財務省の「巧さ」が財政拡張派にスキを与えている

2024.12.18 08:00
足元では「103万円の壁」を巡り、減税を中心とした財政拡張を求める声があふれている。むろん、円安やインフレ高進によって家計が疲弊していることがその背景にあるが、財政健全化を主張する財務省の巧妙な国債管理政策が、かえって財政拡張の余地を大きくしてしまっていると、筆者は考えている。

筆者は2021年12月に「財政膨張の原因の一部は財務省の『管理政策』だ」というコラムを書いたが、状況は3年前とまったく…

あわせて読みたい

石破自公「少数与党」経済の悲惨な末路…!バラマキ政策連発の放漫財政でインフレが悪化、実質賃金の上昇は不可能に
現代ビジネス
「トランプ2.0」でインフレが再燃する決定的理由とは?
ダイヤモンド・オンライン
【生クリーム専門店ミルク】バレンタイン限定の濃厚ショコラチーズケーキ
PR TIMES Topics
「現役世代のために“ある問題”に切り込んで落選した……」無職になった音喜多駿・前国会議員がそれでも作った“謎の団体”の正体
集英社オンライン
「トランプ再選・共和党勝利」が引き起こす「さらなる円安」の衝撃シナリオ
現代ビジネス
いつもの朝食プラス「Y1000」でウェルネスライフ。管理栄養士が奨める新習慣!
antenna
「金利ある世界」で一つの「財政の神話」が終わった
東洋経済オンライン
「103万円の壁」見直しで24年度巨額補正予算成立、“日本版トラス・ショック”リスク否定できず
ダイヤモンド・オンライン
【海ノ向こうコーヒー】イラムティーのプライベートブランド商品を新発売
PR TIMES Topics
財務省が「玉木首相の可能性」に顔面蒼白…!「消費税5%」「年収の壁」「給食費タダ」「高校まで完全無償化」ヤバすぎる大盤振る舞いに「死んでも飲めない」と猛反発
現代ビジネス
【元財務官僚が暴く真実】高橋 洋一 著『財務省亡国論』12月24日発刊
PR TIMES
不要になった帽子の店頭回収サービス対象店舗を25店舗に拡大
PR TIMES Topics
大きな「補正予算」と借金依存が下がる決算の落差
東洋経済オンライン
「学校の先生の残業代」が上がらない…そのウラにはやっぱり「財務省」がいた!「予算カッター財務官僚」が暗躍した「石破官邸工作」の全貌
現代ビジネス
泉房穂が市長を辞職することになった発言の真意と「明石市にお金がない」は嘘だと言い切れる理由
集英社オンライン
いまさら「戦争をやめたい」とは言えない…プーチンが就任早々のトランプ大統領にすがりつく"確かなデータ"
PRESIDENT Online
政府の本音は「もっと円安にしたい」…『国民の不満』をよそに暴走する政府と日銀の『まさかの思惑』
現代ビジネス
「103万円の壁」見直しや物価高対策、“近視眼的思考”で長期停滞脱却はできない
ダイヤモンド・オンライン