【発売即3刷重版決定!】 21世紀生まれ初の芥川賞受賞者・鈴木結生さん『ゲーテはすべてを言った』

2025.01.24 11:00
株式会社朝日新聞出版
第172回の芥川賞受賞作である鈴木結生(すずき・ゆうい)さんの『ゲーテはすべてを言った』は早くも3刷が決定し、6万部を突破しました。鈴木さんは21世紀生まれ初の芥川賞受賞者です。
1月15日に朝日新聞出版が発売した、第172回芥川賞受賞作『ゲーテはすべてを言った』。発売後6日で早くも3刷が決定し、6万部を突破しました。発売当日の15日に行われた芥川賞(日本文学振興会主催)の選考会では、エンターテインメントとしての完成度の高さが評価され、新たな書き手の誕生を祝福されながらの受賞となりました。
■ゲーテの名言の原点を探し求める
『ゲーテはすべてを言った』は、ゲーテ学者の権威である博把統一(ひろば・とういち)が自身の知らないゲーテの名言と出会い、その原典を探し求めるというミステリー的側面も魅力的な作品で、その物語の駆動力は純文学を読み慣れていない読者もひきつけ、多くの支持を得ています。

21世紀生まれ初の芥川賞受賞者となる鈴木結生さんは、「人にはどれほどの本がいるか」(「小説トリッパー」2024年春季号)で、第10回林芙美子文学賞(2024年1月発表)佳作を受賞しデビュー。『ゲーテはすべてを言った』は林芙美子文学賞受賞後の第1作目! 初の単行本での芥川賞受賞となりました。
【作品のあらすじ】
高名なゲーテ学者・博把統一(ひろば・とういち)は一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが――。ひとつの言葉を巡る統一の旅は、創作とは何かという深遠な問いを投げかけながら、読者を思いがけない明るみへ誘う。若き才能が描くアカデミック冒険譚!

冒頭は下記にて公開しております。
【著者プロフィール】
鈴木結生(すずき・ゆうい)作家、大学院生。2001年、福岡県で生まれ、1歳で福島県に移り住み11歳までを過ごす。現在は福岡県在住。2024年「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞し、デビュー。2025年『ゲーテはすべてを言った』で第172回芥川賞を受賞。



『ゲーテはすべてを言った』
著者:鈴木結生
発売日:2025年1月15日(水)
定価:1760円(本体1600円+税10%)
頁数:192ページ
ISBN978-4-02-252039-5

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