2024年、ヤギ8頭と一緒に白老町に移住してきました。閉業して8年が過ぎた元「オーシャンファーム」という養老牧場を借りています。フランスの田舎で出逢った「ヤギチーズ農家」を目指して新規就農!この白老町でヤギミルクを使った『チーズ工房』をオープンさせ、ヤギとヤギチーズの魅力を伝える場所を作ります!
このプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
北海道白老(しらおい)町在住の白木美夏(しらき みか)です。
出身地は、白老町のお隣の苫小牧(とまこまい)市です。
★ が現在暮らしている「白老町」で、隣の ★ が出身地の苫小牧市です。
■「飲食」の道へ
幼い頃から母や祖母の手料理で育ち、札幌の調理師専門学校卒業後は飲食の道へ進みました。
食の根本、農業にも興味を持ちました。
29歳の時にフランスの田舎に行った際に、ヤギチーズ農家をやっている女性と出会いました。
そこから私の目標にはいつも彼女の姿がありました。
これまで、いろんな経験をさせてもらい、たくさんの方と出会わせてもらったからこそ、今ココで始められるのではないかと感じています。
そして、ココに来るために今までがあったのかなと思えるくらい、素敵な場所に辿り着けました。
私は、現在42歳になりました。紆余曲折ありながらも、12年間『ヤギチーズ農家』を目指しています。
ヤギのミルクからチーズを作って販売したいと考えています。
また、皆さんにもっとヤギの魅力、そしてヤギチーズの魅力をお伝え出来ればと思っています。
20代はフランス料理の世界で働いていたため、ずっとフランスに行きたいという夢がありました。
フランス人の日常食を見てみたいという思いから、29歳の時にワーキングホリデーとWWOOF(ウーフ)を利用してフランスの田舎にいきました。
南フランスで滞在した農家では、私と同じ歳の女性が農場を切り盛りして、ヤギ、豚、馬、鶏、畑、そして民泊を運営していました。
彼女のお手伝いをする中で、ヤギの乳搾りも出来るようになり、チーズも作らせてもらい、マルシェに販売にもいきました。
約半年滞在した中で、私もこんな生活をしたいと思うようになりました。
ヤギのミルクには良質な脂肪酸である中鎖脂肪酸が牛乳よりも多く含まれています。
中鎖脂肪酸は急速に分解されて体内に吸収され、脂肪として蓄積されにくく、さらに満腹感も得られるため、ダイエットに適しています。
そんなヤギミルクで作るチーズは、牛乳で作るチーズよりも歴史が古く、フランスでは定番のチーズになっています。
乳量の違いから牛のチーズの方が多いですが、ヤギチーズは根強いファンが多く、ヤギチーズ専門店もあって、日常的に食べられています。
私がこのヤギチーズを初めて食べたのは、東京で働いていたビストロでした。
メニューにあった『サラダ シェーブルショー』という温製ヤギチーズのサラダ。
なんて美味しいんだ!と感動したのを覚えています。
そこから、フランスでヤギチーズを作る現場を目の当たりにして、「こうやって作るんだ!」と興奮。
さらにヤギチーズが好きになりました。
6年前、私の山羊の先生から当初2頭を譲り受け、少しずつ増やしていきました。
山羊は人懐っこく、割と人間の言う事をききます。家畜とペットの間くらいの距離感が丁度良いです。
これまでに数頭亡くなった子もいます。その子たちの分まで今の子を幸せにしてあげたいなという思いです。
私は、ヤギを放牧主体でヤギ自身が食べたい草を自分で選んで食べられる環境を作っています。
牧草も化学肥料・農薬を使っていないものを与えています。
大切にしているのは、太陽を浴びること、風に吹かれて、地下から汲み上げた水を与えること。
6年前にヤギを飼い始めて、たくさん失敗も重ねてきました。
だからこそ、毎日一頭一頭観察をして、小さな変化も見逃さないようにしています。
ストレスのない自然に近い環境を作りながら飼育しています。
彼女たちの「幸せ」を一番に考えています。
ヤギにとっていい環境の土地を探す中で、雪も少なく、酪農家の多い白老町がいいなとなんとなく思っていました。
そんな中、偶然にも友達から今の牧場を紹介してもらうことができました。
33年前に競走馬の養老施設として日本で初めて作られた養老牧場「功労馬の里 イーハトーブ・オーシャン牧場」です。
場内には、開拓者「大井昭子」さんのあゆみや馬頭観世音の碑もあります。
