国連女性の地位委員会に参加して、ジェンダー平等に関する若者の声を届けたい!

2025.01.30 19:34
若者の声で日本のジェンダー平等の実現を目指したい!
一般社団法人GENCOURAGEは、3月にニューヨークで開催される国連女性の地位委員会(CSW)へ若者10名を送り出します。
しかし、円安の影響で渡航費や宿泊費が高額に…。「若者の声を国内外の政策に反映する」ために、どうかご支援をお願いします!ジェンダー平等のバトンを、次世代リーダーへ
1957年、藤田たき氏が民間女性として初めて国連総会に出席して以来、数多くの先達がジェンダー平等の実現に尽力してきました。
そのおかげで、私たちは国際社会に声を届ける道を得られていますが、日本からの国連女性の地位委員会(CSW)への参加者の高齢化が進む今、次世代にバトンを引き継げないという危機にあります。
CSW(国連女性の地位委員会)は、日本政府代表部との意見交換会が行われるなど、女性のエンパワーメント推進にとって重要な場。私たちは、1995年の北京会議から30年という節目に、若者が国際社会で声を上げることが必要だと考えました。
2024年の「ジェンダーギャップ指数」で、日本は146カ国中118位。
男女間賃金格差や男性育休取得率の情報開示が義務化されるなど、少しずつジェンダー平等に向けた政策が進展していますが、女性議員の少なさ、選択的夫婦別姓制度の未実現、若年女性の首都圏への流出など依然として課題が山積しています。
世界全体で平等を達成するには134年?
現状のままでは、世界全体で男女平等が達成されるには134年かかり、2158年になると言われています。
少しでも早く平等を達成するためには、ジェンダー不平等を生み出す制度や仕組みを変える必要がありますが、依然として以下のような問題があります。
「制度や仕組みを変えるのは無理じゃない?」
「どうやって意思決定者に自分の想いを届ければいいの?」 
「自分の声で社会を変えるなんてできるの?」
そんな思いを持つ方もいるかもしれません。
調査によれば、日本の若者たちはジェンダー平等に対する関心が高い一方で、
ことがわかっています。
実際、
にとどまっており、若者の声を政策に反映するためには多くの壁が存在します。
また、全国で「こども・若者参画を進めよう!」という動きもありますが、残念ながら実際にはお飾りや形だけの参画になってしまっていることもあります。
お飾りや形だけの参画では、「どうせ聞くだけで何も変わらない」と若者や子どもたちが感じてしまい、期待を持つことができなくなってしまいます。

石破首相は
と発表しましたが、私たちは、日本のジェンダー平等を実現するためのカギは、若者や女性の声をきちんと受け止め、それを制度に反映させることにあると考えています。
人口減少が進む地域では、若者や女性の声を無視してまちづくりを進めているため、若者や女性が流出しています。この状況を改善するためには、若者や女性の意見をしっかりと反映させた制度作りが必要です。
こうした状況を変えるために、私たちは、国連女性の地位委員会(CSW)に参加し、日本のジェンダー課題や若者のリアルな声を国際社会に届けるとともに、世界各国の事例を学び、帰国後は国内外の政策に活かすことを目指します。
国連女性の地位委員会(CSW: Commission on the Status of Women)は、毎年3月にニューヨークの国連本部で開催され、各国政府やNGO、市民社会が一堂に会し、ジェンダー平等と女性の地位向上について議論します。
期間中、国連内外で多くのイベントが開催され、具体的な事例や取り組みを共有する場として活用され、政府間の議論に影響を与えるアドボカシー活動の機会にもなっています。
(CSW60にGENCOURAGE代表理事の櫻井彩乃が参加した際に撮った写真)
参考:国連女性の地位委員会に関する情報
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2025年は「Beijing+30」の特別な年
今年のテーマは、「Beijing+30」。1995年に開催された北京会議(第4回世界女性会議)から30年。当時採択された「北京宣言および行動綱領」の進捗を再確認し、今後のロードマップを検討する重要な節目となります。日本のジェンダーギャップ解消にも、影響する合意がまとめられる可能性があります。
私たちは、ここで日本の若者の声や日本におけるジェンダー課題を世界に発信し、国内外の政策に少しでも反映させるべくアドボカシー活動を行います。
2020年8月、代表理事の櫻井が国の第5次男女共同参画基本計画策定に向けて30歳未満の若者の声を政策に反映することを目的とした「#男女共同参画ってなんですか」を主宰した際、以下のような声を多く聞きました。
