牛乳の常識を変える!安心・安全な放牧牛乳の未来を創る乳製品工場を北海道で作りたい

2025.03.30 00:45
北海道別海町で心から安心・安全といえる放牧牛乳を生産する乳製品工場を建設します。日本の酪農業は赤字経営が深刻化し、安全な牛乳が失われつつある現状。私たちは、安心・安全な100%循環型酪農にこだわり、牛にも人にも優しい「牧草飼育牛乳」を届けていきます。「安心・安全」と答えられなかった…
「人が食べられない草を、牛乳や肉に変えてくれる酪農は、素晴らしい職業。」
そんな思いで、”牛に優しく自然に優しく” を考えながら10年前に夫婦2人で北海道別海町に牧場を開きました。
しかし、酪農の現実は…
・牛たちは牛舎の中だけで一生を過ごす「放牧しない酪農」が主流
・牛に与える穀物はほとんどが遺伝子組み換え穀物である
・牧草には「化学肥料」が大量に使用されている
・草地更新の際には除草剤が撒かれる
このままで、本当に「安全な牛乳」と言えるのか?
そう疑問を持ち、私たちは「100%循環型酪農のグラスフェッド(自分のところで育った安心・安全な草だけを食べる牧草飼育)」への挑戦を決意しました。
愛する4人の子どもたちに堂々と
「うちの牛乳は安全だよ。いっぱい飲んでいいんだよ!」
といえる酪農がしたい!!この想いが、私たちの原動力です。
自己紹介が遅れました。
私たちは、「100%循環型酪農のグラスフェッド(自分のところで育った安心・安全な草だけを食べる牧草飼育)」に挑戦する「おひさまファーム」を運営している代表の加藤信宏と妻の麻里子と申します。
私たちの牧場は「人の数より牛の数のほうが多い」北海道の別海町にあり、冬の天気の良い日にはダイヤモンドダストが見ることができる素敵なところです。
まさに「大草原の小さな家」で家族6人今日も元気に酪農をしています。
朝夕牧場まで行き、子どもたちが牛を追って牛舎で乳搾り。ときには牛に蹴られたり、踏まれたりしながら、また牛を放牧する。
間の時間は子どもたちと遊んだりおしゃべりを楽しんだりして過ごします。
よくある普通の仲良し家族ですが、一般的な酪農とは、まったく違った運営をしています。
それは、「牛も人も自然と共存する循環型酪農」です。
自然にも優しい「循環型酪農」
「循環型酪農」というのは、草を牛が食べて糞尿を畑に返して、そこで育った草や穀物を与えることです。
・牛たちは、自分のところで育った安心・安全な牧草だけを食べて育ちます。
・牛の糞尿は土に還り、再び牧草を育てる肥料になります。
・自然のサイクルを守りながら、牛と共に生きる酪農を実現しています。
私たちがやっている「循環型酪農」というのは、海外からの化学肥料もないですし、配合飼料も購入していないので、100%自分のところで育った草だけを牛に与えて、そこで取れた糞尿を堆肥にして畑に還元しているので、「100%循環型酪農」と謳っています。
この循環型酪農の取り組みに共感し、今では1,500名以上のサポーターとして登録してくださり、100%グラスフェッドビーフを提供させていただいております。
実際に牧場に来てくださった動画もありますので、ぜひ雰囲気を体感していただけますと幸いです。
グラスフェッドビーフとは
グラスフェッドビーフというのは「牧草のみを与えた牛から出た牛乳や肉」のことをいいます。
一般的にグレインフェッドというのは、多くの畜産家が飼っている農法で、草も与えるんですけど、穀物なども与えて育てる方法です。
日本の酪農業界が直面する危機
一般社団法人中央酪農会議が行った「日本の酪農経営 実態調査(2023)」では、
・日本の酪農家の84.7%が赤字経営
・4割以上の酪農家は、1カ月の赤字が100万円以上
・6軒に1軒は1億円以上の借入金を抱えている
というデータが出ております。
飼料価格が上がっており、酪農業の厳しさが増す中、本当に安全な牛乳を生産できる酪農家はますます減っています。
だからこそ、「価格競争」に巻き込まれない、安心・安全で持続可能な放牧酪農を守るために、乳製品を生産する新しい工場を設立することを決意しました。