馬たちが本当に大切にされていたことがよくわかりますし、今でもここを訪れる方もいらっしゃいます。
閉業して8年間空いていたこの牧場を運良くお借りすることが出来ました。
そして、2024年11月にヤギ8頭と一緒に移住してきました。
白老町で1人で新規就農して、事業計画を作り、お金を借りる準備をしておりますが、なかなか個人には今は厳しいとのことで、まだ借り入れるまでに時間がかかりそうです。
また自分がそうであったように、女性限定でWWOOF(ウーフ)制度を活用し、お手伝いくださる方を受け入れていきます。
チーズ工房の名前は『Uyoro Fromage (ウヨロ フロマージュ)』
Uyoro は、牧場のすぐ隣に流れている川の名前です。秋には鮭が遡上し、命の営みが垣間見れます。
ヤギ4頭から150キロのチーズができる計算です。
5年後の2030年には20頭まで増やしたいと考えています。
現在、子ヤギも産まれ、ミルクも搾れる状態になりました。今後も次々と子ヤギが誕生する予定になっています。
朝ヤギの餌やり、掃除(30分)→ バイト(4時間)→ 自分の土地の整備(草刈り・DIYなど)→ ヤギと散歩→ 餌やり、掃除
という生活をしています。
これまでフランスで約半年、3軒のヤギチーズ農家で学びました。
また、十勝新得共働学舎で2年間、チーズづくりを学びました。
日々の牧場の様子を紹介していきます! ぜひフォローお願いします。
Instagram ▶︎uyorofromage
2025年4月28日 クラウドファンディングスタート
2025年5月2日 カレン初出産予定
2025年5月6日 サキちゃん2回目の出産予定
2025年6月 搾乳開始
2025年6月29日 クラウドファンディング終了
2025年8月中 チーズ工房完成予定
2025年9月 製造開始
2025年11月 搾乳終了
※クラウドファンディングの開始に先立って、ユキちゃんが初出産!そして、プーちゃんは4回目の出産をしました!
内装工事 210万円
設備費 340万円
備品費 40万円
合計 590万円
藁出しに使う中古ミニユンボの購入 133.5万円
合計 133.5万円
このうちの工房にかかる費用の一部の200万円を第1目標にしたいと考えています。
また、牧場管理に必要な費用は、リターンにも個別に設定します。
※これらの資金を調達できなかった場合は、工期や製造が遅れますがセルフビルドしたり、購入物品の見直しなどを行いながら、少しずつでも必ずやり遂げます!
<当牧場からの贈り物>
当チーズ工房『 Uyoro Fromage 』で初めて作るチーズを提供します!
また、卵から育てた烏骨鶏のたまごもあります。
<いい乳出せよ!ヤギの餌代>
ご支援の10%をヤギの餌代とさせていただきます。
ウヨロフロマージュの「ヤギミルク」を支えるご支援となります。
<ヤギと触れ合いたい!>
当牧場で癒しのヤギと触れ合いませんか?
写真を撮ったり、牧場内でのんびり過ごしていただけるリターンがあります。
そして、子ヤギや森の散歩道の命名権など、当牧場になくてはならない存在になってください。
<協力者からの応援品>
白木美夏とゆかりのある方々より、返礼品をご提供いただきました。
白老牛のローストビーフ、天然酵母のパンなどの極上に美味しいものやアートな葉書や盆栽などなど。
※白老産クラフトビールもリターンとして登場する予定です! お楽しみに!
たくさんの応援メッセージをいただきました。
メッセージが長く書ききれなかったものは、途中で <続く> となっています。
活動報告にて全文をお知らせいたしますね!
メッセージ画像をクリックすると、各自のInstagramアカウントにジャンプするものもあります。
皆様、このような励みになるメッセージを本当にありがとうございます!
今後とも、よろしくお願いします。
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。
ここ12年この夢を実現するために遠回りしながらも一歩一歩進んで来ました。
日本ではまだまだ見かけることの少ないヤギのチーズですが、牛とはまた違った食感だったり風味、何より、健康で幸せなヤギからの贈り物を是非手に取っていただき、違いを体験していただきたいと思います。
実現のスタートラインまであと一歩! 皆様のお力添えどうか宜しくお願いします!