「同世代の友達とジェンダーの話がしづらい」
「ジェンダーについて一から学びたい」
「変えたい気持ちはあるけど、方法が分からない」
「一緒に活動する仲間に出会いたい」
ジェンダー平等を巡る問題を感じつつも様々な障壁により、解決のための行動に移せずにいる若者が多い現状が浮かび上がりました。
そこで、若者がジェンダーについて学び・繋がり・行動を後押しするプログラム「ジェンカレ(GENCOLLEGE)」を始めました。
ジェンカレには、「ゼミ生」と「聴講生」の2つの参加方法があります。
【ゼミ生】
・対象:15歳から29歳
・内容:講義、合宿、メンター制度、企業や議員との対話セッションなど行動に向けた実践的なサポートを受けられます。
(詳細:https://gencollege.org/)
【聴講生】
年齢や居住地域を問わず、ジェンダーに関する学びを深めたい方がご参加いただけます。
【実績】
2022年の開始以来、ゼミ生と聴講生を合わせて総勢477名が参加しています。ジェンカレ修了後は、学校、企業、地域社会など多様な場でジェンダー平等の実現に向けた活動を行っています。
ジェンカレの特徴の一つとして、国や地方公共団体の各種審議会委員を務め、政策決定過程に積極的に参画しているメンバーもいます。積極的にアドボカシー活動を行うなど、ジェンダーや若者の視点を政策に反映させる具体的な取り組みを行っております。
ゼミ生は、ジェンダー平等の実現に向けた行動計画「My Action Plan(MAP)」の作成を通じて、課題を深く掘り下げ、その原因を分析し、効果的な解決策を考案・実行しています。このプロセスを通じて、自ら行動を起こす力を養っています。
ジェンカレ修了後も、各地で草の根のアクションを行っています。
2017年から、本格的に若い世代のCSW参加がスタートしました。UN Womenが各国政府に対し、政府代表の中にユースを加えるように要請し、政府会議のスタート前にユースフォーラムなどのプログラムが設けられました。若者がジェンダー問題について学び、国際的なネットワークを構築する貴重な機会となっています。

代表の櫻井彩乃は、大学生の時に一般社団法人大学女性協会から支援を受けてCSW60および62に参加しました。まさに、先達から育てていただき、次世代のジェンダー平等推進のバトンを受け取った一人です。
しかしながら、日本は以下の課題を抱えています。
⒈ 年齢層の高齢化:ジェンダー平等推進の担い手を次世代に引き継ぐ仕組みの必要性。
2. 参加者層の偏り:日本においては女性参加者が多く、男性や性的マイノリティの若者の参加が少ない。
3. CSWの存在を知られていない:ジェンダー平等に取り組む団体の中でCSWの存在が知られておらず、知見の共有や繋がりの場、アドボカシーの機会として活用されていない。
こうした状況を踏まえ、今回ジェンカレゼミ生から、女性のみならず、様々なセクシュアリティの若者がCSW69へ参加を目指しています。
私たちは、若者がジェンダー平等の推進に積極的に関わり、政策や社会に影響を与える存在になることを目指しています。そのために今回の参加で以下のことを目指します。
⒈ 各国のジェンダー課題や取り組みを学ぶ
各国が取り組むジェンダー課題の解決策を学び、日本の課題解決へのヒントを得ます。
⒉政策提言スキルの向上
CSW期間中のアドボカシートレーニングを通じて、政策に若者の声を反映する力を身に着けます。
⒊ 日本のジェンダー平等の実現に関する活動を若者に継承
日本がこれまで取り組んできたジェンダー平等推進の歴史や課題を深く理解し、知見を若者に共有することで、次世代に活動をつなぎます。
⒋ 若者の声を国内外に届ける
日本の若者の視点を、政府・国際機関・NGOなどの政策に反映させます。特にCSWの場を活用して、若者の声を世界に発信し、解決策を共に模索します。
⒌ 持続的なネットワークづくり
国内外の団体や政策決定者と連携し、今後の活動基盤を強化します。次年度のCSWでは、ユースをテーマとしたイベントを企画できるようにします。
⒍CSWの認知拡大と参加促進
情報発信やイベントを通じて、日本国内でのCSWの認知を高め、多くの団体や個人がジェンダー課題に取り組むきっかけをつくります。
7.政策変化の影響をジェンダー視点で探る
トランプ政権の発足により、ジェンダーやセクシュアリティ、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)への影響が懸念されています。現地で活動する団体を訪問するなどして現状を調査します。(中絶やピルの配布を支援する団体への訪問を検討中です。)
今回、クラウドファンディングを通じて、皆さんの声を国内外の政策に反映するために、以下の活動を行います。皆さんの声でジェンダーギャップを解消していきましょう!

