ブランドの価値を世の中に伝えていく。BRAND BOOSTER COMPANYへの想い。

2024.07.04 11:00
PA Communication(以下、PAC)は2024年5月から企業タグラインを「BRAND BOOSTER COMPANY(ブランド ブースター カンパニー)(以下、BBC)」と定義しました。BBCに込めた想いには、「ブランドが、新たなステージへ進むために。その魅力を磨きあげ、世の中に価値を伝えていく。私たちは、ともに歩みつづけます」というメッセージを込めています。
BBCについて:
また、2023年末にはブランドや製品・サービスを社会や市場に求められる価値にしていくコンテンツ・クリエイティブ領域の新サービス 「CP」をスタートしWebサイト公開しました。(
)さらに、2024年2月に 美容に特化した新サービス「Beauty Brand Booster(BBB)」を開始しBRAND BOOSTER COMPANYとして各サービスの成長を目指しています。


<各サービスについて>
BBB:
CP:
PACは今後どのように変化していくのか、コミュニケーションデザイン / CP のPlanner 加納さん、ブランドプロモーション / BBBのPR Plannerの小松さんと、ブランディング/コミュニケーションプランナーの佐藤さんの3人に、クライアントニーズの変化や、Brand Booster Companyの取り組みについて話を伺いました。


―現在の担当業務について
小松:広報担当の方と一緒に PR の訴求ポイントなど戦略を立て、それに沿ってプレスリリースやニュースレターを作成・配信、メディア向けイベント、メディアキャラバンを実施するメディア向け PR がメイン業務です。「BBC」の定義につながっていると実感した直近の担当したケースでは、PR プランナーとして提案した時計ブランドの「PR +@(SNS、コンテンツ制作)」施策で、メディア向け PR 活動以外の SNS、WEB コンテンツ制作を受注したパターンです。


私はPRの知見を活かしつつ SNS 運用を担当していますが、社内の WEBコンテンツ制作チームと連携をしています。各施策の窓口となる SNS ではビジュアルが重要と感じていたので、PR 目線を交えてコンテンツ制作面で SNS のビジュアルがどう生きてくるかをクライアントに提案し、SNS 用の素材撮影のディレクションも担当しました。このケースは BBC のブランドの価値を引き出す点と、PAC ならではの領域の幅広さと実績から発揮できたと実感しています。今後は PAC に包括的なサポートを実現できるケースがどんどん増えていくのではないかと思いました。


加納:23年10月に発足した「CP」は、ブランディング戦略立案からコンテンツ/クリエイティブ制作、運用までトータルに行うサービスです。


CPに所属する私は主に、新商品やブランドの認知拡大・魅力を伝えるために、長期的な戦略立案とアクションのプランニングを初め、コンテンツやクリエイティブの制作ディレクションと上流の部分からアウトプットまで包括的に行っています。デジタルコミュニケーションはもちろん、イベントの企画や空間演出でのリアルコミュニケーション領域も担当しています。


佐藤 :現在、私は主にブランディングを担当しており、ブランドコンセプトやルールセッティング、PRや広告などのコンセプト設計をやらせていただいています。クライアントの企業が商品を「“誰” に対して“何”をしてくれるブランドなのか?」から始まり、ブランドストーリーを構築したり、世の中やターゲットに向け「どのようなコンセプト」で「どのような順序」なら伝わるだろうか?そして「どうしたらブランドを一番に魅力的に見せられるか?」とブランド活動の最善策を日々思考したりして、企画書のまとめ、クライアントへ提案する仕事をしています。


現在、PACに対する相談内容としては、4つのケースに大別されていると思います。①ブランディングからアウトプット丸ごとお任せしたいというケース、②ブランドコンセプトは自社で固まっていて、ターゲットに対する


コミュニケーション「What to say〜How to say」を提案してほしいケース、③ブランドコンセプトから「What to say」 までは 自社でできているため、「How to say」から考えてほしいというケース、④ PR活動のみを依頼したいというケースです。
日々、多様な業界のクライアントの方々より、担当範囲や予算など様々なレンジの課題をPACに持ち込まれる状況にあります。


