女性活躍推進大賞の受賞歴を持つTRIPORTが『えるぼし認定取得支援サービス』を提供開始。実践に基づいたナレッジで、企業の”労働力不足問題”解決を導く

2025.01.29 11:10
ITソリューションの開発販売、経営・労務コンサルティングを展開するTRIPORT(トライポート)は、2014年の創業以来、全社員テレワークという働き方をしており、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に点在する社員たちが、毎日バーチャルオフィスに出社して働くような会社です。
※TRIPORTのバーチャルオフィス空間


また、「2025年問題」といわれる、団塊の世代が全員75歳以上となる超高齢化社会の到来に伴い「労働力不足問題」が顕著になるタイミングということもあり、テレワークという働き方が最も力を発揮する多様な人材活用にも注力しています。
※2023年9月28日:日本商工会議所による全国調査結果




そのような時代背景から、今後、日本が直面する「超高齢化社会による労働力不足問題」の解決をミッションに、2024年には、厚生労働省の「えるぼし認定(女性活躍推進)」の取得を支援するコンサルティングサービスの提供をスタートしました。
このストーリーでは、『えるぼし認定取得支援サービス』を開発した経緯や、日本社会に対する思いについてお話したいと思います。
(参考)
「えるぼし認定」とは「女性活躍」を推進している企業を対象に、厚生労働大臣より認定を受ける制度です。
TRIPORTが提供する『えるぼし認定取得支援サービス』は、従来の認定申請を代行するだけのものではなく、「女性活躍推進大賞:優秀賞」も受賞したTRIPORT自身の働き方に関する多くのナレッジ・ノウハウに基づき、企業利益に直接的に繋げることを重視して開発されたコンサルティングサービスです。
※小池百合子 東京都知事から「女性活躍推進大賞:優秀賞」を授与
「女性活躍」が必須だと思ったきっかけは「優秀な人材がほしい!」という思いから
(創業時)左:代表取締役社長CEO 岡本秀興 / 右:専務取締役COO:森田一寛


創業当初は資金力も知名度も非常に乏しく、うちみたいな小さな会社にどうしたら「優秀な人材」が集まってくれるのか…


考えに考え抜いた結果閃いた1アイディアが、「働きたくても働けない人材」=「多様な人材」、例えば「育児しながら働きたい・親の介護をしながら働きたい」というニーズを抱えた人材の活用でした。
育児・介護の都合上、出社してフルタイム(1日8時間)働くことはできないが、「1日6時間だったら働ける」、「勤務中に自由に中抜けできるなら働ける」、「在宅勤務だったら働ける」等々…


個々のプライベートを最大限に配慮した働き方を追求していく中で、結果的に「優秀な人材」が集まるようになり、また、「女性が活躍しやすい労働環境」が自然とできていました。


TRIPORTでは『Give&Give(他者に与え続けろ!)の精神で、「四方よし」の世界を創造する!』という経営理念を大事にしています。
このような経緯で社員たちから「こんなに働きやすい環境を用意してもらえて本当に幸せです!」という声を生で聞くことも多くなり、「このニーズは日本全国に同様にあるのでは…、もしこの仮説が正しいのであれば、どんどん広めていきたい!」という思いが徐々に強くなっていきました。
(余談)
代表の岡本は東京生まれ東京育ちですが、2018年から沖縄移住しており、沖縄の地方経済、社会課題なども様々な観点から見てきました。
例えば、沖縄の母子世帯(シングルマザー)の出現率は全国1位となっており、また、シングルマザーの働き口が少ないことからも所得格差が生まれ、子供の貧困問題や教育格差も広がってしまい、大きな社会問題になっています。


このような実体験からもますます女性が活躍できる環境構築の必要性を感じてきました。
女性活躍を目指す取り組みは「企業利益に結びつき、他社でも再現可能なものなのか」を検証
私が強く意識している考え方のひとつに、「単なる慈善事業になっていないか」「机上の空論ではなく、自分で実践した結果本当に業績が上がっているか」等の視点があります。そのため、今回のケースであれば「女性活躍」が「企業利益」に本当に結びついているのか、検証しエビデンス力を高めることからスタートしました。




