「没後80年 小原古邨 ―鳥たちの楽園」(太田記念美術館)レポート。江戸と近代をつなぐ花鳥画の淡彩木版の美

2025.04.11 07:00
 人気急上昇の小原古邨、ふたたび 明治末から昭和前期にかけて活躍した絵師・小原古邨(おはら・こそん、1877~1945)。花鳥画に優れ、なかでも鳥や花、動物や虫を、江戸時代から続く伝統的な浮世絵の技法で表した版画は、木版画とは思えない柔らかく淡い色彩を特徴とする。その静かでしっとりとした情感は、近年急速に注目され、人気が高まっている。 石川県金沢市に生まれ、日本画家・鈴木華邨(すずき・かそん)に師…

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