勝山ネクステージ株式会社、取締役の関根です。
私は幼少期から大人になるまでずっと肥満に苦しめられ、さらにアレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、自律神経失調症、重度の花粉症、とにかく絶好調な瞬間が全くない不健康の塊のような生活を送ってきました。
しかし現在では、最大100kgあった体重が65~66kgで安定し、全ての不調がなくなり、ケトライフアドバイザーとしてYouTubeで健康情報を発信するまでに至りました。
(YOUTUBEはこちら→
)
どうやってこの健康を手に入れたのか、については需要があればまた別の機会でお話をしたいのですが、今回は商品開発の責任者として、2025年3月10日に発売する新商品、次世代の進化型オメガ3サプリメント「KRILLIO™(クリリオ)」のリリースには載せられなかった開発の裏側についてお話しさせてください。
"油不足"が不調を招くことも。アブラに対する従来のイメージを払拭
突然ですが皆さんは”アブラ”に対してどのようなイメージをお持ちですか?
ダイエットのためには摂らない方が良い?
カロリーが高いから嫌い?
健康のためにはアブラを控えるのが一番!
恐らくこれらの意見に異を唱える人は少ないのではないでしょうか?
(油は主に常温で液体のもの、脂は主に常温で個体のものを指しますが、今回は基本的に油で統一していきます)
しかし、油を適切に摂れていない人は油を適切に摂れている人に比べ、
・記憶力が低下
・心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上昇
・免疫力が低下して感染症にかかるリスクも上昇
・視力が低下
・筋力の低下や関節の痛みが発症
・ホルモンバランスが乱れて不妊を招く恐れ
・代謝バランスが悪化して太りやすい体質になる
これだけのマイナスが降りかかる可能性があるのです。(これでもほんの一部です!)
いかがでしょうか?少しは油に対する考え方が変わったのではないでしょうか?
今回はこういった様々な不調を解決する素晴らしい油に関して述べるのですが、その前に当社がこの素材にたどり着いた経緯について少しだけお話させていただきます。
創業当初から"脂質"の可能性に着目。MCTオイルで、健康増進に貢献
当社はMCT&KETO専門店として、創業以来"脂質"の可能性に着目してきました。
日本でまだ一般の人に対するMCTオイルの認知度がほとんどなかった10年前、 当社はその可能性にいち早く着目し、医療関係者と連携してMCTオイルを活用したダイエットメソッドを確立。
タイミング良く世の中が健康に対する関心が高まってきた時期と重なり、 MCTオイルは順調に売上を伸ばし、累計出荷数は310万本を突破することができました。
糖質過多な食生活を抜け出し、良質な脂質由来のエネルギーを供給してくれるMCTオイルのおかげで、日本の皆さんの健康増進に少しでも貢献できたのではないかと自負しております。
当社がどのようにしてMCTオイルという素材に出会うことができたのか、に関しては、過去のSTORYでさながら映画のような物語でご紹介しておりますので、 ご興味ある方はこちらからご覧ください。
良脂質を取り入れ、健康的なライフスタイルを提供するため、さらなる挑戦に挑む
上述の通り、当社はMCT専門店として、MCTオイルやMCTオイルに関する情報発信をしてきました。そのかいもあり、おかげさまでMCTオイル自体の認知度はかなり広まってきたように思います。 しかし、私たちは常日頃から"良脂質"というキーワードを発信している中、 はたしてMCTオイルを販売することだけに満足していて良いのだろうか?もっと日本の皆さんの健康増進につながることはないのだろうか?そういったことを考える中で次なる挑戦のテーマが降りてきました。
「これまでは良脂質としてのMCTオイルという商品を販売してきた。
これからは良脂質を取り入れた健康的なライフスタイルそのものを提供してきたい」
ケトン体にフォーカスした新事業「KETOneUP」を立ち上げへ
そこで私たちはMCT専門店から、MCT&KETO専門店に生まれ変わり、脂質由来のクリーンなエネルギー源であるケトン体にフォーカスした新ブランド、KETOneUP(ケトナップ)を立ち上げることになりました。
「ケトン体を上げて(産生して)健康になってほしい」という想いを込めた KETOneUP ブランドでは、「低糖質・良脂質・高タンパク質」を基本とした健康的なライフスタイル全般を広めていく必要があるので、MCTオイルにとどまらない新商品開発が同時にスタートしました。
アブラの概念が変わる!「オメガ3脂肪酸」の驚くべき効果とは?
MCTオイルと並んで皆さんに積極的に摂ってほしい良脂質とはいったいなんだろうか?
