでなく、音楽を通じた交流や学びの場を作ることを目指しています。 また、食事の前には手洗い指導を行い、衛生面の大切さも伝えます。
【子ども食堂イベント】
▼日程:2025年2月14日 
▼場所:コナクリ
▼内容
・音楽教育プロジェクトの子どもたちによるミニライブ
・日本文化紹介ワークショップ(折り紙や書道体験など)
・ラマダン用食材配給
3月のラマダン期間中は音楽活動が休止となるため、以下の食材を配給し、支援している子どもたちの家庭を支援します。
・米の袋・食用油・砂糖・トマトピューレ缶など③音楽教育プロジェクト、「子ども食堂」の継続運営
支援者の方が、お土産を持って活動見学にいらしてくださいました。
才能ある子どもたちが夢を諦めず、音楽を学び続けられる環境を維持します。さらに、定期的に「子ども食堂」を開催し、栄養ある食事を届けていきます。
必要な費用
・練習場の維持費や楽器の購入・修繕費、その他 運営費
・子ども食堂の会場費、食材費、その他 運営費


具体的な費用例
・1万円で、子ども15名の1日の活動費をまかなうことができます。
・3,000円のご支援で…5名の子どもたちにお肉いっぱいの食事を提供できます。
・5,000円のご支援で…子ども食堂用や食材配分用に、50kgの米袋を1袋購入できます。
・10,000円のご支援で…音楽教育プロジェクト1日分の費用をまかなえます。
・30,000円のご支援で…太鼓ジャンベを1台購入できます。

みなさまへのお願い
音楽と食事を通じて、ギニアの子どもたちに未来への希望を届ける活動を続けていくためには、皆さまの温かいご支援が必要です。
どうか、この活動にご賛同いただき、子どもたちが夢を追い続けられる環境を一緒に作っていただけないでしょうか?皆さまのご協力を心よりお待ちしています。


私たちの活動:子ども・若者が伝統音楽を学び、夢を追いかける機会を!
「ジャンベが好き!音楽が好き!ギニアの伝統を守りたい!」という強い思いを胸に、さまざまな境遇の子どもたちが私たちの音楽教育プロジェクトに参加しています。
私たちは、毎週末、公民館で無料のコミュニティスクールを開き、音楽教育を通じて子どもたちに学びと希望を提供しています。さらに、子どもたちで結成したパーカッショングループ「Bolokan Boka Camara Percussion」は、地域のライブ活動を通じて自分たちの夢を実現しようとしています。
そんな彼らの生き生きとした様子をぜひ知って、ファンになっていただけたら嬉しいです。
プロジェクトでの子どもたちの練習風景
子どもたちのストーリー
太鼓が大好きなセク君
幼いながらも太鼓の腕前は大人顔負けのセク君。将来の夢は、太鼓の先生になること遠く離れた街に住んでいるため、交通費がなければ学びの場に通うのは難しい状況です。でも、このプロジェクトで交通費が支援されており、安心して練習に励むことができています。
ダウダ君 
「僕は太鼓が叩きたいんだ!太鼓は僕らの夢と希望なんだ!」
画像キャプション

知っていますか?「ジャンベ」は、ギニアでの一年分のお給料と同じくらい高価な楽器なのです。そのため、多くの才能ある子どもたちが、夢をあきらめざるを得ない状況にあります。
私たちはこれまで、楽器をそろえたり、コンサートに参加するための資金をなんとか工面し、活動を続けてきました。でも、1日の活動費用(食費や交通費など)は約1万円もかかり、今は大赤字の状態です。
それでも、「音楽」と「ギニアの文化」が子どもたちにとって希望の光になると信じ、この活動を続けているのです。
モハメッド君を中心に、青年メンバーが小さな子どもたちへの音楽指導も行っています。みんなで仲間を支えながら、それぞれが夢に向かって努力し続けています。
ジャンベだけでなく、西アフリカの伝統楽器「コラ」や「バラフォン」などの楽器も学びます。

