haccoba、新・定番酒 “zairai”(在来)シリーズを発表。日本草木研究所と連携し、福島県の山の在来素材をお米と一緒に発酵させた “zairai [forest]” を12月14日より発売。

2024.12.14 12:00
haccoba
2024年秋 福島県古殿町の山主・大原林業の水野さんと採取した在来素材

株式会社haccoba(福島県南相馬市、代表取締役:佐藤太亮)が2021年2月に立ち上げた酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」(ハッコウバ クラフトサケブルワリー)が、新・定番酒 “zairai”(在来)シリーズを発表。「かつての民俗的な酒づくりの追究」をテーマに、様々な在来素材で醸すお酒です。シリーズ最初のお酒として、日本草木研究所と連携し、福島県の山の在来素材をお米と一緒に発酵させた “zairai [forest]” を12月14日より発売します。
※オンラインストアの商品ページ:
■垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く
かつて、日本では各家庭で多様な原料をつかった酒づくり「どぶろく」を楽しんでいた時代がありました。ところが、明治時代に酒づくりが免許制となり、自由な酒づくりが難しくなってしまいました。

私たちは、かつての自由な酒づくりこそが発酵文化の源流であると捉え、ジャンルを超えた酒づくりを追求することで、つくる楽しさを分かち合います。
haccoba のメンバー(背景:haccoba 浪江醸造所)

■新・定番酒 “zairai” シリーズに込めた思い
先月発売した新定番のお酒「kasu」に続き、今季はもう1種類、新たな定番酒を発売します!
その名も “zairai”(在来)。

haccobaのお酒は、かつての「民俗的な酒づくり」を現代的に表現することからスタートしました。
ビールの原料・ホップを掛け合わせた代表銘柄「はなうたホップス」も、かつての民俗的な酒・どぶろくのレシピ本『諸国ドブロク宝典』の中で、すでに東北地方で行われていた製法(花酛)からヒントを得ています。

今までほとんど制約もなく、様々な原料を掛け合わせる自由さを楽しんできた一方で、「 民俗的な酒づくりの原点も追究したい」との思いが、ずっと心の奥にありました。

そこで、2024年春頃から日本草木研究所の古谷さんに相談し、地元福島県の山主・大原林業の水野さんの山に入らせていただくことを始めました。
山に入って初めて出会う、名前も知らなかった地のハーブの数々。
もちろん名の知れたハーブの美味しさも素晴らしいけれど、足元にこんなにも豊かな香りや味わいが溢れていることに気付かされました。

naturalというよりは、native(在来)。
haccobaとして大切にしたいことの表現として、きっとそんな言葉がしっくりくるのではないか、という考えも山に入った時に降りてきたものでした。

「この山のハーブ、一緒に発酵させたら美味しいだろうなぁ」という純粋なロマンでお酒をつくっていたであろう、かつてのおじいちゃんおばあちゃんのように、お気に入りの在来素材で醸すお酒、それが “zairai” シリーズです。

・日本草木研究所:
森に自生する在来スパイスやハーブに着目し、食の切り口で日本の森に新たな経済循環をつくるブランドです。全国15ヵ所の相棒山と提携。
・大原林業:
■“zairai [forest]” 商品概要
今回の “zairai [forest]” というお酒は、2024年秋 に福島県古殿町の山主・大原林業の水野さんの山にお邪魔した際に、気に入った在来素材を組み合わせて醸しました。

カヤの枝葉、アブラチャンの枝、ヨモギの花、杉ぼっくり。
お米と一緒に発酵させると、まるで白桃を思わせるような穏やかな香りが広がり、口に含むとすーっと抜けるような清涼感、そして渋みの余韻も感じることができます。

つちや農園の自然栽培米「亀の尾」をほとんど磨かず(92%精米)使うことで、お米の旨みも存分に感じることができ、体にじんわりと染み入る味わいになりました。

在来素材たちで醸す、ネイティブなお酒。
福島の豊かな森や田んぼに思いを馳せながら、しみじみと味わっていただけると嬉しいです。
・販売予定価格:2,420円(税込)
・内容量:500ml/ 本
・発売日:2024年12月14日(土)
・販売期間:2024年12月~売切次第終了
・販売チャネル
 ・haccoba オンラインストア:
 ・haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET:12時~17時(月曜・木曜休み)
 ・その他お取り扱い店一覧:
・商品詳細URL:
zairai [forest]

■デザインについて(デザイナー:chiyokos_by_hey_design_studio 岩谷洋平)
全ての植物が育まれている「土」をラベルデザインのモチーフにしました。
haccoba の緑のボトルを草木と捉え、ボトルを囲むようなラベルは、その草木が生えている大地を表しています。まるで、大地から在来の草木が生えている、そんなことを連想させるデザインです。

デザインは、同じ福島県のいわきでデザインをされている、chiyokos_by_hey_design_studioの岩谷洋平さんにお願いしました。
デザイナーも在来です。笑
■ネーミングについて
商品名は、シンプルに在来素材から取った “zairai”。
サブタイトルは、今回の副原料が山で採れたさまざまな植物達なので、森を表す英語のforest にしました。

在来素材は、英語でいうとnative species ですが、なんとなく、海外の方にも “zairai” で覚えてもらえるといいなと思ってつけました。
■株式会社haccobaについて
2021年2月、原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県の小高というまちに醸造所を設立。2023年7月から隣町の浪江でも醸造所を営んでいます。「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、かつての "どぶろく" 文化やレシピを現代的に表現。ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行っています。
自分たちの事業を通して、自律的な地域文化と自由な酒づくりの文化を取り戻すことを、本気で目指しています。

・会社名:株式会社haccoba(はっこうば)
・代表者:代表取締役 佐藤太亮
・本社所在地:福島県南相馬市小高区田町2-50-6
・各種リンク
 ・ホームページ・オンラインストア:
 ・X(旧 Twitter):
 ・Facebook:
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 ・note:

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