株式会社キッチンカンバセーション
~ 観光庁が推進するガストロノミーツーリズムを実践するための知識が学べる共同企画コース ~
食を通じた持続可能な未来の創造を目指し、2023年に日本で初めて設立された「日本フードスタディーズ・カレッジ」。その設立にあたり、理事長にはフードスタディーズ研究の第一人者であり、各種メディアでも活躍する著名な料理家・田中愛子氏が就任しました。また、本学長には、京都大学名誉教授で理学博士の湯本貴和氏を迎え、学問的な基盤と実践的な視点を兼ね備えた教育体制を構築しています。2024年11月には11か国が参加する国際シンポジウム「食卓から地球環境が見える」を開催し、国際交流を中心とした活動にも力を入れています。
当カレッジでは、21世紀のグローバル課題である「食文化の多様性」や「食と観光」をテーマに、観光庁が推進するガストロノミーツーリズムの実践に必要な学びを提供する新カリキュラムを開発。この新プログラムは2025年1月より開講いたし、国内外の学問的知見を取り入れながら、地域の食文化や地球環境に寄与するグローバル人材を育成して参ります。
■日本導入の背景 日本で初めて本格的フードスタディーズ学世界中が取り組む環境問題、そこに関わる“食”の学び-フードスタディーズは欧米を中心に世界でアカデミックな議論はもちろんのこと、食ビジネス、食産業界、ツーリズム業界にも新しい息吹を吹き込み、その成果が高く評価されています、しかし、日本ではその概念や意義がまだ十分に浸透していないのが現状です。「日本フードスタディーズ・カレッジ」は、この学問を日本において普及・発展させることを目指し、国際的な視点と日本独自の食文化を融合させた独自のカリキュラムを提供します。
■2025年1月開講!フードビジネスのためのフードスタディーズ学 Food Studies for Food Business
地元の味を未来へ~地域食材と文化を守り、日本の地域食材や伝統料理を世界に発信するために設計されたこのプログラムは、地元に根付く食文化を持続可能な形で継承・発展させることを目的としています。
地域の食材や文化的価値を深く理解し、それを現代の食ビジネスに応用する力を養成するカリキュラム。商品開発やブランディングを通じて、地域経済への貢献を目指す実践的なアプローチから、世界市場でも通用する国際的な視点を取り入れたコンテンツを専門家による指導を実践的に学んでいただけます。今回は特別に、ガストロノミーツーリズム研究所との共同企画コースとなります。
当校理事長である田中愛子氏が日本のフードスタディーズの第一人者として、国内外での豊富な経験を活かした指導を直接行います。また、モデレーターとしてガストロノミーツーリズム研究所代表の杉山尚美氏がジョインし、食文化や観光における実務的な知識を共有いたします。
ガストロノミーツーリズム「ガストロノミーツーリズム」とは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズムです。観光庁は、令和5年より各地の多様な食文化やそのストーリーの魅力に触れるガストロノミーツーリ ズムを推進し、付加価値の向上、地域経済の活性化を推進しています。
◆Session A日本の食と食文化もっと知ろう その知恵を郷土の食に生かしていこう
1.オリエンテーション
2.日本の特徴(気候、地形、精神文化)などを学ぶ
3.縄文時代から平安時代までの「食」を辿る 日本の食のカタチが出来あがった時代
4.鎌倉時代から江戸時代まで 日本料理の完成期、精進料理、懐石と会席料理
5.明治時代から現在まで 近代化と食の西洋化と産業化
6.日本料理の行方を考える ワークショップ
◆Session B
「食と歴史、環境」について世界が動く 世界の食の歴史から見る未来
1.オリエンテーション「ニューヨークレストラン物語」
2.ガストロノミーとは何か ギリシャ、ローマからフランスルイ王朝の晩餐 レストランが始まる
3.ガストロノミーからフードスタディーズへ 世界から移民がアメリカに集まる
4.家政学から栄養学そしてフードスタディーズへ 近代のアメリカの食の改革は女性が主役
ヒッピー文化が食を変える オーガニックフードの始まり
5.フードビジネスと環境問題 市民活動と食教育 “Whole Foods” “Trader Joe”オーガニックフード ビジネス, “Green Market “ Green Grown Organizationの活動
6.ニューヨークセレブシェフと環境問題 ニューヨーク三つ星レストランの革命
ザガット1位ミシュラン三つ星、ニューヨークタイムス4つ星 「Le Bernardin」の挑戦
◆Session C
フードスタディーズから学ぶ世界のフードウェイ 世界の食哲学が生まれる背景にある環境問題
1. オリエンテーション
2. イタリア スローフード哲学 地産地消、食材を守る、地方を守る<
3. スペイン エルジブの革命 ワインと楽しむとは、食材を見極める
4. アシアの食のグローバル化 韓国料理の世界進出
5. 世界の食のタブーについて学ぶ イスラム教(ハラール)ユダヤ暦(コーシャ)
6. ベジタリアン、グルテンフリー、アレルギー等
