《1933年創業》和歌山が誇る！行列必至の老舗洋食店「フライヤ」
今回は、1933年創業！代々続く、老舗洋食の名店「レストランフライヤ」の絶品グルメ。連日行列の絶えない、和歌山の超人気店をご紹介します。
門外不出！秘伝の「ドビソース」をたっぷり使用したタンシチューは、本当に一度食べたら忘れられない逸品。
創業当時から、ずっと変わらない製法で、初代秘伝のレシピを守り続けていらっしゃるお店なんですよ。
「レストランフライヤ」の店内は、1階席と2階席があり、70席と広々。お座敷も、テーブル席もあり、小さなお子様からご年配の方まで、幅広い客層の方々に永く愛されています。
和歌山には、「小さい頃から家族での食事はフライヤだった」という方が、本当にたくさんいらっしゃいますし、遠方からも、「フライヤのタンシチューが食べたくて」と足繁く通われるお客様も多くいらっしゃるんです！
70席もあるのに、連日行列が絶えないって、本当にすごい…！
一度食べたら、忘れられない味ってこういうことを言うんでしょうね！
《門外不出》人気の秘密は、創業以来変わらない味！『ドビソース』
写真は、厨房の様子。秘伝のドビソ―スをたっぷりとかけているところ。
ドビソースを考案したのは、創業者の河内伊三郎氏。
レシピは門外不出で、創業当初からの製法とレシピは、ごく限られた数名のスタッフのみに受け継がれています。
【ドビソースの美味しさの秘密】
・濃縮されたタンブイヨンを使用
・時間をかけて焙煎させ、丹念にじっくりと焼き上げるエスパニアルー
・数日かけて仕込み、完成する伝統の味
このソースが、本当に他では食べたことのない美味しさなんです。
芳醇で奥深さとコクもあり、濃厚なのにいくらでも食べられてしまう。複雑なのに繊細な味わいで、本当に感動してしまいます。
タンシチューはもちろん、トンカツやミンチカツ、後に紹介するミンチボールなどのメニューにもドビソースが採用されていて、その人気ぶりがうかがえます。
《感動必至のタンシチュー》とろける食感＆芳醇な深みとコク
そんなドビソースでじっくりと煮込んだタンシチューがこちら。
もう見るからに美味しそうってわかりますよね？
フライヤのタンシチューは、米国産ブランド牛タンを使用しているそうで、トウモロコシ飼料で飼育されている牛のため、肉質がとても柔らかく、旨味が深いのが特徴なんです。
また、牛タンの中でも飛び抜けて希少性の高い部位であるタン元（特上タン）を使用されています。
早速実食。
ナイフを入れると、力を入れなくてもスーッとほどけていく感覚が、もう心地良くて、食欲をそそります。
ひと口いただくと、噛まずともほどけていく絶妙な食感とタンの旨味、ドビソースの深みが相まって、もうタマラナイ美味しさ！
めちゃくちゃ美味しい～！！
実は私もお店で何度かタンシチューを食したことがあるのですが、お取り寄せのタンシチューを食べたのは、今回がはじめて。
本当にお店で食べる味わいとまったく変わらないことにビックリしました！
あのお店で食べる味わいがそのまま自宅でも楽しめるなんて、本当に最高ですね！
二品目にいただくのは、こちらも創業当時から人気の「ミンチボールステーキ」。
フライヤでは、ハンバーグではなく、創業当初から「ミンチボール」っていうんです。
こちらもドビソースを使用しているんですが、粗挽き肉の食感と、肉の旨味と相まって、超絶美味！
肉汁がしっかり閉じ込められていて、ふんわりなのに、食べ応えもあり、これは年齢問わず愛されるのもわかります！
4代目にお話を聞いたところ、空気を入れながら捏ねるのが美味しさの秘訣なんだとか！
三品目にいただいたのが、「特選牛昭和カレー」。
このカレーは、タンシチューが看板メニューの「フライヤ」だからこそ出せる味と言っても過言ではない程、傑作のカレーなんです！
たっぷりの牛タンブイヨンがベースのカレーって、贅沢すぎて、なかなか食したことがないのでは？と思うのですが、味わい深い旨味とカレーのスパイスが相性抜群。どこか昔懐かしいカレーの味わいなんですが、マイルドな口当たりで、クセになる美味しさに脱帽！
《お取り寄せOK》ギフトにも喜ばれる、フライヤの洋食シリーズ
今回ご紹介した、タンシチューをはじめとするフライヤの人気メニューは、お取り寄せも可能です。
お客様からのお電話がきっかけで、遠方のお客様にもフライヤの味をお届けできるようにする為に、3代目が何度も、何年も試行錯誤を重ねて、お店で提供する味わいをそのままに商品化されたのだそうです。
そうして「フライヤのお取り寄せ洋食シリーズ」が誕生したんですね。
1933年以来続く、フライヤのこの美味しさをまだ未体験の方には、ぜひとも知っていただきたい！
湯煎や電子レンジで温めるだけの手軽さなので、日常の食卓でも、お祝い事の逸品メニューとしてもきっとご家族に喜ばれることでしょう。
ギフト対応もしてくださるので、大切な方への贈り物にも最適です。
取材にご協力いただいた、4代目の山井崇史さんとスタッフの皆さん。
『レストランフライヤ』いかがでしたか？
小さい頃から、フライヤの洋食を食べて育ったと仰っていた4代目の店舗責任者である山井さんは、「曾祖父の代から続く変わらない味をこれからも守りつつ、お客様のいろんな声を聞いて、新商品開発にもチャレンジしていきたい」と仰っていて、その想いが本当に素敵だと感じました。
一度食べたら虜になること間違いなし。「フライヤ」の美味しさをぜひ、この機会に知っていただけたらと思います。
和歌山へいらした際には、ぜひお店にも足を運んでくださいね。行列が絶えない人気店ですが、穴場の時間は13時過ぎか夕方頃なら、あまり並ばずに入店できるかもしれません。
厚切り牛タンシチュー/ ミンチボールステーキ/特選牛昭和カレー
レストランフライヤ（和歌山市）
和歌山市地域活性化起業人/（株）ぐるなび 内津 麻理
