「北九州超スマートケアコンソーシアム」に参画

ポケトーク株式会社
～言葉の壁をなくし、外国人介護士が活躍できる未来型介護の実現へ～

　ポケトーク株式会社（本社：東京都港区芝二丁目2番12号　浜松町PREX４階 取締役 代表執行役社長：松田 憲幸）は、2025年7月に発足する「北九州超スマートケアコンソーシアム（KSCC）」において、「グローバルケアビジョン部会」の一員として参画することをお知らせいたします。

　本コンソーシアムは、北九州市との連携のもと、約50の企業・団体が持つ知見を結集し、革新的なテクノロジーと人間中心のケアアプローチを融合させた、持続可能な「未来型介護」の実現を目指す取り組みです。


　厚生労働省の推計によれば、2025年度には介護分野で約32万人の人材が不足するとされており（※）、その解決に向けては、外国人介護人材の活躍の場を広げることが不可欠です。
一方で「言語の壁」を理由に、現場での人材定着や業務遂行には課題が残されているのが現状です。


　これらの課題を受け、当社は本コンソーシアムの「グローバルケアビジョン部会」の一員として参画し、2026年4月に開設予定の「未来型介護モデル施設」にAI通訳機「ポケトーク」およびブラウザ型同時通訳サービス「Sentio（センティオ）」を提供することを決定いたしました。


AI通訳機「ポケトーク」およびブラウザ型同時通訳サービス「Sentio」を活用することで、多言語でのリアルタイム双方向コミュニケーションを実現します。これにより、外国人スタッフが母国語のままでも安心して働ける環境を整え、業務内容を正確に理解・伝達できる環境づくりを支援することで、外国人材の受け入れ・定着を促進し、介護業界全体の人材基盤の強化につなげてまいります。
また、これらの通訳機能は、介護記録の多言語保存や、緊急時の対応にも活用される予定です。


　ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、これまで教育・医療・自治体・観光そしてビジネスの現場など、多分野で通訳ソリューションを提供してきました。本取り組みは、介護分野における言葉の壁をなくし、多様な人材が対等に協働できる社会の実現に向けた実践的な一歩だと考えています。

引き続き、テクノロジーの力で、あらゆる人が安心して暮らし、働ける社会の実現に貢献してまいります。

（※）厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護人材の需給推計（2023年7月）」

【 AI同時通訳　「Sentio （センティオ）」とは 】
AI同時通訳「Sentio」は、相手の話す 10 言語(英語、日本語、韓国語、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語)を 75 言語の音声とテキストでリアルタイムに通訳して理解でき、まるで専属の同時通訳者がいるように相手の話が分かるサービスです。ウェブブラウザ上で使用でき、インターネット接続が可能なスマートフォンやパソコン、タブレット端末で使用できます。またオンライン会議だけでなく、対面でも使えることも大きな特長です。
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【 AI通訳機 「ポケトークS2」とは 】
「ポケトーク S2」は 2024 年 10 月に販売を開始した最新機種で、91言語を音声・テキストに翻訳し、1 言語をテキストのみに翻訳できます。従来機種より Wi-Fi がなくても通信可能な国と地域か拡大し、世界 170 以上の国と地域で、Wi-Fi のない所でもそのまま使えるモバイル通信機能を内蔵しています。また、バッテリーの持続可能時間も大幅に改善し、あらゆるシーンでお使いいただけるようアップデートいたしました。
「ポケトーク アナリティクス」との連携によりセキュリティ面もさらに強化され、グローバルにおけるセキュリティ基準に準拠することで、個人でのご利用はもちろん、企業や団体、自治体での導入において安心してお使いいただけます。
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