CSW前
Google Formsやオンラインイベントを通じて、支援者の意見を集めます。
CSW期間中
・CSW日本代表および国連代表部の交渉官やNGOとの対話の機会を活用して声を届けます。
・CSWの決定事項(主に合意結論)に皆さまの声を反映させるべく、各国の政府代表にも働きかけます。
・日本政府の発言を確認し、国内でのジェンダー平等や女性のエンパワーメント推進につなげる活動も行います。
・ニューヨーク市内のジェンダー平等推進団体や施設を訪問し、意見交換を行う予定です。訪問やアドボカシー活動の様子は可能な範囲でライブ配信し、支援者の皆さまと共に学び、国際的な連携を強化する機会をつくります。
CSW終了後(帰国後)
・2025年は、第5次男女共同参画基本計画の最終年であり、第6次計画が策定される重要な年です。CSWで集めた声を6月に策定される「女性版骨太の方針」や12月に策定される「第6次男女共同参画基本計画」などに反映されるよう、国内でアドボカシー活動を展開します。
・地方自治体でも次期計画の検討が進むタイミングです。CSW参加メンバーの居住地域を中心に、若者の声が反映されるキャンペーンを展開します。
今回、多様なバックグラウンドをもつジェンカレゼミ生10名がCSW69に参加予定です。メンバーをご紹介します!(少し長いですが読んでください!)

櫻井彩乃:一般社団法人GENCOURAGE代表理事
高校2年生のとき、同級生に「お前は女なんだから黙って可愛くしてればいい」と同級生に言われたことがきっかけでジェンダー課題に関心を持ち、活動を始めました。
1995年生まれの私は、2025年に30歳を迎えます。1995年の北京会議と同じ年に生まれた私にとって、次の国連女性の地位委員会(CSW69)のテーマ「Beijing+30」は、特別な意味を持っています。過去からの歩みを振り返り、未来を見据えて行動を加速させる重要なタイミングだからです。
大学時代、私はCSW60とCSW62に参加しました。国際会議での議論に直接触れ、視野が広がると同時に、世界の中での日本や日本の中での自分の身の回りの状況を改めて細かく見つめなおすきっかけとなり、ジェンダー課題に対して自分が何をすべきかが明確になりました。
ジェンダー平等実現を目指し活動を続けてきた先達と共に、国際行政とNGOが交差し議論する最も重要な時間に立ち会えた経験は今も私の原点にあります。だからこそ、次は「若者を応援する側」から、次世代の若者たちにも、同じように世界を広げ、行動する力を得てほしいと願っています。ジェンカレを通じた机上での学びを、社会での課題解決の実践につなげてきたジェンカレゼミ生は、CSWの熱気を体感しながら、多くを学びつつ、日本のジェンダー平等を前に進めるため、国際会議の場に日本の若者の声を必ず届けることができます。応援をよろしくお願い申し上げます。
小田波優矢:ジェンカレゼミ3期生 / 大学生4年生 / ユースの保健室代表
大学1年生の時、「生理の課題は女性の問題」という言葉を耳にしたのがきっかけで、ジェンダー課題に関心を持ちました。それ以来、「生理への理解」「コミュニケーション」「地方におけるジェンダー課題」「ユースクリニック」「SRHR(性と生殖に関する健康と権利)」といったテーマを中心に活動しています。
CSW69では、日本の若い男性がジェンダー平等に向けた取り組みのロールモデルとなり、地方から具体的な行動を起こすきっかけをつくりたいと考えています。
