道の駅井波の新生

2025.04.26 18:00
「道の駅井波」をさらに魅力的な施設にするために。多くの世代が集まる「日本唯一の道の駅」を目指します。道の駅第3ステージを目指して、経営難・コロナ過を乗り越えてきた施設をさらに成長させるためのご支援をお願い致します!
はじめまして!
道の駅井波 駅長の江尻大朗と申します。
「道の駅井波」は富山県南砺市旧井波町にある民間運営の道の駅です。
今回のプロジェクトは、「道の駅 井波」を新しいステージに導くことです。
コロナ前に経営母体を引き継ぎ、新たな取り組みやコスト削減を徹底し、赤字経営から立て直してきました。
しかしながら、老朽化した設備の費用、保全費用など、このままでは閉館を検討せざるを得ない状況まできています。
今回のクラウドファンディングは、All or nothing方式。
目標を達成しなければ全額返金、同時に道の駅井波の閉館も検討することになります。
これからも世界中に井波町の魅力を伝えていくこと、地域の方々が気軽に集まれる場所を目指していきたいです。
進化した「道の駅 井波」の未来を一緒に作りましょう!
どうかご協力よろしくお願い致します!
僕が考えている道の駅井波は今よりもっと楽しく生まれ変われるはずです。
考えていることはたくさんあります。
地域の未来は子供が作ります。賑やかな施設には必ず子供たちが集まっています。
子供の遊具を作って元気いっぱいに遊べる場所を作ります。
芸術の森や彫刻会館、浴場の跡地などに彫刻的な要素を取り入れた木製遊具を作ります!
絶対楽しい!!
自由にのびのび、飼い主さんはレストランで一息。そんな場所を作ります。
駅長は大の犬好き!どうやって管理するかは後で考えましょう!愛犬へのお土産ドッグフードは先行して販売しております!
保護猫譲渡会を開催したり、保護猫の飼い主さんのオフ会だったり。
感謝祭時に譲渡会を開催して頂きました。犬も猫も他の動物も。助けれる命があります。
以前、営業していた「浴場」の利活用です。ほぼ廃墟になっている浴場を新しく利活用します。
小さめの入浴スペースを作り、駐車場の無料のRVパークを目指します。
側はあるので最小限使える場所にしたい。
地元のクラフトビール「ナットブリュー」さんとコラボして、木のカップづくり体験を行います。
オリジナルカップから飲むビールは最高です。
もう準備はしています!
「もし」があったときに貢献できる施設。防災拠点になります。
館内は広く、大人数を収容できます。
食料の備蓄、飲料水の確保、自由に使ってもらえる部屋、それらがここにはあります。
また地域の方々が自由に使えるスペースをご用意します。
いま、全国にある道の駅は「第3ステージ」を目指しております。
※国交省HPより資料抜粋


当駅も「第3ステージ」を目指しております。
インバウンドのお客様を積極的に取り入れています。
体験、団体食、見学などを通して。
2017年には数名しかなかった海外のお客様は、今では年間6千名を超えるようになりました。
この町の伝統工芸でもある「井波彫刻」を世界に広めたいといった思いも私にはあります。
井波彫刻への入口をつくって興味を持っていただくことに注力しております。
この部分はより強化したいところです。
さきの能登半島沖地震では南砺市も震度5弱を記録。
幸い店舗には目に見えた被害はありませんでしたが、駐車場にはたくさんの避難者が集まっておられました。
私自身、自宅の屋根瓦が落ち、家族みんなで避難しました。今でもあの時の記憶は忘れることができません。
余震が続く中、店舗状況を確認に。非難されている方々とお話できました。
「広い駐車場があるから」「高台にあるから」「自販機や食料があるから」と様々な理由がありましたが、改めて道の駅としての防災対策を考えさせられました。
と同時に日々の資金繰りに余裕がなく、防災設備の脆弱さを痛感しました。
通常の道の駅は、設備や機能保全は行政側にて行われます。
ただし民間営業の弊社では当てはまらず、行政側も関与できないため、全て自己負担で行わなければいけません。
現状、道の駅として十分な設備保全が出来ていない状況です。
※ドクターヘリも何度かおりてもらってます。
毎月開催するようになったイベントを通して、たくさんの方々と交流できるようになりました。
書ききれない、載せきれない。
地元農家で収穫体験もしましたし、変わったイベントもたくさんしました。
地域の皆様と交流することで新たなアイディアも生まれます。
中学生の職場体験、高校の先生方の他職場体験受入、小学生の授業で質問攻めにあったり。