乳量・収入が半額以下に…
かくいう私たちもおひさまの光と牛の堆肥だけで育った牧草を食べて牛が育つ、循環型で地球に優しいPerfect grass fed(自分のところで育った安心・安全な草だけを食べる牧草飼育)」の挑戦は、壁が高いです。
グラスフェッド牛は、オーストラリア、ニュージーランドが主産地ですが、効率や生産性を考えると、安心・安全な草だけを食べる牧草飼育は難しいのが現状です。
開拓スピリット!だけで酪農をはじめましたが、トラクターや搾乳機器は高額で、夢より借金がかさむ一方。
さらに、グラスフェッド牛酪農に切り替えたため、乳量、収入ともに半額以下となりました。
けれど、誰かがやらないと酪農の現実は、変わらない…
そもそも私たちと一緒に過ごす大切な牛たちがストレスを抱えた状態にしたくない!
そして、私たちが育てた大切な牛が、皆さんの健康を脅かすものにしたくない!
効率重視な世の中に変わり、化学肥料や遺伝子組み換えで安全な食生活に警笛が鳴る今こそ、私たち一家が平和に穏やかに大切に育てた牛たちをみなさまの元に届けられることを願ってやみません。
自然界に優しい循環を起こす
このプロジェクトを通じて、安心・安全な放牧牛乳を作ることはもちろん、地球環境にも優しく、牛たちが自由気ままに過ごせる循環を起こしていきます。
①100%グラスフェッドの放牧牛乳を生産するための乳製品工場を建設
②遺伝子組み換え飼料や化学肥料を一切使わない、安全な牛乳を全国へ
③牛も人も自然と共存して幸せに暮らせる「アニマルウェルフェア」の普及
乳製品工場が完成すれば、年間12万リットルの牛乳を生産することが可能になります。
さらに、地域の雇用も生み出し、酪農を持続可能な産業にしていきます。

100%循環型の酪農家が増えるキッカケを作る
今回、私たちがこのプロジェクトを立ち上げた1番の理由は、赤字運営ではなく、事業として継続できる100%循環型の酪農家が増え、消費者へ安心・安全な牛乳を届けたいからです。
なぜなら、近隣の酪農家の方たちも本当は、運営方法を変えたいと思っているからです。
でも、やり方を変えるには多大なお金がかかるだけでなく、搾乳量も減るし、売れるかわからない不安が大きいので、皆さん様子見をしている状況です。
だからこそ、私たちがこのプロジェクトを成功させて、100%循環型の酪農に変えても大丈夫ということを見せていきたいのです。
今回の乳製品工場は、自社だけでなく、近隣の酪農家の皆様にもシェアをしていきますので、莫大な予算をかける必要がない環境にもしていきます。
そうすることによって、酪農家の存続にも貢献し、より多くの消費者の皆さんにも安心・安全な牛乳を届けていきます。
ぜひ、このような未来を一緒に創る仲間となって、ご支援・拡散のご協力をいただけますと幸いです。

牛乳を飲んだ感想



※生乳を飲んでいただいた感想となります。提供する牛乳は低温殺菌した牛乳となります。

資金の使い道
今回のクラウドファンディングで集めた資金は、すべて乳製品工場の建築費と設備費として活用させていただきます。
目標金額:1,000万円
【必要資金の内訳】
・牛乳生産ライン設備費:1,800万円
・冷蔵保存設備費:300万円
・施設の建築費:1,800万円
生産ライン設備を含めた工場設立に約4,000万円ほどの資金が必要となります。
より多くの支援をいただければ、より高品質な生産ラインの構築や、酪農の普及活動にも活用できます。

リターンについて
今回のプロジェクトで生産することができるようになる100%グラスフェッド放牧牛乳(900ml)をメインに様々なリターンをご用意させていただいております。
・おひさまファーム全力応援
・100%グラスフェッド放牧牛乳(900ml)
・ポストカード12枚セット
・グラスフェッドビーフ3種バラエティセット
・酪農体験ツアー
・牛とふれあうリラックス体験ツアー
・各種スポンサー
など、お好きなリターンで応援いただけると嬉しい限りです。
※ リターンの詳細は、各コースの説明欄をご確認ください (PCの場合は右、スマホの場合は下にあります)
スケジュール
2025年4月末:クラウドファンディング終了
2025年7月中旬:工場建設を着手
2025年9月〜:出荷・リターン発送

日本の酪農の未来を創る
牛舎に閉じ込められて一生を終える。
そんな人生には、させたくありません。
ただ、酪農家も収入を得なければいけないので、市場が求めているものに泣く泣く合わせなければいけないという現実もあります。
だから、1人でも多くの消費者の意識も変わる必要があるのです。そうすれば、求められるものも安心・安全なお肉となり、酪農もその方法を目指していくでしょう。
でも、私たちだけでは変えられない。
このページをここまでご覧になっていただいているあなたにこそ、そんな現状を一緒に変えていく仲間になっていただけたら嬉しい限りです。
より安心・安全なお肉を求め、牛と自然と共存する酪農家が増えていくと信じ、私たちは「100%循環型酪農のグラスフェッド(自分のところで育った安心・安全な草だけを食べる牧草飼育)」に挑戦していきます。
ぜひ一緒に日本の酪農の未来を創っていきましょう!
■Xにて応援リポスト
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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