【原宿はらっぱファーム】渋谷区原宿エリア。店舗や住宅がぎっしりと立ち並んだ一角にずっと空き地だった国有地があります。広さはテニスコート約7面分の1500㎡。なんとここが1年間限定の畑とになります! 土(堆肥)を作り、野菜を育て、その菜園を維持管理するための人件費や設備・資材調達の資金を集めます■原宿にテニスコート7面分の空き地があった!
都市農地と防災のための菜園協議会の美喜子です。
表参道を拠点にコンポストアドバイザーなどして学校や保育園や地域コミュニティの皆さんに、生ごみや雑草などを堆肥化する方法を伝えています。
「人も自然の一部だということを体感でき、堆肥を作り野菜を育てる場を創りたい、東京の真ん中で風の谷のナウシカみたいな自然の法則に沿った暮らしを共にしていきたい」と、土地もお金も人脈もないところ、コロナ禍の2020年に敢えて原宿周辺に引っ越しました。そこで見つけたのが1500㎡の空き地です。
1,500㎡の空き地が本当に畑になる!
原宿駅竹下口から約1km
明治神宮前駅や表参道駅からは約800m
最も近いのは外苑前駅で約650m
(原宿一丁目町会内)
そんな場所に1,500㎡の空き地があります。びっくりですね!
国有地。国が管理している土地です。
都心の真ん中で生ごみを堆肥化したり、屋上で野菜を育てたりしていますが
土地がめちゃめちゃ貴重な地域の中の1,500㎡の土地。
この場所を畑にしたい と通るたびにつぶやいていました。
独り言を言っているだけでは実現しないと、
2023年11月一般財団法人 都市農地活用支援センターさんに相談をしたところから、
数々の文書を作り、
財務省、国交省、農水省、渋谷区、町会の皆様に働きかけ交渉を続けました。
実は、原宿の高齢者支援施設(旧原宿中学校)の屋上でも菜園がありました。
2005年から20年間続いた菜園教室が、今年の2月で終了してしまいました。
ここには私も含め、協議会メンバーで参加をさせていただいていました。
4〜5年前から思っていた、「国有地を畑にしたい」という想い
この菜園に関わっている方や地域の方々に伝えはじめ、
協議会をつくり、区との調整をはじめました。2月6日 空き地を畑としても使える協定書を締結しました!
そんな中で地元の方々と【都市農地と防災のための菜園協議会】を共に立ち上げ、渋谷区長始め、区役所の方にもお世話になりました(現在進行形)
多くの方々のお力を得て、2025年2月6日「管理委託の再委託」という形で、国有地で畑ができることになりました。 ※借りたのではなく、あくまでも管理する役割が与えられ、その中で畑ができます。ただし1年限定ですが…
管理委託の期間は1年間2026年1月末までです。
ファーム正式オープンは4月ですので、賞味10ヶ月のファームになります。
『そんな短期間では大変なだけ』『やめたほうがいい』
というご意見も頂いていますが
わたし達は、この貴重な機会に
都心の人に野菜を育てる楽しさ
採れたての野菜の美味しさ
生ごみを堆肥にする方法など
環境意識を広める素晴らしい機会ととらえ
10ヶ月のファームにチャレンジします!
原宿はらっぱファームと名付けました!
1年限定のファームなので
現在雑草が元気な場所は特にはらっぱとして残します。
harahara farm はらはらファームで
原宿はらっぱファームは通称 harahara farmとしました。
はらはらファームとぜひ 呼んでください!
名付け親は 旅するコンポスト hacorin 制作販売の 中尾直暉氏です。
本当に大丈夫? まだまだ原っぱだけだね!? など ハラハラと1年間見守ってもらう
という意味も含まれているそうです
都心で味わえない自然を体験をしてほしい!
以前のファームで80歳になった方が
「初めてナスを自分の手で収穫して感激でした」と話してくださいました。
小さなお子さんはもちろんなんですが、いくつになっても収穫は楽しいものです。
2023年たった4ヶ月だけ駅前に出現した駒沢MOAI FARMで、来園者にバジルをカットしてプレゼントしたら「こんなに!? ものすごくいい香り!」と 多くの方に喜んで頂きました。
夏の早朝
その豊かなバジルでジェノベーゼを作るワークショップをしました。
販売しているものの、2倍は濃厚なジェノベーゼを皆で楽しみました。
そんな光景が、原宿はらっぱファームでも見られることを夢見ています。
***
一番近くの渋谷区立原宿外苑中学校の校長先生からは
「さつまいもを国有地で育てたい」「原宿産干し芋を作る」とお話をいただいています。
敷地の東側が原宿産干し芋の原産地?となります^^
コミュニティガーデンで実現したいこと
わたし達は、今回のチャレンジで以下の実現を目指します!
1 原宿の食べられる空き地を通して生きた体験を提供します
みんなの畑、つながる畑、学びの畑、実験の畑という4種類の畑エリアを通し、生きていく上で大切な土のこと、農的暮らしについて体験し学ぶ場をつくります。
6歳でも40歳でも80歳でも、いつも食べていた野菜を自分で育て、収穫し、食べる喜びは格別です。身体を動かし、人と語らいながら自然や食に対する理解を深める貴重な機会となります。アイデア、スキル、感動の分かち合いの場所にします。
2 原宿という知名度を活かして環境意識を広める活動をします
既に、いくつかの団体から取材依頼や企業から「興味があるので知りたい」と連絡が来ているように原宿に畑を作ることは、話題性があります。
それを活かして、欧米や韓国に比べるとかなり遅れている「生ごみのリサイクル』の現状についてお伝えし、捨てられるものがない社会への道を加速させます!
3 地域資源循環を促進します
生ごみを堆肥にするために、はらはらファームの雑草や、地域の精米店の米ぬか、カフェのコーヒーカス、生ごみコンポスト基材として新木場の製材所と組んで研究をします。これは3月に法人認証予定のコンポスト東京のメンバーが中心になって、はらはらファームで実験してくれます!
上記は、既に取り組んでいる原宿外苑中学校でのコンポスト活動ですが、これをどこの地域でもできるようにしていきたいです。
リターンについて
リターン品ですが
今後も増えていきます。
このページも更新して、いきますので
ぜひ また見に来てくださいね!
スケジュール
1月30日 国と渋谷区の契約完了
2月6日 渋谷区と協議会の再委託のための協定書締結
3月菜園メンバー募集開始、メンバー決定
3月9日 草刈り&雑草堆肥仕込みイベント
3月27−28日 レイズドベッド制作
3月31日 クラウドファンディング終了
4月19 or 20日 菜園オープンイベント
5月 リターン発送スタート
支援金の用途
皆様からのご支援は以下に活用させていただきます。
はらはらファーム開園時のスタッフ人件費
水道工事費
畑枠設置
事務所レンタル、種苗、土代
プロジェクトメンバー
後日ご紹介します!
よろしくお願いします!
はらはらファームで笑顔でお会いできることを楽しみにしています。
遊びにいらしてくださいね。