すでにできていること、いないことはありますが、「第3ステージ」に向けて着実に動いています。
私が働いている会社は富山県南砺市「旧井波町」にある「道の駅井波」です。
この「いなみ木彫りの里創遊館(愛称)」は第三セクターとして平成4年に開業しました。
※その後「旧井波町」は市町村合併で平成16年に8つの町村からなる「南砺市」になります。
井波町の魅力を全国に発信するため、伝統工芸である「井波彫刻」が見学できる工房・観光情報コーナー・飲食施設・物販・木彫体験施設・浴場があり、様々な「遊」が詰まった複合型施設として設立されました。
そして後に策定される「道の駅」としても認定された施設になります。
地域には伝統工芸「井波彫刻」があり、隣接の井波彫刻総合会館では匠の技と伝統を見学体験することもできます。
改めて、このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトを通して目指したいこと。
それは道の駅井波を「新生」させることです。
設立から30年以上たち、マンネリ化した仕組みや設備を大きく変え、より地域の人たち、日本中のお客様、世界中の観光客に来て頂けるような「道の駅」にしたいのです。

プロジェクト立ち上げの背景
この施設は、町民のための保養施設としての側面もあり、町と共に歩んできた施設でした。
しかしながら、南砺市への合併以降に見直された「第三セクター健全化方針」により、市からの財政的関与(助成金等・資金補助)がなくなります。
様々な経緯はありましたが、2018年 行政からの財政関与がなくなった年に私が駅長になります。
引き継いだ際には約5,000万円の大赤字。資金もほぼなし。瀕死の状態でした。
今思えばなぜ引き継いだのでしょう。ですが井波が好きで、勝手に恩返しがしたかったのです。
辞めた仲間の分も倍以上働かなければなりません。
1年目、人件費の削減・食事単価の見直し・徹底的な経費の削減、、、、、やることが盛りだくさんで、とにかくガムシャラに皆で頑張りました。
新しい商品入替に団体バスや夜の宴会対応、イベントに町内行事、空いた日が出来たら県外営業。できることはとにかくやる。
(新しい体験の形を求めて企画した「ぐい吞み体験」。今も多くの方が笑顔で体験してくれます。観光協会の皆様ありがとうございます。)


2019年 回復の兆しが。
そして赤字幅も大幅に改善し、オリンピックイヤーの2020年。
「ついに念願の経営黒字が達成できるかもしれない」
そんな期待と自信をかき消す悪魔がやってきます。


そう、全世界中をどん底につき落としたコロナウイルスです。


消える予約、消えるお客様、消える資金。売上がない日が続きます。
また、たくさんの物を失いました。


「あきらめない、」


それでも前だけを見て毎日毎日を一生懸命に生きてきました。 コロナ過の影響が薄まるにつれて、新しい企画も始めました「10段ソフトクリーム」「爆盛り企画」「駄菓子屋コーナー」「毎月イベント」、商材の見直しも毎回してどうすればお客様に何度も足を運んで頂けるかを考えながら。
「なんでそんなことするの?」「無駄なことばかりして」「ばかばかしい」
「頑張ってるね!」「人の声なんて気にすることないよ」「最近よくテレビに出ているね。ありがとう。誇らしいよ」
どんな御意見も全部ありがとうございます。
従業員の皆も一緒になって考えます。
どうすればお客様に楽しんでいただけるか? こちらも楽しんでお迎えできるか。


働いてくれる仲間も増えてきて、毎日が楽しくなりました。
※たくさんのお客様に支えて頂きました。ありがとうございます。本当に感謝しております。


笑顔を見るともっと見たくなってもっと考えます。
※いつも駄菓子を買いに来てくれる子供たちみんなありがとう!
※画像とか入れると問題ありそうだから。わかる人にはわかる。ゆらーの皆もいつも来てくれてありがとう。


そして2024年、ついに売上がコロナ前を追い抜きます。


しかし、コロナ過の影響余波と上がり続ける固定費がさらに首を締め続けます。
「売上あがってんのに」「損益改善してるはずなのに」「みんな笑顔が増えたのに」
加えて30年以上経つ施設の老朽化も待ったなしです。
お客様が安心して来館頂けるような対策が全くできておりません。
やっとここまで改善したはずなのに安定した資金が足りません。
※上述したように「道の駅」ではありますが、設備更新や駐車場補修なども全て自己で行っています。
これからについて
これまでもこれからも地域の核として、また地域の情報発信源として、まだまだたくさんアイディアがあります。
この町には世界のどこと比べても負けない潜在的な魅力が詰まっています。
私と同じようにこの「南砺市」に魅力を感じてチャレンジする若い方々が増えています。
事業形態も変えながら、時代に沿いながら営業していかなければなりません。


