約60年ぶりに復活した高藏蒸留所のウイスキー「高藏」が快挙。日本唯一でアジア最大級の蒸留酒品評会TWSC2025の洋酒部門で金賞を獲得!

2025.05.15 12:38
明利酒類株式会社
茨城県水戸市の土地で復活した明利酒類の高藏蒸留所のファーストリリースとなる1年物のニューボーン「高藏 REBORN PLUM WINE CASK FINISH」が「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025」の洋酒部門にて、見事、金賞を受賞しました!!

◆高藏蒸留所ブランドサイト
茨城県水戸市の総合酒類メーカー・明利酒類株式会社が約60年ぶりに再開したウイスキー造りにおいて、初の製品となる1年物のニューボーン「高藏 REBORN PLUM WINE CASK FINISH」が、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025」(以下:TWSC)洋酒部門にて金賞を受賞いたしました。
また、同部門に出品したNEW MAKE「高藏 NEW MAKE THE FIRST DROP」も銅賞を受賞。

◆金賞を受賞した「高藏 REBORN PLUM WINE CASK FINISH」について
高藏蒸留所が自信を持ってお届けするニューボーン1年の“高藏”。創業160 年以上の明利酒類の知見を全て集約し、当初より酵母の量を3倍、発酵期間を倍以上にしたことで得られる洗練された味わいのニューポットを熟成させました。 明利酒類のフラッグシップ商品である、「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒を中心にブレンドを構成。 香りはプラムの軽やかさ、味わいはレーズンのような甘みで始まり最後にスパイシーな味わいも感じていただけます。

◆常務取締役 加藤喬大のコメント
1952年に「世界に通じるウイスキーを」と、私の曾祖父と情熱溢れる職人達で立ち上げられた蒸留所。不慮の火災で途絶えた歴史を、志を継いで復活させました。今回初回のリリースで金賞を獲れたことは大変嬉しく、蒸留所メンバー全員で喜びを分かち合っています。またニューメイクにも個性があり、梅酒樽での熟成も独自性を追求しましたが、その中でこのような評価を頂けたことは特に嬉しく思っています。
今年は茨城県産のピート麦芽の使用、更にオリジナル酵母での醸造に挑戦します!来年2026年夏には「高藏シングルモルト」の発売を予定しているので是非ご期待ください。また現在、高藏蒸留所は高藏の魅力を伝えてくださる特約店様との打ち合わせを重ねています。ご興味を持っていただけました酒販店様は是非ご連絡をお待ちしております。

◆お問合せ先
TEL:029-247-6111(担当:加藤、加藤木)
MAIL:meiri@atlas.plala.or.jp
公式HP:
◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)とは
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本文化が培った繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。ウイスキー評論家の土屋守氏が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて、国内はもとより世界中の高品質なウイスキー・スピリッツを発信していくことや、ウイスキー・スピリッツ文化の発展を担う飲み手育成などがその目的です。
2019年に開催がはじまり、2020年からは、日本が誇る蒸留酒である焼酎・泡盛の魅力を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設しました。過去6回で洋酒部門は3,178本、 焼酎・泡盛部門は1,283本の合計4,461本のエントリーがありました。
(TWSC2025プレスリリース

◆明利酒類のウイスキー造り ~歴史と再開~
江戸時代、初代が「酒造りに最適な水」を求めて全国を巡り、旧水戸藩の地に辿り着いて以来、明利酒類は160年以上にわたってこの地で酒造りを続けてきました。
1952年、創業者・加藤高藏と情熱溢れる職人たちの手によって、明利酒類のウイスキー造りは始まりました。しかし、10年後に発生した火災によりウイスキー免許を焼失、やむなくウイスキー製造からの撤退を余儀なくされました。
それから約60年。ウイスキーの製造は途絶えていたものの、明利酒類はその間、清酒酵母の独自開発を行い、全国240以上の酒蔵に提供するなど、発酵技術を徹底的に磨いてきました。また、全国でも希少なアロスパス蒸留機を用いたアルコール蒸留から始まる蒸留技術は、焼酎やジンの製造にも応用され、着実に研鑽を重ねてきました。
そして2022年、ウイスキー製造免許を再取得。新たに『高藏蒸留所-TAKAZO DISTILLERY-』を設立し、発酵・蒸留・熟成のすべてを水戸市の自社敷地内で一貫して行う体制を整えました。酵母の量を従来の3倍、発酵期間を2倍以上に設定し、さらに力強くも華やかな発酵を実現。また自社でオリジナルの酵母も開発をし、実際の醸造に使用できるよう研究を重ねています。熟成には、日本を象徴するミズナラ樽や、看板商品「百年梅酒」を寝かせたプラムワイン樽を用いるなど、日本ならではの個性を追求したウイスキー造りに挑んでいます。
◆『高藏蒸留所-TAKAZO DISTILLERY-』の独自性

Terroir 水の都がつくりだす、豊かな味わい。                
水戸は那珂川と千波湖に囲まれた豊かな水脈をもつ「水の都」。 地下から湧き出るマグネシウムを豊富に含む水は、ウイスキー造りに欠かせない大事な要素のひとつです。清酒造りにも使用しているこの水は毎日変わらず、自社で汲み上げています。また夏は暑く、冬は厳しい寒さになる水戸。水戸の気候で60年ぶりに呼吸し、熟成されたウイスキーの味をお楽しみいただけます。
Craftsmanship 最高のウイスキー造りは、こだわりの基礎から。            
私たちがこだわるのは、水や大⻨だけではありません。味わいを決めるのに重要な酵母から発酵、蒸留まであらゆる工程で日々、最高の味わいを目指して実験と研究を重ねています。 酒造りの基礎となる酵母を独自で開発・培養している明利酒類の技術を活かし、2023 年には独自のウイスキー酵母を開発。高藏蒸留所ならではのフルーティな味わいを生み出すべく、研究を重ねてまいります。
Attempts 蔵人の技術と知識から生まれる、新しい試み。  

高藏蒸留所ではミズナラ樽をはじめとし、バーボン樽やシェリー樽、ポートワイン樽、ラム樽などをウイスキーの熟成に使用しています。 中でも特徴的なのは、明利酒類の看板商品である「百年梅酒」の熟成を行ったプラムワイン樽。 芳醇な梅酒の香りが染み込んだ樽での熟成により、日本ならではのフルーティな味わいの骨格がつくられます。 600 種類の商品を手がける明利酒類の知見を活かし、個性豊かなウイスキーを造っています。
▼「高藏」ブランドの詳細はこちら
▼ブランド立ち上げに関するプレスリリース
◆ウイスキー高藏シリーズ 他ラインナップ
「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」
高藏蒸留所によるピュアモルトウイスキー。 日本一の称号を持つ「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒を大切な構成原酒の一つとしてブレンド。日本のテロワールを活かしたフルーティな甘みと芳香なバニラの香りを感じる高藏蒸留所の今後を示唆する一本です。
・内容量:700ml
・小売価格:4,500円(税別)
・アルコール度数:46%


「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」
高藏蒸留所によるピュアモルトウイスキー。ジャパニーズウイスキーを象徴する「ミズナラ樽」をファーストフィルで贅沢に使用し、熟成。 日本のテロワールを活かし、フルーティなウイスキーを探求する中で果実の甘みとスパイシーさの両立を目指した一本です
・内容量:700ml
・小売価格:6,000円(税別)
・アルコール度数 : 46%
【本件に関するお問い合わせ先】
明利酒類株式会社 加藤、加藤木
TEL:029-247-6111
MAIL:meiri@atlas.plala.or.jp
公式HP:

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