―ブランドを取り巻くPR環境の変化
Branding Strategy Group 佐藤さん

佐藤:今までのクライアントとPR 会社は「発注者と受注者」の関係性がはっきりとしていました。昔の弊社のような会社は「メディア向け PR 施策に対しての課題意識が高いクライアント」に向けての「困りごとを解決する存在」であったのではないかと思います。しかし最近では、クライアント自身に変化が起きており、「本当にこの課題でオリエンしてもいいのだろうか?」とモヤモヤしていたり、「何かをしないといけないのだが、どこから手をつけていいのか分からない!」というような明確な課題を持たれていないケースも増えてきている印象です。業界全体として、「一緒に課題を考える」→「ソリューション」→「実行」というケースがどんどん増えていて、それに伴い、「発注者と受注者の関係」というよりは「パートナーの関係」になり一緒に課題を考えることが増えてきています。


実際にもPAC1箇所にワンストップで案件を発注・運用することにより、互いに運営管理がスムーズになり、レポーティングも目線が高くなり、本当の結果も、何が悪い・何が良いかも、よく見えます。急な問題が起きても、対応・改善するスピードも圧倒的に速くなります。それを経験したクライアントは、「パートナーとして課題から一緒に作る」&「ワンストップで運用することの良さ」の理解を深めていると思います。


―「Brand Booster Company」それぞれのスタンス
Beauty & Health Group 小松さん


小松:「BBC」の定義を明確化する以前より、現場では既に社内の他グループと協力し、少しずつ変化に対する準備は自然にしていたのかもしれません。クライアントと話していても、プレスリリース配信はPR会社、それ以外の業務は別の会社でと互いに分けることが一般的な流れだと思いますが、「この領域もできるの?」とクライアントに驚いていただくなど、自分自身もPACで業務領域を広げるよう常に挑戦し、積極的に提案しています。


加納:メディアやSNSを通した発信のサポートだけでなく、MDや販促まで事業理解をしコンテンツやストーリー作りの提案も含んだマーケティングサポートを行っています。ブランドとのタッチポイント増加のためのインフルエンサー施策、SNS運用、店頭施策、キャスティング含むビジュアル撮影やサイト制作のディレクションもやらせていただいています。クライアントはファッション、美容系、ウェディングまでと幅広く、自分でも驚くほどです。ここまで幅広い領域で様々なブランドを抱えながら、包括的なサポートができる背景として、これまでのPACの体制や実績があるからこそだと実感しています。


佐藤:「ターゲットが、ブランドをもっと好きになるには?」とストーリーを一緒に考えサポートを行う上で、「今」というタイミングもスピードもPR業務の性質として重要な問題です。でも先述の通り、PACのワンストップの強みによって社内チームの連携プレーも良好でフレキシブル、結果、「今(NOW)」の対応や改善がスピーディーになります。また、提案から作成から実行まで企画にチームで1つになって作り込むことで、提案全体に一本の「背骨」が通り、企画等にブレや矛盾がなくなり、よってターゲットにもわかりやすく魅力を伝えることができるようになります。まさに、ブランディングに対するブースターです。


―PACのメディア知見、社内の勉強会、風通しの良い風による好循環


小松:PACでは自社が運営するショールームにてメディア関係者向けに合同展示会を開催しているのですが、お会いするメディアの皆さまとは、「お久しぶりです!」で始まるような、世間話もできる距離感なので、意見交換や情報提供も自然にできています。PACは美容、ファッション、ライフスタイルカテゴリのメディアとの繋がりが濃いので、各商材とマッチした関係が作りやすいです。社内では、PR全般、各プロモーション施策などの経験がおありの先輩も多く、学べる環境が整っているので、クライアントのニーズに合わせた新しい提案の際も、社内で意見交換をすることも可能です。


加納:社員は目標を設定する面談と、活動を振り返る面談がありがあり、上司が自分の意見や思いをちゃんと聞いてくれて、その成長につながる機会を与えられると思います。受け身ではなく、挑戦したいことややりたいことを明確に、幅広い仕事に携わることができています。


佐藤:ブランドのエンドユーザーに対して 「最高の経験」や「共感するコンセプト」を届けるため、[様々な略歴の個人がチームで心を一つに活動する×創業25年以上のPR会社ノウハウやPAC独自の強み]は最強ではないかと思います。