daira:ジェンカレゼミ2期生 / 表現活動に関わるクィア+アライの会 運営
演劇など表現活動に関わるLGBTQ+当事者やアライの人が交流する場を運営しています。
「ジェンダーについてまずは話せる場を少しでも増やそう」という思いで関わっています。CSWに参加し世界各地での様々な取り組みを知り、ジェンダー平等に尽力してくださった方々の思いを少しでも引き継ぐことで、今後の活動継続のパワーにしていきます。
工藤龍:ジェンカレゼミ1期生 / 社会人 /男性アクティビストを増やす会
私は、元々は自身の所属していた理系学部のジェンダーバランスからジェンダー課題に関心を持ち、自分も問題の当事者であると感じるようになりました。現在は、ジェンカレで出会った仲間と共に、男性にもっとジェンダーに興味を持ってもらうための活動に取り組んでいます。CSWに参加することで知識を得ると共にグローバルな繋がりを作り、現在の活動の幅を広げ、日本のジェンダー課題解決へ向けより進んでいきたいと考えています。
高橋真愛美:ジェンカレゼミ2期生 / 高校2年生
私がジェンダー課題の身近さを知ったのはつい最近の事で、まだまだ知識も足りません。しかし「ジェンダー課題の解決は周りの人だけじゃなく様々な人たちを助けることが出来る」ということはジェンカレを通して強く感じました。現在は、友人や、後輩など身近な範囲内で彼ら彼女らがさらに豊かな人生を生きていけるための手助けとして、私の通う高校で「教育現場におけるジェンダー視点の導入」を目指して活動しています。CSWの訪問はそんな私にとって、とても大きなチャレンジですが、それをきっかけに私と同じ年代の若い人たちがエンパワーメントされることを望み、今回一歩を踏み出すことにしました。
佐々木崚真:ジェンカレゼミ1期生/大学4年生 /男性アクティビストを増やす会
私は、母が男女差別を理由に仕事を辞めた経験や自身がLGBTQ+の当事者であることをきっかけに、ジェンダーやLGBTQ+に関する課題に強い関心を持つようになり、様々な活動に参加してきました。日本では、LGBT+の当事者が高い自殺念慮を抱えるなどジェンダーやセクシュアリティに基づく差別が今なお根強く存在し、それが個人のメンタルヘルス等に深刻な影響を及ぼしていると感じています。こうした問題意識を抱えながらCSW69に参加することで、国内の偏った視点を改善する方策を模索しつつ世界中の仲間と交流して多角的な知識を深めたいと考えています。そして、ここで得た経験を糧にこれからも日本における諸課題解決を目指した取り組みを続けていきたいと思っています。
マクナーニ咲来:ジェンカレゼミ1期生/大学3年生
高校生のとき自分が抱えていたモヤモヤについて担任の先生に相談したところ、それらが「ジェンダー」に関わる課題なのではないかと教えてもらったことをきっかけに、性差別やセクシュアリティについて学ぶようになりました。高校では「生理」や「ジェンダーバイアス」について考えるイベントを主催したり、生理用品の無償設置プロジェクトを立ち上げたりしました。現在は大学でジェンダー論を包括的に学びつつ、日本では未だ一般的でない「インターセクショナリティ」について研究しています。
CSW訪問はこの課題に関心を持ち始めた頃からの目標でした。今回CSW69に参加することで、ユースの仲間と交流を深めながら世界各国の進捗と取り組みについて学び、日本国内での活動に還元したいと思っています!
