ブロッコリーを加熱する方法には、茹でる、蒸す、電子レンジで加熱するなどがあり、それぞれ仕上がりの食感が変わります。そこで今回は、鍋、フライパン、電子レンジを使ってブロッコリーを好みの食感に仕上げる加熱のポイントを紹介します。
鍋で茹でる
鍋で塩茹でにすると、ホクホクとしたやわらかい仕上がりになります。
小房に分けたブロッコリーを、塩を加えたお湯に入れる
小房に分けたブロッコリーを、塩(1~2%)を加えたたっぷりのお湯に入れます。
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時間がないときは、水をかけて冷まします。ただ、つぼみが水を含んでべちゃっとした食感になるので、その場合は水気をしっかりと拭き取ります。
フライパンで蒸し焼きにする
フライパンで蒸し焼きにすると、ふっくらとした仕上がりになります。
小房に分けたブロッコリーをフライパンに入れて塩をふる
小房に分けたブロッコリーをフライパンに入れ、塩を少々ふります。
ブロッコリーを入れたフライパンに水を100ml注ぐ
ブロッコリーを入れたフライパンにふたをして中火で蒸し焼きにする
電子レンジで加熱する
時間がないときは、電子レンジを使うと便利。余熱で火が通りやすいので、少し硬めに仕上げるのがコツです。
水分がついたままのブロッコリーを耐熱皿にのせてラップでゆるく包む
ラップで包んだブロッコリーを電子レンジに入れて500Wで3分加熱する
電子レンジに入れ、500Wで3分ほど加熱します。取り出したブロッコリーが冷めてから、小房に分けます。
最後に
加熱方法によって、ブロッコリーの仕上がりが異なります。食感の好みや、料理に合わせて試してみてください。
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[ブロッコリー]選び方とおいしく食べるための保存方法
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濃い緑色が鮮やかなブロッコリーは、β-カロテン、ビタミン(ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE)や、食物繊維などを豊富に含む、栄養満点の万能野菜。最近では通年でスーパーに出回っており、サラダや炒めものにはもちろん、お弁当にも重宝します。寒くなるにつれて甘みが増し、10~3月までが旬です。
最終更新:2022.12.28
文:アーク・コミュニケーションズ
撮影:Getty Images(1枚目)、清水亮一(アーク・コミュニケーションズ/2~10枚目)
撮影協力:吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)