脂質由来のエネルギー源であるケトン体産生を促進しつつ、 現代人が抱える様々な不調を解決してくれるような良脂質はないだろうか?
そんな都合の良い脂質なんて…あるんです!それこそ"オメガ3"脂肪酸!
「オメガ3脂肪酸」って聞いたことありますか?
実は、私たちの体にとってとても大切な脂質の一種なんです。しかし、オメガ3脂肪酸は体の中では作ることができないため、食べ物から摂る必要があります。こうした脂肪を「必須脂肪酸」と呼びます。
オメガ3脂肪酸は、魚の油(サバやイワシなど)やアマニ油、えごま油、グラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛のバター)などにたくさん含まれています。最近では、健康を意識してこれらの油を選ぶ人も増えてきました。
(ちなみに、タンパク質をつくるアミノ酸にも「必須アミノ酸」と呼ばれるものがありますが、「必須糖質」というものは存在しません。それってつまり…?)
もうすこしだけ、オメガ3脂肪酸の大切さを伝えるために「知って得する脂質のお話」にお付き合いください!
オメガ3脂肪酸のように、必須脂肪酸と呼ばれる脂肪酸に「オメガ6脂肪酸」があります。
それぞれの役割はこのように異なります。
オメガ3脂肪酸
・抗炎症作用
・心血管疾患の予防
・脳機能改善作用
オメガ6脂肪酸
・炎症促進作用
・細胞膜の構成
・免疫機能の維持
どちらの脂肪酸も大事ですが、オメガ6脂肪酸は取りすぎると炎症を促進してしまうため、「オメガ3とオメガ6の摂取バランス」がとても大事です。
具体的には、
オメガ3:オメガ6=これが1:1~1:2程度になっていればとても全身の細胞がとても健康的。
しかし、このバランスが崩れてオメガ6が多くなってしまうと、様々な健康リスクが発生しやすくなってしまいます。
ここまで読んでいただいた方は、次のような疑問が浮かんだかもしれません。
「別にオメガ6脂肪酸をそんなに摂取していないから、オメガ3を敢えて摂る必要なんてないのでは?」
恐らく多くの人が同じことを感じていることと思います。
しかし、それは誤認なのです。
オメガ6脂肪酸の過剰摂取に要注意!便利で美味しい食品の裏に潜む炎症の原因
先ほど、オメガ3脂肪酸はアマニや魚の油に含まれているとお伝えしましたが、一方のオメガ6脂肪酸がどのようなものに多く含まれるかご存じでしょうか?
オメガ6脂肪酸は、主に植物油(サラダ油、コーン油、大豆油、パーム油など)やお肉の脂、一部のナッツ類などに含まれています。ここまで聞く限りあまりオメガ6脂肪酸は摂ってないと感じた人も多いかもしれません。
しかし!そこが大きな落とし穴なのです。
実はオメガ6脂肪酸は、調理油や肉などから摂取し過ぎているというよりも、むしろ下記のような食品を1日に1回でも食べている人が過剰摂取している恐れがあります。
・ファストフード ・インスタント食品 ・レトルト食品 ・カップ麺 ・菓子パン
・スナック菓子 ・ビスケット菓子 ・チョコレート菓子 ・アイスクリーム など
昔から、「食べすぎには注意!」といわれるような食品たちではありますが、注意といわれる理由は「オメガ6脂肪酸」の多さにあります。
これらの食品には、原材料として植物油脂・ショートニング・マーガリン・ファットスプレッドが含まれていることが多く、その原材料こそまさにオメガ6脂肪酸の塊なのです。
こういった原材料は、少ない予算で食品の味や風味や食感を劇的に改善してくれるので、メーカー側は美味しい食品を作るために使わざるを得ない原材料になっています。
オメガ6脂肪酸を摂り過ぎると、全身の細胞でゆっくりと炎症が進み、この炎症こそ私たちの体の慢性的な不調を起こしている原因だと考えられています。
もちろん、これらの食品を控えればオメガ6脂肪酸の過剰摂取はなくなります。
しかし、現代を生きる忙しい私たちに、そんなことは可能かといわれると自信がありません。
たまにはスイーツや食品で一息つきたいものです。
健康にはなりたいけど、便利な食品や美味しいお菓子は食べたい!
そんなわがままな皆さんの希望を叶えてくれる栄養素こそ、オメガ3脂肪酸なのです。
魚の摂取量減少と認識違いにより、オメガ3脂肪酸を摂取するのが困難になった現代
オメガ3脂肪酸の必要性、少しでもおわかりいただけたでしょうか?
