いももち簡単作り方!じゃがいも大量消費にピッタリ、冷凍もOK

2024.12.21 11:01
常備野菜のひとつ、じゃがいもの大量消費にピッタリな「いももち」のレシピを、料理家・フードコーディネーターとして活躍するぬまたあづみさんに教えていただきます。いももちは手間がかかるイメージがありますが、じつはレンジで簡単に作ることができます。食感をモチモチに仕上げるコツも併せて紹介します。
レンジで簡単!モチモチいももち
後片づけも楽ちんな時短いももちです。
材料(2人分/6個分)
じゃがいも:2個(約200g)
<A>
片栗粉:大さじ2
塩:ひとつまみ
水:大さじ1
サラダ油:小さじ2
<B>
醤油:大さじ1
みりん:大さじ1
砂糖:大さじ1
作り方
じゃがいもは皮付きのままひとつずつ濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにラップで包む。

1をレンジ600Wで3分加熱する。ひっくり返して、さらに2分加熱する。

2が熱いうちに皮をむき、ビニール袋に入れる。ビニール袋にタオルを掛け、その上から手でつぶす(※)。

じゃがいもの皮をむく時やつぶす時は、やけどに注意してください。

3にAを加え、モチモチと滑らかな生地になるまでビニール袋の上からよく揉んで混ぜる。6等分にして丸め、厚さ1.5cmほどの平らな円形に整える。

フライパンにサラダ油をひいて4を並べ入れ、弱火で両面をじっくり焼く。香ばしい焼き色が付いたらいったん取り出す。

5のフライパンにBを入れ、とろみが出るまで煮詰める。5を戻し入れて全体に絡めたら完成。
おいしく作るコツ
・じゃがいもが熱いうちに、よくもんで生地を作ることがモチモチ食感のポイント。やけどには十分注意してください。
・フライパンで焼く際、サラダ油をごま油に変えると、一味違った味わいが楽しめます。   
冷凍保存もOK
・大量に作った場合は、工程4で成型後、熱が完全に取れたら冷凍保存袋に入れて保存します。
・保存期間は1カ月ほどです。
・食べる場合は、レンジ解凍したあと工程5から再開します。   

工程6の味を付けた後に同じように冷凍し、レンジ解凍して食べることもできますが、その場合は表面のカリっとした食感はなくなります。
モチモチいももちのレシピ
お弁当やおつまみにも!いももちのベーコン巻き
カリッと焼けたベーコンの食感と味わいが、モチモチのいももちのアクセントになって、食べる手が止まりません。
材料(2人分/6個分)
じゃがいも:2個(約200g)
ベーコン:6枚
<A>
片栗粉:大さじ2
塩:ひとつまみ
水:大さじ1
塩:ひとつまみ
こしょう:ひとつまみ
サラダ油:小さじ2
醤油:小さじ1
パセリ:少々
作り方
本記事1つ目のレシピの1~4の工程と同じように6等分にしたあと、俵型に整える。

1に塩、こしょうを全体に振りかけ、ベーコンを巻く。

フライパンにサラダ油をひいて2を並べ入れ、弱火で転がしながらじっくり焼く。ベーコンに香ばしい焼き色が付いたら醤油を回しかけ、器に盛り、刻んだパセリを散らす。
おいしく作るコツ
・棒状に切ったチーズを入れたり、粉チーズを振りかけたりすればワインのお供にも。
・海苔を巻いた磯辺焼き風もおすすめです。
いももちのベーコン巻きのレシピ
最後に
モチモチの食感がたまらない、じゃがいものいももちを作ってみてください。
じゃがいもの保存法はコチラ
じゃがいもの皮むき、芽の取り方はコチラ
じゃがいもの種類別、料理の使分けはコチラ
じゃがいもガレットの作り方はコチラ
じゃがいもとタマネギのピリ辛レシピはコチラ

ぬまたあづみさんプロフィール
ぬまたあづみ
ぬまたあづみ/Azumi Numata
株式会社こさえる代表/フードコーディネーター
大学卒業後、栗原はるみ「ゆとりの空間」入社。その後、フードコーディネータースクール、料理研究家のアシスタントなどを経て2007年に独立。
現在は料理雑誌・書籍・web・テレビ等でレシピ提案をするほか、広告のフードコーディネート・スタイリング、映画やドラマの監修・撮影、飲食店のフードコンサルティングなどを行う。身近な材料と普段使いの調味料にプラスするアイデアで、簡単かつおいしい料理を作ることがモットー。素材の持ち味を最大限に活かす料理を日々研究中。
Instagram/ぬまたあづみさんプロフィール
[じゃがいも]栄養や選び方、茹で方、品種別のおすすめ料理
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じゃがいもはビタミンCが豊富。炭水化物を多く含みますが、米やパンにくらべて低カロリーです。緑色になった皮や発芽部分には有害なソラニンという物質が含まれるので、注意しましょう。17世紀の初めにインドネシアのジャカルタから伝わりました。そのため「ジャカルタから来たいも=じゃがたらいも」がなまって、じゃがいもになったといわれています。
最終更新:2024.12.21
文・写真:ぬまたあづみ
監修:ぬまたあづみ、カゴメ

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