岐阜県美濃加茂市の中山道太田宿の活性化を目指し、2025年11月に、元料理人の店主が、地元の食材を活かした料理と地酒をふるまう居酒屋を開業します!食べた時に「ああ、日本って最高だな!」と心から感じていただけるように、手間を惜しまず、心を込めて料理いたします。はじめに
初めまして!つづやビレッジ「間借りで食堂のら」では、本当にたくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました!そして、お世話になりました、店主の伊藤 秀信(イトウ ヒデノブ)と申します。
「間借りで食堂のら」では、おかげさまでたくさんのお客様に来ていただけたのですが、入れなかった方も多く、本当に申し訳なかったです。インスタグラムでたくさんの方に紹介いただき、ありがたいことに予約の取れないランチになってしまいました。
そんなお客様から「実店舗はいつオープンするの?」「どこでやるの?」と、たくさんお問い合わせをいただきまして。これは一刻も早く実店舗をオープンしなきゃ!と思い、今回、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
私は料理が大好きで、食べる事と、お酒を飲む事が何よりも幸せを感じる人間です。人を喜ばせるのも好きです。幼少期は剣道に明け暮れてたんですが、親父に連れて行ってもらえる外食やキャンプで食べたものをマネして料理するのが好きだったような気がします。なんせ今年52歳ですから、遠い記憶ですが…(笑)
高校時代も剣道に明け暮れるなか、寿司屋でアルバイトを始めました。その時が一番、料理を覚えたい!と心に火が付いた時かもしれません。
その後、長距離トラックの運転手をしながら、全国各地の美味しい料理を食べる事が好きになり、ますます料理の世界へ飛び込みたい!と思うようになりました。そして、まずは魚を捌けるようになりたい!と、寿司屋さんに就職しました。
また、全国各地の美味しいものが食べたい!と、またまた長距離トラックの運転手をしながら、食べ歩きと参考書代わりに全国の名店のレシピ本を買い漁り、トラックに料理本を積んで全国を走り回っていました。お店ではカウンターに陣取り、職人さんの手さばきを食い入るように見て覚え、暇さえあれば見よう見まねで料理を振る舞ったりしてましたが、やっぱり自分が好きな肴とお酒を出したい!という気持ちが強くなり、独学で勉強して調理師免許を取得。岐阜県可児市に「食彩酒房 秀蔵」をオープンしました。この時28歳でしたが、なぜか料理には自信がありました(笑)
(左が自分です)
そんな中、12年間、持病で倒れるまで必死に、失敗も重ねながら料理を研究していました…人一倍、美味しい料理でお客様を喜ばせたい!という気持ちは強かったです。
しかし、持病の高血圧が悪化し、脳出血を起こしてしまい、泣く泣く店をたたむことに…。
その後、回復を目指していろいろな仕事をしました。自分で音楽イベントを企画したり、日本料理とは全く違う、豚の内臓専門の食堂でも働きました。そこでは、たくさんTVの取材も来て、「オモウマイ店」にも出演させていただきました(笑)
でも、やっぱり地元で自分の食べてもらいたい料理を出したい!、地元で地域貢献がしたい!という気持ちが捨てきれず、関東から岐阜に帰ってきました。
地元の中でも、歴史ある太田宿に魅力を感じているのですが、イベントのない時は、古い街並みが寂しくて…。
そこで思いついたのが、かつての活気を取り戻し、魅力ある街並みを残しつつ、ゆっくりと飲食を楽しんでいただける場所を作りたい!ということ。
ご覧の様に、私はまるで野良猫のような人生を歩んで来たので、屋号を「のら」としました。
「間借りで食堂」からのステップアップとして、「のら」の前に、今回メインとなる「酒・おでん・肴」を付け加えました。
食べた時に「ああ、日本って最高だな!」と心から感じていただけるような店にする為に、手間を惜しまず、心を込めて料理いたします。
その為にはどうしても開業資金が必要で、今回、クラウドファンディングに挑戦いたします。
プロジェクト立ち上げの背景
中山道太田宿はかつて江戸時代には西国大名の参勤交代の休憩地として利用され宿場町として栄えていました。しかし、現在は建物の老朽化や家主の高齢化で建物の維持が困難になり、建物の取り壊しが多くなってしまって、残念な事に、かつての活気を感じる事ができません。
そこで、少しでも昔の建物を残し街並みを保全しながら活気ある太田宿を戻し、多くの方に知っていただく、ためにも自分が、起爆剤となり活気あるれる中山道太田宿のために何とかか、地域貢献できないのかと自分の得意な料理や音楽イベント培ったノウハウを活かしたいと言う思いが強くなりました。
だから「今」でしょ!
