学事出版株式会社
多くの人々を熱狂させている「公教育ムーブメント」がこの1冊でわかる!
学事出版株式会社は、8/12(火)に『オモロー授業発表会 みんなでつくる「公教育ムーブメント」』を発売いたしました。
本書は、いま教育業界・メディアをはじめ、教育委員会や文部科学省などからも関心を寄せられている「オモロー授業発表会」の初の書籍となります。
発起人や運営に携わる方による立ち上げの経緯や展望の紹介に加え、全国各地の発表会で登壇された先生方による実際の授業実践を収録。すでにファンの方はもちろん、「オモロー授業発表会」を知らなくても楽しめる1冊です。
さらに、巻末には「オモロー授業発表会」に参加したときに使えるメモ&寄せ書きのページ「オモロージャーナル」が付いており、お持ちいただくことで、実際の発表会でも役立つ内容となっています。
「オモロー授業発表会」のエッセンスを詰め込んだ1冊!
「オモロー授業発表会」とは、ユニークな授業実践を教員が持ち寄って発表し、地域の方々と自由に教育を語り合う、実践発表&対話型イベントです。株式会社ワンピース代表取締役会長の久本和明氏が発起人となり、「教育の本丸は公立学校である」「地域の小中学校にも、必ず夢見る先生たちがいるはずだ」という想いのもと、2023年に立ち上がりました。
その後、次々と思いに共感する人たちが増えいき、いまでは北海道から沖縄まで全国140箇所で自主開催されるなど、いま、大きなムーブメントとなっています。
本書はそんな「オモロー授業発表会」の魅力を詰め込んだ1冊です!
発起人・関係者の方々の言葉はもちろん、発表会で登壇された先生方の実践発表を読めば、さながら本当の発表会に参加しているような気持ちを味わえるかと思います。
なぜここまで多くの人が共感し、集い、そして広がっていくのか。その答えをぜひのぞいてませんか?
本書の構成
第1部では、発起人の立ち上げまでの経緯や思い、なぜ市民が主役なのか、現場の先生にどんな影響があるかなど、「オモロー授業発表会」の展望について詳しく書かれています。
第2部では、実際に全国の発表会で登壇した先生の中から選ばれた方たちが執筆し、発表会さながらに教育について熱弁をふるいます。
発表の合間にある対話の時間「わっかトーク」を本の中に再現し、教育に関する「問い」のページが設けられているので、一人で本を読みながら、教育対話に参加することができます。
そして、巻末には、各地のオモロー授業発表会に参加したときに使えるメモ&寄せ書きのページ「オモロージャーナル」が付いています。本書を持って各地のオモロー授業発表会にリアル参加すれば、思いを同じくした友だちができること間違いなしです。
はじめに
タイムスケジュール例
第1部 What’sオモロー授業発表会?
「先生の自由をみんなで応援したい!」 オモロー発起人 久本和明
「愛と調和のムーブメント みんなで教育をアップデート」 高校教師 坊 佳紀
「子どもの幸せを第一に考えた世界一優しい教育改革」中学校教師 熊谷雅之
第2部 Let’s オモロー授業発表会!
夢と志を育む授業 小出 潤(千葉県)
特別支援は「特別」じゃない! 羽白卓馬(佐賀県)
教師の学びをゆるふわに! 長岡鷹太(徳島県)
子どもをみつめた学校改革 浅井 純(山形県)
子どもも大人も楽しい学校を目指して 寺田有紀・渡部公貴(兵庫県)
学校にもっと命と性の教育文化を 柏木法子(神奈川県)
子どもたちの愛が世界を変える 土屋克明(長野県)
それぞれの学びを見つける場所~校内フリースクール~ 谷川雄一(大阪府)
信じて行動し続ける教師のもとに、奇跡が起こる 和田秀雄(兵庫県)
コラム
「子どもたちの無限大の可能性で未来を!」空木マイカ&早川美樹(オモロー全国大会運営)
「オモローな大人を増やしたい!」諏訪佐和(明石オモロー実行委員長)
「オモローを開催して良かったこと」中島実美(山梨オモロー実行委員長)
「教育大学×オモローの意義」江口優輝(大阪教育大学 小中教育専攻)
「各地でどんどん人が立ち上がる社会運動。それがオモロー!」江尻寛正(岡山大学准教授)
Let’s 考えてみるワーク
〈問01〉 あなたの地域の教育がどうなってほしいですか? また、あなたの地域の特徴や強みはなんですか? それを教育に活かすなら?
〈問02〉 これからの社会を生き抜くために必要な力って何? そもそも社会って何を意味してる?
〈問03〉 初対面の人とも、実のある豊かな対話をするために、どんな心構えが必要? 話す時は? 聴く時は?
〈問04〉 「学校で学んだことをすべて忘れた後に残るものこそ、教育の本質である」というアインシュタインの言葉がありますが、あなたが考える教育の本質とは?
〈問05〉 あなたの子ども、あなたの教え子が30歳になる時、どんな日本であってほしいと思いますか?
オモロー授業発表会開催実績&今後の開催予定
後援をいただいた教育委員会・自治体一覧
オモロージャーナル(メモ&寄せ書き)
おわりに
刊行に寄せて(編著者からのメッセージ)
今、全国100ヵ所以上で開催されている「オモロー授業発表会」。
無名の人たちが手を取り合った。日本の公教育をアップデートするために。
子どもの未来を想う時、やむに止まれず動いてきた。ここまで大きなうねりとなった。
そこにかけてきた想いや、ここまでの歴史をギュッと詰め込んだ一冊になりました。
子どもは地域の宝。
子どもは世界の希望。
みんなが当事者。
教育界で起こっている変革。ぜひ読んでください。
――坊 佳紀・熊谷雅之
編著者プロフィール
坊 佳紀(ぼう・よしき)
奈良県の公立高校に勤務。大阪教育大学卒。筑波大学大学院修了。オモロー授業発表会全国実行委員長。教育改革の実践者として学級経営やリーダー育成で成果を上げる。「旅する公立教師」として、世界15ヵ国の教育現場、日本60校以上の学校を視察してきた。教育立国推進協議会民間有識者。全国での講演多数。
熊谷雅之(くまがい・まさゆき)
愛知県の公立中学校に勤務。創価大学卒業。オモロー授業発表会全国副実行委員長。「子どもの幸せを第一に考えた教育」「現場の先生に光を」をモットーに、道徳の授業での哲学対話や生徒との一対一の面談を実践している。地元教育グループ「BASE」主催。『「聴く力」「伝える力」を高めて先生を楽しむ秘訣』(明治図書出版)など、著書多数。
『オモロー授業発表会
みんなでつくる「公教育ムーブメント」』
編著:坊 佳紀・熊谷雅之
ISBN:978-4-7619-3080-6
書籍仕様:四六判・128ページ
定価:1,760円(税込)
学事出版オンラインストア:
会社概要
会社名:学事出版株式会社
代表取締役社長:鈴木宣昭
所在地:東京都千代田区神田神保町1-2-5和栗ハトヤビル3F
事業内容:教育関連図書・教材の出版
コーポレートサイト:
公式X(Twitter):@gakuji_shuppan
公式Instagram:@gakuji_shuppan