CMCリサーチ
★加速するmRNA創薬研究に大きく貢献する脂質ナノ粒子(Liquid Nano Particle:LNP)について、実施例を交えながら解説!
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町:
)では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「核酸・RNA創剤技術としてのLNPの基礎と応用」と題するセミナーを、 講師に秋田 英万 氏 (東北大学大学院薬学研究科 教授)をお迎えし、2025年5月13日(火)13:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:44,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:39,600円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
【セミナーで得られる知識】
・ 現在に至るまでのLNP開発の簡単な歴史
・ RNAワクチンで用いられている脂質デザイン
・ RNA創薬に関する体内動態制御戦略
・ RNAワクチンで用いられている脂質デザインや免疫活性化機構に関する知見
【セミナー対象者】
・ LNPについてこれから学びたい方
・ LNP開発のトレンドについて学びたい方
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:核酸・RNA創剤技術としてのLNPの基礎と応用
開催日時:2025年5月13日(火)13:30~16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 39,600円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:秋田 英万 氏 東北大学大学院薬学研究科 教授
〈セミナー趣旨〉
世界初のsiRNA医薬である「オンパットロ点滴静注」や、新型コロナウイルスに対するRNAワクチン承認されたことを皮切りに、mRNA創薬研究が大きく加速している。本セミナーでは、その薬物送達技術(Drug Delivery System: DDS)として大きく貢献している脂質ナノ粒子(Lipid Nano Particle: LNP)について、その構成要素であるカチオン性脂質のデザインや、標的化戦略について、最近の論文を紹介しながら概説する。セミナーの一部に、 我々の研究での実施例についても紹介したい。企業や大学等でこれからLNPの研究に携わる方などにも活用していただければと考えている。
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイトからお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. 自己紹介
2. mRNA医薬開発の現状
3. RNA送達技術としての脂質ナノ粒子(LNP)のデザイン
3.1 開発の歴史 カチオン性脂質から pH 感受性脂質への変遷
3.2 イオン化脂質の設計コンセプト
3.3 エンドソーム脱出効率
3.4 最近のイオン化脂質の機能化戦略
4. RNAワクチン
4.1 新型コロナウイルスワクチンで使われている技術
4.2 RNAワクチン製剤の自然免疫活性化機構
4.3 mRNA-LNPを介した免疫活性化における抗原提示機構
4.4 RNAワクチンの副反応について
4.5 製剤における抗PEG抗体の寄与
4.6 がんワクチン、免疫寛容型ワクチン
5. LNPの応用
5.1 局所投与
5.2 静脈内投与(肝臓標的)
5.3 静脈内投与(SORT・プロテインコロナを利用したnon-hepatic targeting)
5.4 細胞・臓器標的化 LNP(DNAバーコード、脂質改変等)
5.5 アクティブターゲッティング
6. その他話題提供
6.1 LNPの製造原理
6.2 LNPの構造
6.3 Ready-to-Use製剤の紹介など
4)講師紹介
【講師経歴】
2002年 東京大学大学院薬学系研究科 博士課程修了 学位 博士(薬学)(2002年取得)
2002年(4月~6月) 日本学術振興会特別研究員(PD)
2002年(7月)~2006年 北海道大学大学院薬学研究科 助手
2007年~2010年11月 北海道大学大学院薬学研究院 助教
2010年12月~2015年 北海道大学大学院薬学研究院 准教授
2016年4月 千葉大学大学院薬学研究院 教授
2021年4月 東北大学大学院薬学研究科 教授 (兼任)
2022年4月 東北大学大学院薬学研究科 教授
【受賞歴】
2010年5月 日本薬剤学会第25年会 奨励賞
2011年3月 平成23年度 日本薬学会 奨励賞
2013年7月 第5回 日本DDS学会 奨励賞
2020年3月 令和元年度 日本薬学会 学術振興賞
2020年6月 第13回 日本DDS学会 水島賞
2023年4月 令和5年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)
2023年 第十一回(2023年度)パーティクルデザイン賞
【所属学会】
日本DDS学会 幹事、日本薬剤学会 評議委員、日本核酸医薬学会、日本薬学会、日本抗体学会
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇リチウムイオン蓄電池の種類と使われ方、課題と対処 入門編
2025年4月17日(木)10:30~16:30
〇不確実な未来に対峙する長期戦略立案 「シナリオ・プランニング」の基礎
2025年4月18日(金)13:30~17:00
※会場セミナー
〇架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端
2025年4月23日(水)13:30~15:00
〇マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
2025年4月24日(木)10:30~16:30
※見逃し配信付き
〇医薬品容器(滅菌バイアル)の製造における微生物汚染管理、無菌性保証およびバリデーション
2025年4月25日(金)13:00~17:00
〇半導体レーザの基本から応用・実践開設
2025年5月7日(水)13:30~16:30
〇光無線給電技術の基礎,技術動向,展望
2025年5月9日(金)10:30~16:30
〇核酸・RNA創剤技術としてのLNPの基礎と応用
2025年5月13日(火)13:30~16:30
〇ファインバブルの基礎と活用事例
2025年5月13日(火)13:30~16:30
〇高速次世代通信時代に応用される先端基板開発動向
~ ポリマー光導波路、超高周波対応基板材料、メタマテリアル基板、 先端半導体PKG、パワー半導体、車載センサモジュールを詳解 ~
2025年5月14日(水)13:30~16:30
〇IT/車載やAR/VR/MR向けなどの新しいディスプレイの材料・技術の動向
2025年5月15日(木)13:30~16:30
〇外観検査の自動化技術と運用ノウハウ
2025年5月16日(金)13:00~17:00
〇微生物活性解析装置を用いた微生物動態計測と化粧品研究への応用
2025年5月16日(金)13:30~16:30
〇食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所
2025年5月21日(水)10:30~16:30
※見逃し配信付き
〇リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説
2025年5月22日(木)10:30~16:30
〇架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端
2025年5月22日(木)13:30~15:00
〇レアメタルの概要と注目市場 ― 車載LIB、電動化、半導体、電子・電池材料、航空機・軽金属用途の原料市場
2025年5月27日(火)13:30~16:30
〇滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント
2025年5月28日(水)13:00~17:00
※見逃し配信付
〇両親媒性物質との分子複合体形成を利用した医薬、香粧品材料の開発とその評価
2025年5月30日(金)13:30~16:30
6)関連書籍のご案内
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