新卒入社に加え、広告代理店、WEB広告会社、PR会社、広報、クリエイティブエージェンシーなど、いろいろな背景を持って集まってきたメンバーの多様性は、PACの魅力の1つ。1人1人趣味も多様で、1人の趣味から案件につながった場合も多々あったり。多様性という「強み」を持ったPACで、ブランディングから実行までをワンストップで駆け抜ける喜びを今、実感しています。


―「Brand Booster Company」への期待感
Branding Strategy Group 加納さん

加納:前職がブランディングファームでしたが、元々何か作るのが好き。そこにP Rを混ぜながら広めていくようにしていきたいです。前職の会社では、高感度商材がメインで取り扱われており、ターゲット層が自分よりも上の世代向けとなることが多かったです。今は、ブランドターゲット層に近い、「等身大の自分の持つリアルな感覚」を活かしたアイデアで、真の顧客心理に寄り添いながら実行できることが楽しいです。


佐藤:私自身がフランス出身で、パリで18年間生まれ育ってきたので、フランス語とか、英語も活かせます。広告代理店のクリエイティブ部で10年以上、多くの広告賞を獲得させて頂きました。カウンターや斬新な切り口のブランディングや企画も得意です。個人としては、ファッションのセレクトでバイイングからE C 運営を行ったり、事業経験もしています。また、大きな病気と身体障害者になったという経験値があるなど、全部が自身の大切で唯一無二なアイデンティティとなっています。今ファッション業界やライフスタイル業界にも「SDGs」や「多様性」など様々なキーワードが打ち合わせで出てきていますが、今こそ、今まで培ってきた経験をぎゅっとブランディングや企画に落とし込みたいです。


小松:時代背景や多様なニーズに対し、PR会社の在り方も自然と変化が訪れていると感じています。PRだけでなく、PRに付随するストーリー設計やクリエイティブ制作、デジタルマーケティング領域へのニーズも高まってきているので、PACもそのようなニーズに応えることが可能な会社であるということを、「Brand Booster Company」と定義をすることで広めていきたいです。そうすることで、きっとこれから出会うクライアントの幅も増えそうですし、受注できる業務の幅も広がっていくと思います。


■プロフィ―ル


加納
高感度商材を取り扱う先進的なブランディングファームでプロデューサーとして約5年勤務後、PR業界に転向。
各クリエイティブのディレクションとキャスティング、コーディネートとゴールを見据えたアウトプットへと導く施策が得意。現在は、ファッションからビューティー、メーカーのPR〜クリエイティブ施策と多岐の領域で携わる。


業務カテゴリ:ブランディング・コミュニケーションプランニング・クリエイティブ制作・WEB・イベント・SNS運用
THE MOII:
Vibram:
小松
大学卒業後、国内最大規模の総合PR会社に入社。PRコンサルタントとして、クライアントのPR支援・代行を一貫して行う。営業からメディアプランニング、クライアントの問題解決におけるコンサルティングまで、一括した広報業務を担当。課題や目的に沿ったPR活動の提案から、プレスイベント等の企画、遂行まで担当。PAC入社後はBeauty & Health Groupに所属し、主にヘアケア・韓国コスメブランドを担当。商品PRと企業PRを2軸で行うことを得意とする。


業務カテゴリ:PR、SNS運用
La CASTA:
SEE/SAW:
佐藤
A Creative brain and a French heart in a Japanese body.
パリで18年間生まれ育ち、大学(慶應義塾大学SFC)から来日。 常に新しくて刺激的な情報を取り入れたい知識欲の塊。CMプランナー、IPプランナー、コンテンツプランナー、ブランディングプランナーなど、幅広いプランナーを経験。Cannesヤングクリエイティブ、アジア太平洋広告祭YOUNG LOTUS、電通賞、 Brain Online Video Awards、など多数受賞。
2012年夏、脳出血で倒れ右半身麻痺に。失語症(聞く・理解は可能/流暢に話すことができない)を併発。だがリハビリで、右半身麻痺は徐々に回復。失語症も治ってきている。(日本語→もとに戻りつつある・仏語&英語→まだまだトレーニング中)
身体障害者を個性と捉える超ポジティブ人間に。


業務カテゴリ:ブランディング・コミュニケーションプランニング

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