齋藤智咲:ジェンカレゼミ2期生 / 大学院生 / 学生団体BeaGe代表
私は、過去に所属していた団体の意思決定層が男性のみで構成されている状況に違和感を覚え、ジェンダー課題が自分ごとになりました。そこからジェンカレで学びを深め、団体を立ち上げて啓発活動をしてきました。しかし同時に、自らの知識不足、経験不足も感じています。CSWへ参加することで、より多くの課題を深く議論し、最先端のジェンダー平等を知りたいと思っています。この学びを日本社会のジェンダー平等推進に生かしていきます!
梁本彩夏:ジェンカレゼミ生1期生/大学院生
1995年北京会議で「女性の権利は人権である」とヒラリー・クリントン氏が演説で述べてから30年が経ちます。世界はどれほど変化したのでしょうか。CSW69への参加を通じて、これまで国際的なジェンダー課題に取り組んできた方々から直接学び、北京行動綱領が掲げた目標の達成状況や今なお残る課題について深く理解したいと考えています。また、得られた知見を通じて、私自身が取り組んでいる性暴力と軍事主義に関する研究をさらに発展させ、日本国内でのジェンダー平等推進に貢献する具体的な行動を模索したいと考えています。
髙橋里奈:ジェンカレゼミ3期生 / 大学院生
私は「学校でジェンダーに関わる話題はタブー」「生理痛が辛くても、女性なら生理は当然だから我慢」といった誤った周囲のジェンダー観に対し、自分のモヤモヤに蓋をしながら、当たり前として受け入れてきました。しかし、今年訪れた台湾では「ジェンダー平等教育法」に基づき小学校からジェンダーを学べる環境が整っていること、生理休暇が学生にも当たり前のように認められている状況を知りました。現地の人から、人々が声を上げて社会を変えたのだと教えてもらい、私でも声を上げることで日本社会を変えることができるのではと思い、今年度ジェンカレに入学しました。現在は、SRHRの視点から「生理」に関する社会問題の解決に向けて取り組んでいます。CSW69への参加を通して、同じ志を持つ世界の仲間とつながり、日本のジェンダー平等に向けた課題や解決策を模索し、帰国後の報告会を通して学びを広め、日本社会のジェンダー平等に追い風を与えていきたいです!
東莉子:ジェンカレゼミ1期生 / 社会人/運営事務局(日本からのサポート)
ジェンダー学発祥の地であるイギリスでジェンダー学を学び、日本のジェンダー平等の実現に尽力したいという想いから、サセックス大学でジェンダー学の修士号を取得しました。この留学経験では、多国籍な教授や学生たちと熱く議論を交わし、お互いを高め合う素晴らしい時間を過ごしました。こうしたグローバルな経験を、ユース世代の方々にもぜひ経験してもらいたいという想いで、今回クラウドファンディングの事務局を務めます。今回のCSW訪問を通じて、ゼミ生10名が積極的に議論やイベントに参加し、世界中の方々と交流を深め、帰国後には日本のジェンダー問題解決に向けて尽力してくれることを期待しています。そのためにも、事務局として日本で全力でサポートいたします。
CSWへの参加を通じて、以下の成果を目指します。
⒈日本の若者が抱えるジェンダー問題を国内外の意思決定者に届ける
⒉各国の政府代表やNGOに日本の課題解決への協力を呼びかける
⒊国内政策に若者の声を反映する(「女性版骨太の方針」や「第6次男女共同参画基本計画」など)
⒋若者が声を上げやすい環境を全国で作り、2025年は若者の声が政策に反映される年とする
日本の経済力の低下に加え、円安や世界的なインフレは、重い渡航費・宿泊費は負担となって、日本の若者たちの挑戦を阻んでいます。
しかし、日本のジェンダーギャップ解消のためにも、国際社会に日本の若者の声を届け続けなければなりません。ジェンダー平等を願う一人ひとりの想いをしっかりと届けますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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【資金の使い道】
クラウドファンディングでのご支援は、以下のような用途に使わせていただきます。
・飛行機代:108万円(乗継ぎ便を利用し費用を抑えても、9名分でこの額に...)