実際、「女性活躍」が「企業利益」に繋がるかどうかについては、例えば、以下のような具体的成果、また情報・データの確認をしています。


1、リクルート社が運営する「リクナビNEXT」で、TRIPORT自身が「転職を検討している企業ランキング全国6位」にランクイン(集計期間:2022年4月時点)
2、世界的な調査機関「Credit Suisse Research」が発表した分析結果で、女性取締役がいる企業の「株価パフォーマンス」が高いというデータを確認
また、TRIPORTも紆余曲折を経て、東京都の「女性活躍推進大賞:優秀賞」をはじめ、厚生労働省や総務省から「働き方改革」や「DX」に関する多くの表彰をいただくまでに至っています。
※阿達雅志 総務副大臣から「総務大臣賞」を授与




さらに、企業利益に結びつけ、事業を存続させるという観点でも、弊社は創業10年を超えることができ(2025年で第12期目)、実証実験として一定の形が見えてきたと考えています。


加えて、自社の取り組みが「他社でも再現可能か」どうかについても、新型コロナ禍を経て、多くの企業が柔軟な働き方を導入し、多様な人材が活躍できるテレワーク環境などを整備できるようになったことから、その実現可能性を裏付けることができました。
企業存続に本当に必要な知見を集約した『えるぼし認定取得支援サービス』の誕生
創業から11期目の2024年にようやくリリースすることになった『えるぼし認定取得支援サービス』。


創業時から事業構想があったわけではなく、日々、企業存続をかけた戦いの中で、行きついた「企業存続に本当に必要だと思った知見」を集約してリリースしたのが、このコンサルティングサービスとなります。
そもそもは「女性」だけでなく、「シルバー人材」や「障害者」なども働く意欲さえあれば働ける環境を作りたい!その結果、日本社会が抱える「労働力不足問題」も少しは改善するのでは!?という思いから開発したこのサービス(「Ver1」として構想)。


「えるぼし認定」を取得することで、「女性が活躍している企業」という企業ブランディングの観点から採用力強化に繋がりますし、その他にも、日本政策金融公庫から低金利で融資を受けられたり、優遇税制が適用されるだけでなく、補助金審査時の加点措置や公共調達にて加点評価されたり、経営上の様々なメリットがあるのも特徴です。
ただ、現時点では「えるぼし認定」制度自体の認知度が非常に低く、また「認定を取得してどんなメリットがあるの?」という状態の方も非常に多いので、TRIPORTとしては日本全国への啓蒙活動にも力を入れています。
「認定取得するとどうなる?そもそも女性が少ない業種は?」の疑問に答える
TRIPORTの『えるぼし認定取得支援サービス』には2つの大きな特徴があります。


1つ目は、単なる認定取得の「申請代行」だけではなく、「女性活躍推進大賞:優秀賞」なども取得した自社実践型をベースとした、女性が活躍して成果を上げやすい労働環境の構築ナレッジ・ノウハウのご提供が可能なこと。


2つ目は、下図のような「認定基準をクリアしていくプロセス(女性社員の採用効率アップや法令遵守対応 等)」や「認定取得後の助成金活用(認定取得によって助成金の受給額が増額するなどのメリットあり)」に至るまで、経営を加速させる様々なコンサルティングがワンストップで対応可能なことです。
ただ、リリース直後の「課題」としてまずあがったのは、前述した「認知度の低さ」以外にも下記のようなものがありました。
課題
1、数ある経営改善アプローチの中で、なぜ「女性活躍推進」が優先的に必要なのかが分かりづらい


2、認定要件や申請方法が分かりづらいため、自社が本当に「えるぼし認定」を取得できるのかが判断しづらい


3、例えば、建設業やIT業(システムエンジニア)などは特に「男社会」で、そもそも女性応募者が少なく、女性活躍どころではない






上記「課題1~3」に対して、TRIPORTでは下記「対策1~3」のような対応を進めてきました。
対策
1、女性活躍がもたらす、企業に与える新たなイノベーションなどによる成長性や定量データを可視化しつつご説明


