CMCリサーチ
★ファインバブルの基礎物性、特性や機能および装置技術、測定評価法および活用事例などファインバブル技術の全般について基礎的な解説を行い、正しい理解のもとで研究・利用をするためのセミナー!
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町:
)では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「ファインバブルの基礎と活用事例」と題するセミナーを、 講師に五島 崇 氏 (鹿児島大学理工学域工学系 理工学研究科(工学系) 工学専攻 化学工学プログラム 准教授)をお迎えし、2025年5月13日(火)13:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:44,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:39,600円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
【セミナーで得られる知識】
ファインバブルの基礎知識
ファインバブルの活用事例
【セミナー対象者】
ファインバブル技術開発を始めたい方
すでに技術開発を行っているが事業化に向けてご苦労されている方
予備知識は不要です、気楽にご参加ください
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:ファインバブルの基礎と活用事例
開催日時:2025年5月13日(火)13:30~16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 39,600円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:五島 崇 氏 鹿児島大学理工学域工学系 理工学研究科(工学系) 工学専攻 化学工学プログラム 准教授
〈セミナー趣旨〉
昨今、ファインバブルと呼ばれる大きさが100μm以下の微細な気泡が様々な機能を液体に付与することができることから、環境、農業、食品、水産や医療等をはじめとする各種分野での研究開発や産業利用が注目されている。
ファインバブルは気泡のサイズによりマイクロサイズのマイクロバブルとナノサイズのウルトラファインバブルの2種類に分類される。
最近では数週間から数カ月の寿命があるウルトラファインバブルへの関心が高いが、研究者や利用者の声に耳を傾けると、「発生装置を買ったのに効果がない」「データの再現性が確保できない」「本当にウルトラファインバブルが液中に存在するのか」など懐疑的な意見もあり、ファインバブル技術の普及に向けた問題の一つとなっている。一方で、我々は保有するウルトラファインバブル発生技術を用いて加圧操作や濃縮操作をせずに1000億個/mLを超える個数密度の制御を可能としたことで、ウルトラファインバブルの安定化機構の解明に新たな視点で挑戦している。
本セミナーでは、ファインバブルの研究や利用を正しい理解のもとで進めていただくために、ファインバブルの基礎物性、特性や機能および装置技術、測定評価法および活用事例などファインバブル技術の全般について基礎的な解説をおこなう。
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイトからお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1.はじめに
1.1 ファインバブルの歴史
2.ファインバブルの特徴と特性
2.1 マイクロバブルの上昇速度
2.2 マイクロバブル流の摩擦抵抗の低減
2.3 マイクロバブルの自己加圧効果
2.4 マイクロバブルの溶解・収縮
2.5 ファインバブルの比表面積
2.6 ファインバブルの表面電位と静電気的作用
2.7 ファインバブルの疎水性相互作用
2.8 ファインバブルの活性酸素種(OH ラジカル)の生成
2.9 ウルトラファインバブルの分散安定性
3.ファインバブル発生技術 ~発生原理・装置の特徴とその差異、使い方等~
3.1 マイクロバブル発生装置
3.2 ウルトラファインバブル発生装置
3.3 効果を引き出すための装置の選定・設計方法
4.ファインバブル計測技術とその評価法 ~粒子径・粒子数や特性・機能等~
4.1 ファインバブルのバルク液物性計測・評価法
4.2 マイクロバブル計測・評価法
4.3 ウルトラファインバブル計測・評価法
5.ファインバブルの活用事例と適用のポイント
5.1 農業、水産業
・農作物(水産物)の成長促進
・鮮度保持
5.2 環境
・工場排水処理
5.3 洗浄
・トイレ洗浄
・ウエハー洗浄
・野菜・食品 等
【質疑応答】
4)講師紹介
【講師経歴】
慶應義塾大学にてファインバブル研究の第一人者である寺坂宏一教授の指導の下で流動層やマイクロ気泡塔の研究に従事し博士号を取得。富士フイルム(株)に就職後は生産技術センターに所属し、マイクロ化学プロセス技術の開発に従事。鹿児島大学にて助教として採用され地域バイオマスの資源化プロセス技術の開発に取り組んだ後、ファインバブルの発生装置の開発、特性や特徴の評価法の提案や産業利用に向けた基礎検討などファインバブルに係る研究を幅広く手掛け、現在に至る。
【専 門】
気泡工学、流動層工学、マイクロ化学工学
【学 会】
日本混相流学会 マイクロ・ナノバブル技術分科会 幹事 化学工学会 反応工学部会ソノケミストリー分科会 幹事 化学工学会 反応工学部会反好会 幹事
【書 籍】
最近の化学工学70「進化するファインバブル技術と応用展開」第2章, 13-30 (2022)
再生可能エネルギー ―鹿児島県での取り組み― 第1章, 8-26
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇リチウムイオン蓄電池の種類と使われ方、課題と対処 入門編
2025年4月17日(木)10:30~16:30
〇不確実な未来に対峙する長期戦略立案 「シナリオ・プランニング」の基礎
2025年4月18日(金)13:30~17:00
※会場セミナー
〇架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端
2025年4月23日(水)13:30~15:00
〇マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
2025年4月24日(木)10:30~16:30
※見逃し配信付き
〇医薬品容器(滅菌バイアル)の製造における微生物汚染管理、無菌性保証およびバリデーション
2025年4月25日(金)13:00~17:00
〇半導体レーザの基本から応用・実践開設
2025年5月7日(水)13:30~16:30
〇光無線給電技術の基礎,技術動向,展望
2025年5月9日(金)10:30~16:30
〇核酸・RNA創剤技術としてのLNPの基礎と応用
2025年5月13日(火)13:30~16:30
〇ファインバブルの基礎と活用事例
2025年5月13日(火)13:30~16:30
〇高速次世代通信時代に応用される先端基板開発動向
~ ポリマー光導波路、超高周波対応基板材料、メタマテリアル基板、 先端半導体PKG、パワー半導体、車載センサモジュールを詳解 ~
2025年5月14日(水)13:30~16:30
〇IT/車載やAR/VR/MR向けなどの新しいディスプレイの材料・技術の動向
2025年5月15日(木)13:30~16:30
〇外観検査の自動化技術と運用ノウハウ
2025年5月16日(金)13:00~17:00
〇微生物活性解析装置を用いた微生物動態計測と化粧品研究への応用
2025年5月16日(金)13:30~16:30
〇食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所
2025年5月21日(水)10:30~16:30
※見逃し配信付き
〇リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説
2025年5月22日(木)10:30~16:30
〇架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端
2025年5月22日(木)13:30~15:00
〇レアメタルの概要と注目市場 ― 車載LIB、電動化、半導体、電子・電池材料、航空機・軽金属用途の原料市場
2025年5月27日(火)13:30~16:30
〇滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント
2025年5月28日(水)13:00~17:00
※見逃し配信付
〇両親媒性物質との分子複合体形成を利用した医薬、香粧品材料の開発とその評価
2025年5月30日(金)13:30~16:30
6)関連書籍のご案内
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