あと1品ほしいときにすぐできる!じゃがいものソテーレシピを、料理教室の主宰や料理本の執筆を手掛けるなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。梅とかつお節の風味がきいた和風ソテーです。
じゃがいもの梅かつおソテー
じゃがいもに梅の酸味と塩味、かつお節の香ばしさや旨みが絡まり、箸が止まらないおいしさです。
材料(2、3人分)
じゃがいも:中3個(250~300g)
梅干し(果肉がやわらかい大きめのもの):5g(1個)
酒:大さじ1
みりん:大さじ1/2
かつお節:4g
ごま油:大さじ1
醤油:小さじ1/2
白ごま:小さじ1
作り方
じゃがいもは皮をむいて2mmほどの厚さにスライスする。さらに2mm幅ほどの千切りにする。
おいしく作るコツ
薄く切ることで、短時間で食感よく炒めることができます。
1を水に1分ほどさらしてザルにあげ、水気を軽く切る。
おいしく作るコツ
水にさらしてじゃがいものでんぷん質を流すことで、炒めたときにねっとりとならず、シャキッと炒めることができます。
梅干しは叩いてペースト状にし、酒、みりんと合わせておく。かつお節は手で細かくほぐしておく。
おいしく作るコツ
梅をペースト状に、かつお節も細かくほぐしておくことで、炒めたときにまんべんなく絡みます。
フライパンにごま油を入れ、中火で2を加えて1~2分炒める。
おいしく作るコツ
じゃがいもの水気をしっかりと取らなくてもOK。少し水分ついているくらいのほうが炒めやすくなります。
5に醤油を回し入れ、さっと炒め合わせ、白ごまをふる。
アレンジのコツ
仕上げに刻んだネギやパクチーを加えてもおいしいです。
最後に
さっと作れるじゃがいもの梅かつおソテーを、作ってみてください。
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冷水希三子/Kimiko Hiyamizu
料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰
レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
ホームページ/Instagram/X/冷水希三子さんプロフィール
[じゃがいも]栄養や選び方、茹で方、品種別のおすすめ料理
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じゃがいもはビタミンCが豊富。炭水化物を多く含みますが、米やパンにくらべて低カロリーです。緑色になった皮や発芽部分には有害なソラニンという物質が含まれるので、注意しましょう。17世紀の初めにインドネシアのジャカルタから伝わりました。そのため「ジャカルタから来たいも=じゃがたらいも」がなまって、じゃがいもになったといわれています。
最終更新:2024.06.12
文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