能登半島地震から豪雨災害と地震が続く仮設住宅に緑のカーテンで日常を取り戻す。

2025.01.06 18:06
2024年1月1日発生の能登半島地震により建設された仮設住宅に対して、緑のカーテンの設置(提供)を無償にて行う。自己紹介
NPO 法人緑のカーテン応援団は、2003年より学校でも、家庭でも、地域でも取り組める地球温暖化防止活動として、日本全国へ緑のカーテンを広める活動を行ってまいりました。
2011年の東日本大震災を機に、仮設住宅へ緑のカーテンの提供をはじめ、現在まで被災地の仮設住宅延べ21,904戸に設置しています。

このプロジェクトで実現したいこと
緑のカーテンは夏の強い日射を遮るだけでなく、お部屋の目隠しとなりプライバシーを守ってくれます。また、植栽のない殺伐とした仮設住宅に緑の潤いを与え、成長過程や収穫したゴーヤーなどのお裾分けが住民同士のコミニュケーションのきっかけとなったり、植物の成長が日常のささやかな喜びをもたらしたり、仮設住宅の生活環境を改善してくれます。
2024年1月1日発生の能登半島地震により建設された七尾市、能登町、穴水町の仮設住宅に対して、2025年は2024年に実施できなかった住戸を対象に、希望される方へ緑のカーテンを設置します。



プロジェクト立ち上げの背景
仮設住宅への緑のカーテン設置状況
2011年〜2016年 東日本大震災の仮設住宅(岩手県、宮城県、福島県、千葉県、埼玉県(加須市))
2017年 熊本地震の仮設住宅(熊本県益城町)
2018年 九州北部豪雨の仮設住宅(福岡県朝倉町)
2019年 西日本豪雨の仮設住宅(愛媛県西予市、宇和島市)
2021年 令和2年7月豪雨の仮設住宅(熊本県人吉市、球磨村、相良村、山江村、八代市、芦北町、津奈木町)
2024年 能登半島地震の仮設住宅(石川県七尾市、能登町、穴水町、内灘町)
2025年は石川県七尾市、能登町、穴水町の未実施住戸969世帯の希望者へ設置する予定です。

現在の準備状況
石川県七尾市、能登町、穴水町の行政とは実施に向け2024年8月に合意済み。2025年5月よりボランティアを募り設置する予定。
2024年度の収支は
<収入>
・個人寄付金 573,000円
・企業寄付金 910,000円
・日本財団寄付金 1,000,000円
 合計 2,483,000円
<支出>
・資材調達運搬費   3,808,820円
・役員移動宿泊費 1,407,768円
・通信雑費  81,735円
・保険料  5,028円
 合計 5,303,351円   
<収支合計>
 ▲2,820,351円 *不足分はNPO法人緑のカーテン応援団より支出
2025年度概算予算
・資材調達費@3,150円/戸×未実施住戸969×72%(2024年実績値)=2,200,000円
・脚立 10,500円×12台=126,000円
・ハンマー 1,980円×12台=23,760円
・ジョーロ 698円×12台=8,376円
・台車  19,030円(6台セット手押し無し)
・資材運搬用レンタカー 82,000円×2ヶ月=164,000円(ハイエース)
・現地駐車場 30,000円
・ホテル代 スタッフ10人×10,000円×2日×5週=1,000,000円
・交通費 スタッフ10人×26,000円×5往復=1,300,000円
・スタッフ移動用レンタカー代3 日間×5回×3台=350,000円
 合計 5,221,166円
このクラウドファンディングで集まったお金は
・資材調達費@3,150円/戸×未実施住戸969×72%(2024年実績値)=2,200,000円
・脚立 10,500円×12台=126,000円
・ハンマー 1,980円×12台=23,760円
・ジョーロ 698円×12台=8,376円
・台車  19,030円(6台セット手押し無し) 合計2,377,166円に充当する予定です。
1口3,500円で仮設住宅1住戸に設置できます。(合計2,377,166円/698戸)
その他の費用は、NPO法人緑のカーテン応援団(助成金等含む)より支払う予定です。リターンについて
リターンは、2025年度プロジェクト設置後に、設置の様子などの写真を入れた実施報告書を送らせていただきます。

スケジュール
【記載例】
1月 クラウドファンディング開始
3月 クラウドファンディング終了
5月 緑のカーテン設置開始
6月 設置終了
7月 完了報告
8月 状況視察

最後に
能登半島地震直後は道路が寸断され、ボランティアの現地入りが抑制される状況となりました。道路開通後も被災地周辺に宿泊施設が少なく移動に時間がかかり、ボランティア活動に影響が出ているように感じます。震災2年目は注目度が下がり、寄付金・ボランティアともに激減することが予想されますが、仮設住宅の生活は続きます。
能登は遠くて行きたいけど行けない…という方のお気持ちをお届けします。是非とも皆様のご協力をいただきたく、お願い申し上げます。

あわせて読みたい

【ボランティア】「初心者向けで挑戦しやすいボランティア」リアル実例3選
美ST
保護猫&保護犬活動の経験者に聞きました…「なぜボランティアを始めた?」
美ST
いつもの朝食プラス「Y1000」でウェルネスライフ。管理栄養士が奨める新習慣!
antenna
土砂が崩れて、道が分断。身動きが取れなくなった母。3人の娘たちと夫と、離れて過ごした震災の夜【能登地震から1年】
OTONA SALONE
ふるさとチョイス、能登半島地震の復興状況と被災地の思いを伝える特設ページを公開
ラブすぽ
天然の果樹から生まれたダルマ5個セット「フルーツ小だるまレンジャー」年始限定発売
PR TIMES Topics
能登半島地震から1年──伊東豊雄率いる建築家たちによる「能登のみんなの家」。被災した人々の拠り所に
GQ JAPAN
能登半島地震・能登豪雨で被災した保育施設を支援するためのクラファン実施中!
STRAIGHT PRESS
3月始まりのロルバーン ダイアリー242種が登場
PR TIMES Topics
「届け!ローカルヒーローの声 石川県能登へ」
CAMPFIRE
「ふるさと納税」で被災地を応援…自治体の収入に直結する「災害支援寄付」について解説
TOKYO FM+
【NANGA】寝具レーベル“GOOD SLEEPING”のDOWN BLANKETに新色登場
PR TIMES Topics
「Amazonふるさと納税」開始 全国約1000の自治体が参画、限定返礼品も
ITmedia Mobile
小児がんの子ども達を笑顔で学校へ。脱毛で悩む子ども達に《医療用ウィッグプレゼント》を実施します!【12/24まで ふるさと納税型クラウドファンディング挑戦中】
PR TIMES
多種多様な社会課題を発見し解決につなげる“NPO”について知ろう!【完全版】
TVガイド
地球研究試料のアーカイブ化とキュレーションシステム構築の準備
CAMPFIRE
「Amazonふるさと納税」がスタート、日本全国の地域活性化に貢献
PR TIMES
能登・仮設住宅浸水、ハザードマップの「想定外」
東洋経済オンライン