7. 「食と環境」を食卓から改革を起こそう“食卓の上のフィロソフィー”に
ついて考える デイスカッションとワークショップ
全コース受講で、フードスタディーズ・フードビジネス 修了証授与いたします。
【受講のメリット】
- オンラインでどこでも好きな場所で学べます。アーカイブ配信あり、授業を何度でもご覧いただけます。
- 世界的視野から、これからの時代に必要な幅広い食や環境の知識を身につけられます。
- 日本トップクラスの知識を持つ理事長 田中愛子から直接学べます。
- インバウンド向けの最適なメニュー開発や提供方法について学べます。
- 観光庁が推進するガストロノミーツーリズムを実践するための知識が学べます。
- 世界のフードスタディーズ学会に参加することができます。
受講料
・1コース受講 82,500円(オリエンテーション+講座5回)
→ 特別価格 15%オフ 70,000円(税込)
・3コース一括申込の場合 247,500円⇒特別価格 20%オフ 198,000円(税込)
カリキュラム概要 ⇒
2025年1月19日 11時「新春スペシャル<新年に 想う、祈る、誓う」Live Talkを開催!理事長 田中愛子、当学長で京都大学名誉教授の湯本貴和、サステイナブル経営アドバイザー 副学長 足立直樹の3人のトークセッションです。
特別無料招待中 ⇒ お申込 info@foodstudiescollege.jp
日本フードスタディーズ・カレッジ理事長 田中愛子
フードスタディーズ研究家、料理家
内閣府官民連携 FSRI(Food Studies for SDGs research institute)代表
日本フードアクテイビスト協会 代表
プラネタリーフードエヂュケーションネットワーク代表
日本のフードスタディーズの第一人者
著書「食卓の上のフィロソフィー」、「What is Planetary Food」、「Food Studies of Osaka」他
挨拶動画⇒
理事長 田中愛子氏
ガストロノミーツーリズム 研究所 CEO 杉山尚美
合同会社 ガストロノミーツーリズム 研究所 CEO
2000年(株)ぐるなび入社
2013年よりインバウンド・海外事業室長として、食と観光を推進。食におけるインバウンド促進の基盤を創る
2015年 執行役員に就任
2023年 より現職
ガストロノミーツーリズムを推進
著書:「ガストロノミーツーリズム 食文化と観光地域づくり」
モデレーター 杉山尚美氏
■日本フードスタディーズ・カレッジ
「食卓の上のフィロソフィー」を理念に掲げ、気候変動や生物多様性の危機、地域文化の喪失といった現代の課題に立ち向かうための教育機関です。“日本初”のフードスタディーズ研究教育機関として、長い歴史の中で培われた日本の食文化を掘り起こし、国際交流を通じてその素晴らしさを発信します。同時に、海外の食文化や歴史、知恵を学び、日本料理の可能性を再発見し、新たな食文化の創造を目指しています。また、科学的な研究や情報発信だけでなく、年齢、性別、国籍を問わず学べる教育システムを提供し、誰もが持続可能で健康的な食卓への改革を実現できるよう支援するシンクタンクとして機能しています。
食卓の上のフィロソフィー
01.毎日心を込めてお料理をしよう。
02.植物を植えてみよう 季節の恵み、土の恵みに感謝しましょう。
03.人と語り合い、笑い合える食卓は、人生の宝物。もっと楽しみましょう。
04.食卓は身近な美術館。食卓にある器や道具の美しさを知ろう。
05.受け継がれてきた伝統のレシピ、今日生まれてくる新しいレシピは、知恵と愛情が詰まっています。
06.食卓に並ぶ食材は、世界の歴史と文化の展示場。
07.食卓できちんと美しく食べる習慣を大切にしよう。
08.今、世界中で8億人の人々が飢えに苦しんでいます。その真実をもっと知ろう。
09.私たちのキッチンから食べ物の無駄を出さないでおこう。
10.未来に紡ぐ「すこやかな食と暮らし」のために、毎日の「食卓」から改革を起こそう。
≪運営実績≫
・2023年4月 日本初のフードスタディーズが学べる
「日本フードスタディーズ・カレッジ」設立
・2024年11月 第2 回 国際シンポジウム
「食卓から地球環境が見える」開催
・2025年1月19日 新春スペシャル<新年に 想う、祈る、誓う >Live Talk開催予定
・2025年 Planetary Food Education Network, Essential Course 2025 開講予定
第2 回 国際シンポジウム「食卓から地球環境が見える」開催
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日本フードスタディーズ・カレッジ
■所在地 : 大阪府池田市石橋3-10-18
■電話番号 : 072-760-2040
■理事長 : 田中愛子
■事業内容 : 企業コンサルティング事業、教育・スクール事業、物販事業、メディア事業
■設立 : 2023年4月
■HP :
<プレスリリースの問い合わせ> Cogent PR 鈴木 TEL: 070-1326-7689 (直通) Mail:info@cogent-pr.com