2、1社1社の状況を正確にヒアリング、また必要な各種データを確認させていただくことでに最適な認定要件のクリア方法をご提案


3、「男社会」の業界であっても、女性が働きやすい労働環境とは具体的にどのようなもので、実際に構築する方法論や、採用効率があがる理論などをご説明




このような対策を考えて実行していく中で生まれたのが『えるぼし認定取得支援サービス』でした。
女性だけでなくシルバー人材や障害のある人なども活躍できるように。よりよい社会の実現を目指す
「えるぼし認定(女性活躍)」は、厚生労働省が推奨している認定制度の1つでしかありません。ほかにも「くるみん認定(子育て支援)」や「ユースエール認定(若者の雇用促進)」など様々な認定制度が存在しています。
また、日本が抱えている大きな社会課題である「労働力不足問題」を解決するためには、総務省が推進している1取組として「ICT(情報通信技術)の普及促進による地方経済の発展」なども併せて対応が必要となります。


TRIPORTとしても日本社会が抱える「労働力不足問題」の解決や、「地方経済発展」に寄与するために「日本全国どこにいても働けて安定した所得を得ることができ、また、日本社会における1つのセーフティーネット的存在」になりたいと考えています。


何より世の中の「理不尽」や「不合理」、そして「不条理」な世界を少しでも良い方向にもっていけるよう、シンプルにより良い社会を目指していきます。
※TRIPORTの経営陣「岡本CEO・森田COO・阿部CTO」




まずは「女性活躍」をはじめ、「シルバー人材」、「障害者活躍」、また、「仕事と介護の両立支援」など、あらゆる業界の方々と事業シナジーを生みながら一緒に日本をよくしていけたら最高です。




「えるぼし認定」についてもっと詳しく知りたい方や、実際に取得を検討してみたい方、また、日本の社会課題の解決という視点でアライアンス等を考えてみたい方など、もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に下記URLよりお問合せください。




【コーポレートサイト:お問合せ】

あわせて読みたい

トライト、医療福祉従事者向け“生活応援サービス”を拡充
PR TIMES
「スマドリアンバサダー」社内資格認定制度を導入
PR TIMES
植物を育てながら世界で起きている食糧問題や未来について考える栽培キット発売
PR TIMES Topics
『超実践!今日からできる 職場の多様性活用ハンドブック』12月27日発売
PR TIMES
誰もが働きやすい環境は自分たちで作る!持続可能な職場を実現する2つのワークチーム
PR TIMES STORY
他にはない特別なランドセル「ICHIGO ランドセル」誕生
PR TIMES Topics
ユウクリ社(クラウドワークスグループ)、「美術系学生(25年卒)の就活実態」を発表
ラブすぽ
「将来、なりたい自分」がはっきりしている?若者に見る“キャリア自律”の現在地
ダイヤモンド・オンライン
CityCampよりナイトケアドリンク「OFF COLA」発売
PR TIMES Topics
虐待を受けてきた人々が働きやすい社会を目指して 『虐待サバイバー』を支援する事業とは……
ニッポン放送 NEWS ONLINE
若者も人手も足りない日本に「外国人労働者をこのまま受け入れるのか」という重大な論点
現代ビジネス
まるで洋菓子のような「季節のYO KAN KA」新登場
PR TIMES Topics
【北海道北広島市】「miraiさいわいデンタルクリニック」が、ホワイト企業認定のプラチナランクを獲得
STRAIGHT PRESS
人事専門誌『日本人材ニュース vol.335』を発行 「2025年 人事の課題/人材需要と採用の課題」を特集
PR TIMES
季節限定桜を使用した Sakura クッキーセットを販売
PR TIMES Topics
『Wellflow(ウェルフロー)』、株式会社西京銀行で女性の健康課題に関する研修を実施!~女性社員の働きやすい環境づくりを目指して~
PR TIMES
RePlayce、事業の急成長に伴うキャリア採用開始のお知らせ(副業人材も募集)
ラブすぽ
自家製塩を使用の四角いどら焼きの専門店「湯ノ塩」をOPEN
PR TIMES Topics
丸菱製作所が愛知県主催「第7回 あいちサービス大賞」にて特別賞を獲得いたしました。
PR TIMES
人事部が自社に合ったIT人材を採用し、会社全体のITリテラシーを高める方法
ダイヤモンド・オンライン
真っ白ないちごを使用した「天使のいちごプリン」期間限定販売
PR TIMES Topics