岐阜県美濃加茂市の中山道太田宿ってこんなところ
中山道は江戸時代、江戸の日本橋と京·三条大橋の間を結ぶ山街道にあたり太田宿は美濃の国、51番目の宿場町です。木曽海道六十九次にも中山道51番目の宿場町として描かれています。
太田宿には「太田の渡し」があり尾張藩の重要な場所として代官所が設置されるなど木曽川筋の軍事、政治、経済の重要な拠点として大いに栄えていました。
いまでも国の重要文化財に指定されている「旧太田脇本陣林家住宅」明治26年創業の蔵元「御代櫻醸造」国登録有形文化財の旅籠「旧小松屋吉田家住宅」500年の歴史を持つ臨済宗の古刹「祐泉寺」などかあり昔の風情が感じる建物などが残っております。
秋には太田宿中山道まつりが開催され14代将軍徳川家茂に嫁がれた「皇女和宮」様を中心に歴代の将軍に嫁いだ6人のお姫様や武士、奴に扮した100人以上の降嫁行列を再現した「姫道中」が楽しめます。
「酒・おでん・肴 のら」誕生秘話
「また居酒屋をやりたい!今度は、何か地元を盛り上げるようなことがしたい!」自分の想いを形にできる場所を探していたところ、中山道太田宿が目に留まりました。でも、古い建物がどんどん取り壊されていって、活気のない街並みが本当に残念で…。「これは何とかしなくちゃ!」と思い、空いている物件を半年くらい探していたんですが、さすが古い街並みだけあって、なかなか土地の権利を持っている方や、建物の所有者の方が見つからず、時間だけが過ぎていきました。
そんな時、美濃加茂市の姫biz(ひめびず)さんに相談に行ったところ、美濃加茂市三和町にある、サウナ古民家宿つづやビレッジさんがシェアキッチンを募集していることを教えてもらいました。物件を探している間だけ、試しにランチ営業に応募してみることにしたんです。 少しでも自分の作ってきた料理を披露して、喜んでいただけたら嬉しいな、という想いで期間限定で「間借りで食堂のら」をオープンさせていただきました。
ランチでは、少しずつ色々なお料理を味わっていただけるように、旬の食材を彩り豊かに盛り込んだ「おばんざいランチ」をご提供させていただきました。
たくさんのインスタグラマーの方にもご来店いただき、いつの間にか大好評となりました!
多い日には20件以上もご予約をお断りする事態になってしまい、「予約の取れないランチ」なんて言われるまでになりました。
そんな中、やっと自分が思い描いていた物件が見つかりました!
改装前ですが、こちらの物件となります。
「間借りで食堂のら」では、本当にたくさんのお客様をお断りしてしまっていたので、早くそのお客様にも来ていただきたくて、急いで開業の準備を進めている次第です。オープンは2025年11月を予定しています。
こんな居酒屋を作ります!
築何十年?っていう、昔ながらの酒屋さんだった建物をそのまま活かして、居心地の良い空間で、旬の食材を使った、ちょっとずつ色々楽しめるおばんざい料理と、上品な京風おでん、それに、その日おすすめのこだわりの一品料理を、全国各地から選りすぐりの地酒と一緒に、ゆっくりとお料理とお酒のマリアージュを楽しんでいただける、そんなお店を作ります!
毎日、市場に行って自分の目で見て、納得したものだけを仕入れてくる魚介や野菜を使って、「料理の最高の調味料は手間!」をモットーに、手間を惜しまず、出汁と季節感を大切にしながら、「この味、この香り…やっぱり和食って最高だな」って、心から思っていただけるようなお料理をご提供したいと思っています。
それに、お料理は目で見て楽しむのも大事!ということで、お店の雰囲気に合う、ちょっとレトロな骨董の器(明治・大正時代のもの)を使って、盛り付けにもこだわり、全国各地の地酒を豊富に取り揃えて、ゆったりとくつろいで、心から満足していただける、そんなお店を目指します!
※営業日は月、木、金、土、日曜日 定休日は火、水曜日土、日曜日は12時よりランチ営業あり
リターンについて
ご支援者全ての方に、事業が存続する限り、プレミアム優先予約の権利を提供させていただきます。この権利は二度とありませんのでこの機会にご検討よろしくお願いいたします。
※ランチ券は営業日でしたら夜の業でも使えます。
※詳細は各リターンのご案内ページに書かれていますのでご確認ください。
※お酒類は、通信販売酒類小売業免許を有する「ワイン・地酒・焼酎 渡辺屋(加茂郡)(通知書文書番号:関酒118)」から直送します。
スケジュール
クラファン終了:8月31日
工事開始 10月上旬
リターン発送 10月上旬
プレオープン レセプション 11月上旬
オープン11月上旬
たくさんの応援メッセージをいただきました
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Coming soon
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さいごにお伝えしたいこと
どうしても居酒屋をやるなら、中山道太田宿しかない!と決めて、場所を探していました。正直なところ、今の太田宿は、昔ほどの活気はないんですが…、少しでも古い街並みを守って、太田宿を盛り上げるために、今まで料理人として、音楽イベントのオーガナイザーとして培ってきた経験を活かして、起爆剤になれたら!と思っています。
理想を言えば、犬山城下町や郡上八幡みたいに、たくさんの人が集まる魅力的な場所になれば…!
そして、一人でも多くのお客様に喜んでいただける料理を提供して、「のら」のファンになっていただけるように、なんとか今回の実店舗での営業を成功させたいんです。
クラウドファンディングにご支援いただいた方には、ここでしか手に入らない特別な特典もご用意しました。
やっとの思いで見つけたこの場所を、絶対に無駄にはしたくありません!私の後に続いて、太田宿の発展のために頑張ってくれる仲間たちの見本になれるように、どうか皆様、ご協力よろしくお願いいたします!
皆様と笑顔で乾杯できる日を、心から願っています!
「酒・おでん・肴 のら」
店主 伊藤 秀信