・宿泊費:190万円(国連から徒歩30分の民泊施設で4人部屋×2、2人部屋×1を借りています。1一人当たり1日1.5万円)
・現地での移動費(空港⇔ホテルなど。日本国内の移動も含む):27万円
・リターン購入代、送料:10万円
・ステッカー・チラシ制作費:5万円
・通信費(ポケットWi-Fi代、配信機材費):5万円
・ロビーイングや啓発の際に使用する資料制作・印刷費、アイテム制作費、名刺製作費:10万円
・consultation,reception,その他イベント参加費:25万
・報告会開催費(会場費、記録など):20万円
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クラウドファンディングをする中で資金に関していただいたご質問をnoteで回答しております。
資金管理について
本プロジェクトに係る資金管理は、一般社団法人GENCOURAGEが適切に行います。会計帳簿を作成し、収支状況を正確に記録し、適正に管理・執行いたします。
今回のクラウドファンディングでは、3000円から(学生のみ)ご支援いただけるようになっています。※リターンは順次追加していきます。
■ CSW報告会とは?
CSWにジェンカレから参加したゼミ生や、他団体から参加した若者と共に、5月頃にCSW報告会を実施します。報告会では、CSWで得た経験や議論の内容、今後の活動計画などをお伝えし、日本のジェンダー平等実現に向けて皆さんの想いを集める場にしたいと思います。※日程は決まり次第ご連絡いたします。

■ 国連グッズとは?
ニューヨークの国連本部にて買ったお土産を1点お届けします。ピンバッジやペン、キーホルダー、ステッカーなど、記念として残せるようなグッズを心を込めて選びます。
※割れないもの、食品以外、小さめのアイテムとなります
※どんなアイテムが届くかはお楽しみとさせてください
■ コラボリターンとは?
ジェンカレを日頃からサポートしてくださっている皆さまから、ジェンダー課題に関する本などをご提供いただきました。ご提供いただいた本は、ジェンダー平等を深く理解し、行動につなげるための学びに役立つ内容ばかりです。とても素敵なアイテムばかりですので、ぜひお楽しみに!
★株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑惠さんコラボリターン!①書籍「小室淑惠のチームを動かす!リーダー術」【5冊限定】 
(学研パブリッシング、サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm)
②書籍「残業ゼロで好業績のチームに変わる 仕事を任せる新しいルール」【10冊限定】
(かんき出版、サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm)
③書籍「働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社」【5冊限定】
(毎日新聞出版、サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm)
★NPO法人ピルコン理事長 染矢明日香さんコラボリターン!
\直筆サイン入り!/
書籍「となりのLGBTQ+ ~それぞれ「性」のあり方を自分らしく生きる14人の物語~」【5冊限定】 (かんき出版、サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm)
★(株) NTTデータグループ人事本部 DEI推進室 前田京子さんコラボリターン!
書籍「超実践!今日からできる 職場の多様性活用ハンドブック」【5冊限定】 (日本能率協会マネジメントセンター出版、サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 21cm)
■ 現地からの配信とは?(生中継&アーカイブ配信)
CSW期間中、ニューヨークではジェンダーに関する様々なイベントやパレードが開催されます。この現場の雰囲気を皆さまにもお届けするため、生配信を実施します。
滞在期間中の特に重要なイベント(CSW日本代表および国連代表部の交渉官による合意結論の交渉の進展に関する説明)に合わせて、その結果を詳細にお伝えする報告配信も行います。アーカイブ配信も行いますので、当日ご参加できない方もぜひご覧ください。
※なお、配信方法は現在検討中ですが、支援者限定でzoomを用いた配信を検討しております。
■ 若者とのオンライン対話とは?
CSWに参加する若者(ゼミ生)との1時間ほどのオンライン対話です。CSWでの経験やジェンダーに関する意見交換、さらに若者の価値観、就職・転職事情について若者のリアルな声を聞くことができます。
ゼミ生たちが現場で得た気づきや、これからの世代が考える社会の未来について直接対話できる特別なリターンです。
■ ゼミ生による個別報告会とは?