今までの成果
国際ジャンベフェスティバル出演:プロジェクトの子どもたちがギニア政府主催の大舞台で演奏し、大きな喝采を浴びました。
在ギニア日本大使館公邸での演奏:子どもたちが在ギニア日本大使館主催の新年会にて、演奏を披露する機会をいただきました。
加藤大使様と記念写真を撮影させていただきました。
【ご支援の使い道】
■ミルー君追悼コンサート開催(場所代、広告代、出演料、人件費、交通費、食材費、準備・練習代、その他運営費など):約40万円
■子ども食堂(場所代、材料費、備品料、人件費、その他 運営費など):約10万円
■ラマダン食材支援(米袋、食用油など):約10万円
■プロジェクト活動継続費:約140万円
合計:約200万円
応援コメント
花香ヘデンストロム みゆき様
一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構
事業総括ダイレクター
先日、由美子さん主催のギニアツアー(
)で人生初ギニアへ行き、子供たちのジャンベ演奏を生で見て体験してきました。生まれながらにこのリズムが全員染みついているのかと思うほど息がぴったりで本格的な演奏でした。目をキラキラさせて叩いている笑顔と、心の奥まで響くような太鼓のうねりに自然と涙が出たことを私は一生忘れません。たまたま貧しい地域や家庭に生まれたからと言って、子供が遊んだり学んだり夢を持ったりする権利を奪われることがあってはならないと思います。どうかこの音楽教育を通じて、一人でも多くの子供が夢を持ち人生の幅を広げる機会に恵まれますように。
最後に
私の想い—息子と子どもたちの姿を重ねて
私は二人の子どもの母親です。彼らはギニア人と日本人のルーツを持っています。彼らが幼い頃、私は「この子たちが自分のアイデンティティをどう築くのか」を深く考えました。そして、「ギニアの伝統音楽を学ぶことが、彼らの将来に役立つだろう」と確信し、ギニア移住を決めたのです。
10歳ごろの息子。
支援する子どもたちの姿と重なります。
移住後、息子は8歳でジャンベを学び始め、毎日汗を流しながら努力を重ねました。今では、ギニア国立舞踊団のジャンベ奏者として活躍しています。が音楽を通じて得た自信やつながりが、支援する子どもたちにも伝わればと願っています。
彼らの姿を見るたびに、息子の幼い頃を思い出し、彼らをまるで自分の子どものように感じます。私は、ぎにあの音楽を通じて彼らが自分のルーツを誇りに思い、未来を切り拓いていけるよう、なにがなんでも!応援したいのです。どうぞよろしくお願いいたします。
バー由美子
NPO法人一期JAM:副理事長
:代表
ジャンベがつないだご縁。出会って25年の友だちと。
NPO法人一期JAMについて
私たちNPO法人一期JAMは、音楽を通じて地域や国際社会をつなぎ、笑顔あふれる未来を創る活動を行っています。2013年に設立し、日本国内では音楽ワークショップやこども食堂「いちご食堂」、寺子屋「いちごハウス」などを通じて地域交流を促進。一方で、アフリカ・ギニア共和国では、子どもたちの無償の伝統音楽教育を行う「ギニアスマイルプロジェクト」を推進中です。
音楽には人と人を結びつける力があります。ジャンベやバラフォンといったギニアの伝統音楽を通じて、子どもたちに夢や希望を届けるとともに、地域や国境を越えた絆を築いています。また、食品ロス削減や空き家活用など、地域課題にも積極的に取り組んでいます。
「一期一会」の想いを胸に、皆さまと共により良い社会を築いていきたいと願っています。これからもご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。これまでの活動と準備状況
これまでの活動 
2006年:日本でジャンベワークショップを開始。音楽を通じた地域交流を展開。
2013年:NPO法人一期JAMを設立。音楽で地域と国際社会をつなぐ活動を開始。
2017年:ギニアと日本をつなぐフェアトレードショップ「WONTANARA TOKYO」を立ち上げ。
2019年:「いちご食堂」を東京都大田区で開設し、子どもたちに温かい食事を提供。
2020年:フードパントリー活動を開始し、食品ロス削減に貢献。
2022年:空き家を活用した「寺子屋いちごハウス」をスタートし、子どもたちの学びと居場所を提供。
2024年:ギニア共和国に、政府認定NGO:Ichigo Jam Guinéeを設立。
現在:ギニアで無償の伝統音楽教育プロジェクトを運営し、音楽教育を通じて夢と希望を届けています。

よくある質問(リターンやプロジェクトについて)
Q1: 支援の締め切りはいつですか?
A: 本プロジェクトの支援募集は2025年2月末日までです。それ以降のご支援については、公式ウェブサイトをご確認いただくか、直接お問い合わせください。


Q2: リターンの内容はどのようなものがありますか?
A: 支援者の方には以下のリターンをご用意しています。
・ギニアの子どもたちからの感謝のメッセージ動画
・子どもたちの演奏が収録されたデジタル音源
・ギニア伝統音楽に触れるオンラインワークショップ参加権
・現地での活動報告や写真付きレポート など
※リターン内容の詳細は、プロジェクトページをご確認ください。
Q3: こども食堂はどのように運営されますか?
A: 日本でのこども食堂運営経験を活かし、現地のスタッフや地域住民と協力して運営します。食材は現地調達を基本とし、地域の食文化を尊重した内容で提供します。
Q4: 支援をした後の進捗はどのように知ることができますか?
A: プロジェクトの進捗は、定期的にメールやプロジェクトページを通じてお知らせします。また、リターンとして活動報告をお届けします。
Q5: 直接現地で支援する方法はありますか?
A: 現地での支援や具体的な関わり方については、個別に対応いたします。詳細はプロジェクト運営チームまでお問い合わせください。

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