おさらいすると、
■現代人の食生活はどうしてもオメガ6脂肪酸が過多になってしまう傾向がある。
■オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが崩れると、以下のような症状がおこりやすくなる。
・認知機能が低下したり血管の病気にかかりやすくなる。
・免疫力が低下したりホルモンバランスや代謝が乱れて太りやすい体質になる。
これらは全て、体内で慢性的に起きている炎症が原因になっています。
そこで、オメガ6脂肪酸の摂取を減らしつつ、オメガ3脂肪酸を意識的に摂る必要があるのですが、ここでさらに2つの重要な問題があります。
1つ目は、現代人はオメガ3の最大の供給源である魚の摂取量が致命的に減っていること。
これは日本全体の傾向です。もちろん健康のためには魚を食べるべきなのですが、この状況をいきなり打破するのは少し困難かもしれません。魚の摂取量が減れば、魚を獲る人も減るでしょうし、魚を獲る人が減れば市場への流通量も減る…
摂ることが難しくなってきた魚に代わるオメガ3の供給源を確保する必要があるようです。
2つ目の問題は、オメガ3に対する間違った認識です。
先ほど、魚の摂取量が減っているので、代わりのオメガ3供給源を探す必要があるとお伝えしました。そこで少し健康意識の高い方はこのように思ったのではないでしょうか?
「アマニ油やえごま油でオメガ3脂肪酸を摂取しているから大丈夫!」
確かに世の中を見渡してみると、オメガ3脂肪酸を摂るためにアマニ油やえごま油さえ取って摂っておけば大丈夫、かのような情報が溢れております。しかしこれは大間違いです。
私たちの体では植物性のオメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸を体内で動物性のオメガ3であるEPAやDHAに変換することができるのですが、実はこの変換効率は極めて悪く、一説によるとα-リノレン酸からEPAやDHAに変換されるのは10%にも満たない、という情報もあるぐらいです。もちろんα-リノレン酸自体にも血流を改善したりアレルギー反応を抑制したりする効果はありますが、恐らく皆さんが求めている中性脂肪やコレステロールの改善、記憶力や目の健康を保つ、などの機能はどちらかと言うとEPA・DHAの方にあることがわかっています。
つまり、2つの問題をまとめると、魚の摂取量が減っているのでいきなり今日から毎日魚を食べるというのも困難でしょうし、かと言って植物由来のオメガ3脂肪酸をしっかり摂取しても、私たちが求めている健康効果を期待することはできない、ということになります。
困りましたね…
オキアミから抽出されるクリルオイルの驚くべき効果ー食事で不足しがちなEPA・DHAを補う救世主
私たちが目指しているのは、健康食品を売ること、ではなく、「低糖質・良脂質・高タンパク質」な食事によって一人でも多くの人の健康増進に寄与すること。そのためには食生活の改善が必須になるのですが、「魚をたくさん食べてください!」と言うだけでは何も変えられない。そこで、オメガ3脂肪酸、特にEPA・DHAを効率的に摂取してもらうための何かが必要。そのような流れでたどり着いた、私たちのあらゆる不調を解決する救世主こそ「クリルオイル」でした。
クリルとは、南極海に生息している小さなエビに似たナンキョクオキアミという動物性のプランクトンです。オキアミのことを英語でクリルと呼ぶため、オキアミから抽出した油のことをクリルオイルと呼んでいます。
実はこのクリルオイル、オメガ3脂肪酸供給源としての魚油と比較して下記のような特徴があります。
①体内への吸収効率が高い
クリルオイルは魚油と違いリン脂質結合型の油です。リン脂質は私たちの体の細胞膜の成分でもあり、油でありながら水に馴染む性質を持っているため、通常の魚油に比べて2~3倍吸収率が高いと言われています。
②酸化に強い
クリルオイルは鮮やかな赤色を帯びていますが、これはクリルオイル含まれるアスタキサンチンという強力な抗酸化物質の色素です。この成分が酸化しやすいオメガ3脂肪酸を守っているとともに、私たちの体の中でも抗酸化作用を発揮してくれます。なんと、アスタキサンチンの抗酸化力は同じく抗酸化作用を期待されているビタミンCの6000倍!