※ゼミ生1名の飛行機代をサポートしてくださった方へのリターンとなります。
ゼミ生による個別報告会(30分程度)の実施またはお手紙をお送りいたします。報告会をご希望の場合は、支援者様のご都合に合わせて、開催時期や方法(対面:東京都内、またはオンライン:Zoom)を調整させていただきます。
今回のニューヨーク渡航では、コストを抑えるため乗り継ぎ便を利用し、1〜2日かけて移動する予定です。しかし、渡航費が非常に高額であるため、ゼミ生の飛行機代を支援していただける方を募集しています。若者が国際社会に声を届けるこの挑戦を、ぜひ応援してください!
■ 代表理事の櫻井彩乃による講演とは?
GENCOURAGE代表理事 櫻井彩乃が、ジェンダーや若者の価値観に関するテーマで講演を行います。以下の内容からご希望に応じたテーマをお選びいただけます。また、内容のご相談も可能です。
・ジェンダー平等の基本知識 / ジェンダー平等に向けた日本政府の取り組み
・子ども・若者参画 / 健康経営(女性特有の疾患を含む)
・若者とのコミュニケーション方法 /若者の価値観と社会の変化
講演内容についてはご相談に応じてカスタマイズ可能です。企業、団体、教育機関などでの研修やイベントでぜひご活用ください。
12/5:
(第1回)(主催:日本女性監視機構、城西国際大学大学院女性学専攻)
2月9日 ジェンカレ主催「CSW勉強会」講師:橋本ヒロ子さん
3/7:渡米
3/10(月) 開会式・一般討論
3/11(火) 閣僚級円卓会合・一般討論
3/12(水) 閣僚級円卓会合・一般討論
3/13(木) ハイレベル・インタラクティブ・ダイアログ・一般討論
3/14(金) 一般討論・ハイレベル・インタラクティブ・ダイアログ(優先テーマ)3/17(月) 一般討論・対話型討論
3/18(火) 対話型討論
3/19(水) 合意結論にかかる非公式会合・対話型討論
3/21(金) ECOSOC決議の議論・閉会
3/23: 帰国
5月:CSW参加報告会①(予定)
8月~9月:第6次男女共同参画基本計画パブリックコメント
10月:CSW参加報告会②(予定)
※12/5以外にも各団体が主催するCSWに向けた勉強会に積極的に参加します。また、GENCOURAGE内でもCSW勉強会を複数実施します。
※CSW69の詳細のスケジュールが未公開なため、随時アップデートいたします。
※国連女性の地位委員会(CSW)の報告会の日程については、決まり次第メールでご連絡させていただきます。
※2025年は各地でゼミ生による報告会を実施いたします。
あなたのご支援が、若者とジェンダー平等な未来を切り拓く
ジェンカレを通じて、全国の若者がそれぞれの視点やアイデアを持ち寄り、学び、行動する姿を見てきました。この活動を通じて、ジェンダー課題への意識が少しずつ全国で広まり、多様なステークホルダーとの連携が新たな力を生み、社会を動かす原動力となると信じています。

今回の挑戦は、CSWに参加する私たち10名だけではなく、ジェンダー平等を願う皆さんすべてとの共同プロジェクトだと考えています。
ニューヨークへ行くのは10名ですが、そこで皆さんの声をしっかりと届けます。
私たちがアドボカシーの“代行役”として活動しますので、ぜひともご支援いただき、一緒にこの挑戦を盛り上げていただけると嬉しいです!

すぐに大きな変化が起きるわけではないかもしれません。
しかし、一人ひとりの地道な行動の積み重ねこそが、ジェンダー平等への最も確かな道だと信じています。
あなたのご支援が、若者と日本のジェンダー平等な未来を拓く大きな力になります。ともに、ジェンダー平等な未来を切り拓きましょう!
一般社団法人GENCOURAGE代表理事 櫻井彩乃
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【組織概要】
法人名:一般社団法人GENCOURAGE
代表理事:櫻井彩乃
設立年月日:2024年4月30日(法人登記)/2021年6月より任意団体として活動
所在地:東京都港区芝公園2丁目6番8号日本女子会館ビル5階
一般社団法人GENCOURAGEやジェンカレ最新情報もSNSアカウントから。
是非フォローをお願いします!
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