“自覚なき高血圧”と向き合う機会を——「知るきっかけ」を届けた1日

2025.06.04 09:00
高血圧は、日本人のおよそ3人に1人が抱えているという身近な健康課題です。ところがその多くは、自覚のないままもしくは対処されないまま、日常生活を過ごしているという現状です。
こうした自覚しにくい健康リスクへの“気づき”を届けるため、当社は、代官山T-SITEで開催された1日限定の血圧ケア啓発イベント「PROTECT HEARTS PROJECT FES.」に出展しました。


忙しい毎日の中で、血圧のように「症状が現れにくいリスク」は後回しにされがちです。2022年のデータによると、交通事故死が2,610人に対し、高血圧が原因で起こる心臓突然死は、9万1,498名と約35倍にもなります。こうした疾患は、「現役世代」とされる人々においても発症する可能性があり、決して他人事ではありません。だからこそ、検査を通じて“今の身体”と向き合うことが、未来の自分や大切な人を守る行動になると信じています。
本記事では、出展を決めた背景やこの取り組みを通じて当社が伝えたかった想いをお届けします。
出展の想い|“予防”は、自分と大切な人を守る大切な行動
高血圧は、日本人の死因として、「悪性腫瘍(がん)」の次に多いとされている心疾患や脳血管疾患の原因のひとつといわれています。心疾患や脳血管疾患は、発症してしまうと、寝たきりの状態が続いてしまったり、発症した際の治療費が高かったりと、予後が非常に悪い疾患としても知られています。そんな怖い病気につながってしまうにもかかわらず、「自覚症状がない」ために、受診や適切な治療が遅れてしまうということも多々あります。
このような社会課題に対して、当社は、予防医療領域における、検査サービスを提供しています。「検査を受けて終わり」ではなく、「受けてから始まる予防医療」を掲げて、人々の健康寿命の延伸に取り組んでまいりました。


当社は今回「知るきっかけを届けたい」という想いから、腸活を切り口に、日々の食事や生活習慣の中で無理なく始められる実践的な健康アクションをご紹介するため、今回の出展を決定いたしました。
「血圧ケア×腸活-日常生活から取り組める対策を」
今回のイベントの大きな特徴は、「毎日の血圧ケアで健康な未来を」を体感できること。今回当社では、主なサービスである、脳梗塞・心筋梗塞の発症リスク検査「LOX-index」と、腸内フローラ検査「Flora Scan」をメインにブースを出展。高血圧フローチャートの展示や、腸活から始まる高血圧対策など、検査サービスの紹介を通じて、「身近に感じられる予防医療」というコンセプトをもとに、来場者へ予防医療への啓蒙活動に取り組みました。


イベント当日、ブースを訪れた方からは、
「日々の腸活を意識しようと思えました」
「腸内環境と高血圧の関係について初めて知りました」
という声が多く寄せられました。


ブース来場者のアンケートでは、
「高血圧と腸内環境との関連性を知っていましたか?」という質問に対して、80%以上の方が「知らなかった」と回答されました。また、ブーススタッフによる説明などを聞いて「今後、腸内環境改善に取り組みたいですか?」という問いに関しても、80%以上の方が「取り組みたい」と回答していただけました。


ブースには10代~50代の幅広い年代層の来場者が訪れ、「腸活や腸内環境に興味があった」との声も多く聞かれました。また「栄養相談で自分の食生活に足りないものに気づくことができました。普段の生活の中でもすぐにできそうなアドバイスをもらえて嬉しいです」と、笑顔で答えてくれました。
<腸内フローラ検査「Flora Scan」>
<当日ブースの様子>
<腸活相談>
イベントを通して感じたこと
イベント後の来場者アンケートや社内での振り返りを通じて、「高血圧を、腸活でケアすることができるとは思わなかった」というような驚きの声が聞かれて、反響の大きさを感じることができました。また「高血圧」を予防するため、日々の食生活を意識するきっかけづくりになったことも実感できました。
「予防医療」という言葉は、まだ一般の方には浸透していない。だからこそ、まずは「知るきっかけ」を届けたい。今後も、「受けてから始まる予防医療」を掲げて、行動変容につながるサービス拡充や、啓蒙活動を引き続き強化していきたいと考えています。
将来の展望
今回のイベントは、これまで医療機関を中心に活動してきた当社にとって、新たな挑戦でした。一般の方々と直接コミュニケーションをとりながら健康や予防医療について、直接言葉で伝える。そうした場を持てたことは、私たちにとっても大きな一歩となりました。
ただの健康イベントにはとどまらず、今後も「知るきっかけ」を提供する場を、さまざまなパートナーと連携しながら、広げていく予定です。体験での気付きを、継続的な行動変容につなげていくために、検査後のアフターフォローサービスの拡充や、他業種との連携によるパートナーシップも強化していきます。
目指すのは、「予防医療」が特別なことではなく、日常生活の一部になること。「体調が悪くなってから病院へ行く」のではなく、「何も起きていないうちから、自分の身体に目を向ける習慣が当たり前になる」。そんな意識の変化を少しずつ社会に根づかせるため。
私たちはこれからも、「平均寿命と健康寿命のギャップをゼロにする」ために、健康と向き合うきっかけを提供してまいります。


■プリメディカ 広報担当 佐藤より
我々の検査サービスは、健康診断という1年で最も健康意識が高いタイミングで受検いただくことがほとんどですが、本来の“予防医療”は、日常生活でも健康に意識を向けて、行動に移すことが本質だと思っています。一見難しそうな印象に聞こえがちですが、「揚げ物ではなく、魚中心の献立にしてみる」「塩分を少し気にしてみる」など簡単なことから始められることがほとんどです。今回の取り組みが、自分の健康と向き合うきっかけになってほしいです。
当社が参画する「PROTECT HEARTS PROJECT」について
2024年7月のプロジェクト発足以降、消費者がより健康や血圧について真剣に考える「リアルな接点」での啓発活動を拡大しています。調剤薬局・ドラッグストアでの店頭や、健康診断・人間ドック受診施設など、健康や血圧課題が自分事になる瞬間に、血圧の健康リスクの気づきや、すぐに始められるアクションの提案などリアルな接点ならではの人を介した啓発活動を以下のように具体化しています。


また、本プロジェクト発表以降、続々と参画を希望される企業があつまっており、更なる連携の拡大を進めています。

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