③重金属汚染がほとんどない
オメガ3が豊富な魚には、大型魚になればなるほど水銀などの重金属汚染が懸念されています。水銀の過剰摂取は神経障害などを引き起こす可能性があり、特に胎児や子供に大きな影響を及ぼすと言われているので、妊婦さんや小さなお子さんを持つ親御さんは心配していることかと思います。しかし、このクリルオイルは人間が活動していない南極海周辺で収穫されているため、水質が汚染されておらず、重金属の心配がないことも大きな特長です。
アメリカやヨーロッパで広く浸透している一方、日本市場のシェア率は僅か3%
このように、積極的に摂取したいオメガ3脂肪酸であるEPA・DHAの供給源として最高な素材にも関わらず、クリルオイルは日本では全くと言ってよいほど浸透しておりません。
既に世界ではオメガ3=クリルオイル、というぐらい浸透してきており、アメリカではオメガ3サプリメント市場におけるクリルオイルのシェアは13%超の308億円、ヨーロッパでもシェア6%超の120億円、お隣韓国では「脂肪の掃除機」というキャッチコピーで大きな露出に成功し、2017年にはほぼゼロだった市場が2020年にはおよそ300億円まで成長しました。
しかしながら日本におけるクリルオイルのオメガ3サプリメントに対するシェアはわずか3%程度、市場規模も17億円しかありません。
※出典:GOED_Ingredient Market Report 2024 (1ドル=154円、原料価格より推計)
その理由は定かではありませんが、恐らく日本人は世界的に見ても魚をよく食べる民族であり、これまでオメガ3脂肪酸をサプリメントで補う必要性が少なかったのではないかと考えています。また、海外ではオメガ3サプリメントとしてのクリルオイルの魚油に比べていかに優れているか、という差別化に成功している一方、日本では差別化どころかクリルオイルを販売するプレーヤーも不足しており、全く認知度が向上していないのが現状です。
とても良いものなのに、全く認知されていない。MCT専門家としての使命「クリルオイルをもっと世の中に」
そんなクリルオイルですが、実はMCTオイルと非常に似ている点があります。
良質な脂質であることはもちろんなのですが、私たちがMCTオイルを販売し始めたときのマーケット状況と現在のクリルオイルの状況が酷似しているのです。
それは、「とても良いものなのに、全く認知されていない」ということ。
私たちがMCTオイルを売り始めたとき、日本においてMCTオイルを知っている人は10人中1人いるかいないか。しかしそんなマーケットが存在しないけど、本当に良いと信じたものを売り切る力を持っている。
だからこそ、MCTの専門家として私たちがクリルオイルを日本に広めるしかない!
そんな謎の使命感により、新ブランドの第一弾商品は次世代の進化型オメガ3サプリメント、KRILLIO™(クリリオ)に決まったのでした。
KRILLIOの詳しい商品紹介はこちらのNEWS RELEASEに譲ります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000016746.html
専門の特許製法で弱点を補った最強級オメガ3サプリKRILLIO™(クリリオ)
ここまでクリルオイルの魅力を最大限お伝えしてきましたが、唯一の弱点があります。
それは「クリルオイルに含まれるオメガ3の量がやや少ない」という点。
吸収率は高いのですが、量が少ないのでクリルオイルだけの摂取だとやや物足りない。そこで、私たちは酸化に強い製法で作られたEPA・DHAを追加配合し「最強級のオメガ3サプリ」を開発しました。
追加配合したEPA・DHAはイワシ・サバ由来魚油から取り出したもの。
マグロなど大型魚は体内にとって有害な水銀を多く蓄積されるといわれていますが、KRILLIO™の原料には、比較的リスクが低いイワシとサバのみを使用。
また、酸化に強い特許製法「Quality Silver」で作られているため、魚油で課題だった酸化劣化の問題も解決しています。
酸化に強い
吸収率が高い
EPA・DHAの量も豊富に摂取できる
クオリティが高いものしか販売しない私たちのポリシーがあるからこそできた、最強級のオメガ3サプリ。それが「KRILLIO™」なのです。
必要なアブラを効率よく!より多くの方々の健康を導く、正しい知識と情報発信
冒頭で皆さんにアブラのイメージをお伺いしました。
・ダイエットのためには摂らない方が良い?
・カロリーが高いから嫌い?
・健康のためにはアブラを控えるのが一番!
今回のお話により、アブラのイメージが少しは良くなりましたでしょうか?
残念ながら炭水化物やタンパク質に比べ、アブラ(脂質)はいつも悪者にされがちです。
しかし、今回お話したように、体にとって必要なアブラも存在しており、重要なことは「悪いアブラを避け、良いアブラは積極的に摂る」ということです。
そして、その良い油の代表こそオメガ3脂肪酸であり、オメガ3脂肪酸を最も効率良く摂取できる素材こそクリルオイルです。
これからはMCTオイルという商品を販売するだけでなく、良質な脂質により日本の皆さんを少しでも健康にする!そんな想いを持って商品づくりと情報発信を行っていきたいと思っています。
▼KRILLIO™のプレスリリース