消滅可能性都市です。


ですが、この規模の建物をなくすとまたは作れません。
なくなると大変大きな損失です。
可能性があります。可能性を作ってきました。
このままでは小さな町の小さな核がまた一つ消えてしまいます。
「力を貸してください」
ここからまた生まれ変わります。
あのテーマパークもあの大型ショッピングセンターもあの最新複合型施設も勝てないような。
また馬鹿なことを言っていると言われるでしょう。あきらめろと。
ただ思わなければ、やらなければ、実現しません。
あと少しで実現が可能です。
よろしくお願いします。




資金の使い道
ご支援頂いた金額は館内の設備改修、新しいステップにご利用させて頂きます。
設備改修費用 約10,000,000円 
消防設備、駐車場整備、館内設備改修(瓦、壁、空調、屋根など) 
※設立から30年以上が経ち、さきの地震の影響もあり、大規模な改修箇所がございます。
※優先度が高い部分から回収予定


スケジュール
4月26日 支援開始~6月22日 支援終了
7月頃から リターン品の順次発送
8月以降 設備修繕、新企画の実行

あわせて読みたい

大迫力の行燈のぶつかり合いが間近で見られる観覧席や地元食材を使用した特別弁当、空き家を改装した特別な休憩スペースも!日本ユネスコ 未来遺産「福野夜高祭」特別見学プランを4月9日より発売開始
ラブすぽ
カインズが佐久市と「災害時における防災活動協力に関する協定」を締結
PR TIMES
頑張る自分へ目で味わうご褒美を「アイスクリームブーケ」の販売を開始
PR TIMES Topics
札幌市と共創する「ウェルネススタートプログラム」市民の皆さまの健康づくりの第一歩を応援する特別プログラムを提供
ラブすぽ
「売れない空き家」が“秘密基地”のようなライダー宿に 静岡・浜松市二俣に〈152INN〉誕生。本田宗一郎の故郷で空き家再生×地域活性の新モデルが始動
PR TIMES
アウトドアのシーンにも大活躍!自立型BIG BAG登場
PR TIMES Topics
富山県南砺市【五箇山米プロジェクト】「五箇山産てんたかく」を使用した特別なしろえび紀行を発売中 日の出屋製菓産業
PR TIMES
「道の駅やまがた蔵王」にKUMIGUを設置しました!工具・工事のいらない空間で施設をより便利に
PR TIMES
人気アイテム「リントブラシ」に新たなカラーバリエーション登場
PR TIMES Topics
桜の絶景×ご当地グルメ!今行くべき「花見が楽しめる道の駅」4選【道の駅のプロ推薦・第2弾】
田舎暮らしの本Web
“絶景だらけ温泉だらけ”の魅力的なエリアをおトクに!冬の温泉&車中泊が期間限定価格の3,300円で受付中
LANTERN
大阪初上陸!かき氷と高級飴菓子の専門店「あめとかき氷 chez TANIGUCHI」谷町六丁目にオープン
PR TIMES Topics
道の駅のプロが選ぶ今週末絶対に行くべき花見スポット|家族みんなで一日楽しめる絶景桜スポット&絶品グルメを満喫‍‍‍!
田舎暮らしの本Web
伝統工芸と地域の魅力を融合した、新たな観光・交流拠点が誕生!2025年4月18日(金)、山梨県身延町に「道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク」がグランドオープン!
ラブすぽ
レモンピールとバターの香り豊かな「ウィークエンドシトロン」販売開始
PR TIMES Topics
【BS日テレ】水野真紀「2時間ドラマは自分との戦い(笑)内藤さんはいつまでも少年という印象」≪旅人検視官 道場修作≫第4弾出演者コメント到着&新場面カット公開!
PR TIMES
美濃和紙の物語を今に受け継ぎ、岐阜和傘・岐阜提灯の新たな文化観光施設「CASA stella」がオープン
PR TIMES
家具調のピアノ専用スツール登場
PR TIMES Topics
AlphaDrive高知、「清水屋旅館」再出発に向けたクラウドファンディングを3月28日より開始!
PR TIMES
【フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト】4月22日「道の駅の日」記念キャンペーン第1弾!特別宿泊プランを販売開始
ラブすぽ
クラシック音楽を香り化するフレグランスブランド「ラニュイ パルファン」より初のお香を発売
PR TIMES Topics