Salesforceの匠がNTTテクノクロスでのキャリアを選んだ理由とは?「Salesforce MVP Hall of Fame」として認定、殿堂入りしたエバンジェリスト鈴木貞弘のキャリア形成秘話

2025.05.26 11:00
NTTテクノクロスでは、高度な専門性を持ち、社会やお客さまが抱える解決困難な課題に対して適切な技術・方法で主体的に課題解決へと導くことができる人材が多く活躍しています。
2023年にSalesforce, Inc.より「Salesforce MVP Hall of Fame」として認定され、殿堂入りを果たした
は、当社のプリンシパルエバンジェリストとしてSalesforceビジネスの推進に携わっています。また、社外においても、講演活動や5000人を超えるSalesforceコミュニティグループのリーダーとしてイベントを多数主催するなど、幅広く活動してきました。
「Salesforceの匠」と称される彼が、なぜNTTテクノクロスでのキャリアを選んだのか? その理由とSalesforceとの出会い、そしてキャリアについて語ります。
なぜSalesforceを専門とするエバンジェリストに?
私は2000年に当社の前身であるNTTソフトウェアに入社しました。その後、BtoC向けのサービスや次世代ネットワークの開発、コンタクトセンター系のシステム構築など、多岐にわたるキャリアを積んだ後に、Salesforceのシステム管理者になりました。
システム管理者として業務を行っていく中でSalesforceの魅力に気づき、2008年から現在までSalesforceを専門とするエバンジェリストとして社外において多様な活動を行っています。


「エバンジェリスト」と聞いて、どんな活動を行っているのか想像しにくい人もいるかもしれません。私も最初はそうでした。
私がエバンジェリストになったばかりの時、他社の著名なエバンジェリストは自社の製品についてメディアを通じて発信したり、講演を行ったりしていました。
しかし、私はあくまでNTTテクノクロスの社員でありながら、他社製品であるSalesforceを専門とするエバンジェリストとして活動を行うため、どのような活動をするべきか迷っていた時期もありました。
そんな中、私が活動の第一歩として始めたのは、自身のブログ(
)を通しての発信でした。とても地道な活動でしたが、多くのユーザーから好評の声をいただき、徐々に活動の幅を広げることができました。
今では私が運営しているコミュニティは5000人を超えるユーザーが集まり、コミュニティ内で質問が上がればすぐにユーザー間で解決されるというように、ユーザー同士の活発な交流が繰り広げられています。このコミュニティでの交流が、Salesforceの活用をさらに広げる原動力となっています。
Salesforceの魅力とは?
私が思うSalesforceの最大の魅力は「ノーコード・ローコードでシステムをカスタマイズできる」という点です。従来のシステム開発では専門的な知識が求められ、開発に時間がかかることが一般的でした。しかし、Salesforceではユーザー自身が柔軟に変更を加えられるのです。この柔軟性は、企業が迅速に変化する市場に対応するための大きな武器となります。


さらに、Salesforceはクラウドベースのプラットフォームであるため、どこからでもアクセスでき、リアルタイムでデータを更新することが可能です。また、多様なアプリケーションとの連携が容易で、企業のニーズに応じたカスタマイズも簡単に行うことができます。

Salesforceのシステム管理者として業務に携わる中で、先進性や進化のスピード、多機能性に驚かされ、これからのシステム管理者は単なるシステムの“守り手”ではなく、積極的に業務変革をリードする役割に変わると確信しました。この経験が、私のキャリアの方向性を決定づけることになりました。
NTTテクノクロスでキャリアを歩む理由
正直な話、「Salesforceだけ」を仕事とするのであれば、当社で働く以外にもたくさんの選択肢があると思います。
しかし、私は当社でキャリアを歩むことに深い魅力と誇りを感じています。


当社の強みは「高い技術力」と「高い品質」を兼ね備えているという点です。それに加えて、SalesforceとNTTの先端技術を組み合わせてお客様にさらなる価値を提供できるのは、当社ならではの魅力です。
具体的には、当社のコンタクトセンター向けプロダクトである

、WebシステムのUXを改善する
のような多方面の業界で広く使用されているプロダクトを、Salesforceと連携させてお客様に提供するなど、常に新しいビジネス価値を創造し続けています。


また、チャレンジを後押しする企業文化も大きな魅力の一つです。
当社には業界をリードする未来の技術者を育成するための仕組みである
をはじめ、さまざまな研修や勉強会が社員によって自発的に企画されており、常に新しいことを学び合い、高め合う環境があります。
一方で、当社はNTTグループという巨大な組織の中にあり、堅実な基盤の上に成り立っています。これにより、社員一人ひとりが安心してチャレンジできる文化が醸成され、私自身も現在までアクティブにエバンジェリストとしての活動が続けられています。
「積極的にチャレンジができる環境」と「堅実な基盤」という、一見相反する二つの要素がNTTテクノクロス独特の企業文化を創り出していると感じています。


このように、当社ならではのSalesforce領域での強みと、堅実な基盤の上に成り立つ積極的にチャレンジができる企業文化。
これらが、私がエバンジェリストとして当社でのキャリアを歩む理由です。
新たな価値創造を目指して
エバンジェリストとしての私の最大のミッションは、NTTテクノクロスのさらなるビジネス拡大を通じて多くのお客様の課題を解決し、新たな価値を提供していくことです。
そのために、今後より一層力を入れていかなければならないことの一つが、後進の育成だと考えています。これまでもSalesforceビジネスの拡大に貢献できる人材の育成を積極的に行ってきました。私自身、当社におけるSalesforceビジネスのパイオニアとして、今後Salesforceビジネスをリードしていく人材を多数輩出していきたいと考えています。


当社のミッションでもある『持続可能な社会の実現に向けて、NTT研究所の技術を軸に、世の中の先端技術やサービスを掛け合わせ、お客様に価値を提供していく』にある通り、Salesforceを専門とするエバンジェリストとして、NTTの研究所技術をはじめとしたさまざまな先端技術を掛け合わせ、お客様に新たな価値を提供していきます。


※SalesforceはSalesforce, Inc.の商標です。


■関連情報

当社のコミュニティ型技術者育成の取り組みの一つに「ソフト道場」があります。
約24年前にソフト道場を立ち上げた社員が、立ち上げに掛けた想いなどを語っています。

当社では、会社の将来を担う若手社員の主体的なチャレンジによる成長機会の創出を重視しています。入社2年目から4年目の若手社員が、自由な発想とアイデアを活かし、自ら主体的にチャレンジした2つの取り組みを紹介します。
その他にも、NTTテクノクロスの技術力を支える高度専門人材や、社員一人ひとりが主体性を発揮したチャレンジなど、さまざまなエピソードを紹介しています。
ぜひ、
もご覧ください。
NTTテクノクロスの採用情報です。
Salesforceエンジニアへのエントリーは

NTTテクノクロスの技術者や社内施策などを紹介しています。

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