”死”を通して”生”を見つめる6日間 「Deathフェス2025」に4,200人が来場!

2025.04.28 11:10
一般社団法人デスフェス
多死社会を前向きに生き抜くための対話の場、若者からシニアまで幅広く支持
本格的多死社会を迎える日本で、“死”と“生”を見つめ直すイベント「Deathフェス 2025」が、2025年4月12日(土)~17日(木)の6日間、東京・渋谷ヒカリエ(8/COURT・CUBE・ヒカリエデッキ)にて開催されました。
主催は、一般社団法人デスフェス(本社:東京都渋谷区、共同代表:市川望美・小野梨奈)。
昨年2,000人だった来場者数は、今年4,200人に倍増。年齢層は10代から90代までと幅広く、世代を問わず多くの人々が足を運びました。
出展事業者は57社、メディア取材も14社が訪れるなど、注目度も上がり、着実に広がりを見せています。
知人からの紹介ほか、SNSやニュースを見て来場した人も多かった

「Deathフェス」は、死をネガティブなものとして扱うのではなく、「生と死のウェルビーイング」をテーマに、多様な死生観や葬送文化のアップデートを目指すものです。
「よい死の日」である4月14日を中心に、トークセッションや没入型ワークショップ、展示や対話の場など、68の多彩なプログラムが展開されました。

特に注目を集めたのは、従来の棺のイメージを覆すオーダーメイド棺を使った「入棺体験」や、宗派の異なる僧侶4人が語る「死生観」についての対談、近年関心が高まる樹木葬や有機還元葬など循環と死に関するセッション、フランクに語れる場として生まれたDeathスナックなど。
VRで地獄を体験できるブースもあり、“死”を新たな視点で捉えたり、気付きが生まれる場となりました。

終わりを通して“今をどう生きるか”を前向きに考えるきっかけを届け、人生100年時代のウェルビーイングを見つめ直す。
「Deathフェス」は新たな死生観と文化を育む対話の場として、来年以降も開催を予定しています。
樹木葬や有機還元葬など新たな葬送文化の提案も行った
オリジナル棺ブランド「GRAVE TOKYO」の棺で「入棺体験」
エンディングドレス(死装束)を着て記念撮影
地獄VR
展示会場には”死”に関する6つの問いを設けた
【実積】
・参加者数:4,200人
・協賛・協力社数:15社
・プログラム数:68
・登壇者数:135人
・出展事業者数:57社
・メディア取材数:14社
【参加者感想(一部)】
・自分の生き方について見つめる機会になった(20代、男性)
・今まで未来への不安とか過去への後悔をずっと考えていたが、そんな時間もったいないと思った(20代、女性)
・医療機関で働いており、死に対する捉え方が変わった(30代、男性)
・自分で悶々と死について考えることが多く、沈んでしまいがちだったが、違う角度から死について知ることができていい機会になった(30代、女性)
・死は必ず来るものなのに、話題としては避けられるテーマになっているが、イベントに参加していろいろなことを知り、むしろ生きているうちに話さないといけない事がたくさんあることに気付いた(40代、女性)
・自分が自分として生きることの大切さを、改めて感じることが出来た(40代、女性)
・企画や見せ方が工夫されていて、死のことではあっても心落ち着いて見ることができた(60代、男性)
一般社団法人デスフェス共同代表の市川望美、小野梨奈
【主催者コメント】
昨年を大きく上回る方々にご参加いただけて、大変うれしく思っています。
多死社会が本格化する日本において、死や喪失について語ることができる開かれた場は、今後もっと必要とされていくはずです。
参加者のみなさまからいただいたたくさんの声は、今後、死を起点にイノベーティブで豊かな社会の想像を目指す共創プラットフォーム「Deathラボ」の活動や、「Deathフェス2026」の企画につなげていきます。
また、企画・運営においては、「カツギテ」からボランティアまで50名を越えるメンバーのサポートにより実現しました。
出展・登壇・参加・運営と、より多様な関わり方が可能な「共創プラットフォームとしてのDeathフェス」を目指し、継続的な活動に取り組んでまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
【一般社団法人デスフェス】
2023年4月、NPO法人ETIC.の越境プログラム「Beyonders」に参加し、アイディアを発表。同年8月より、SHIBUYA QWSで「Deathフェス実行委員会」としてプロジェクトを開始。毎年4月14日を「よい死の日」として、タブー視されがちな「死」というテーマに触れ、生と死のウェルビーイングについて考えるイベントとして「Deathフェス」を提案。多くの人の協力を得ながら、2024年4月13日より6日間にわたって渋谷ヒカリエで開催。10代から90代まで2000人を超える来場者から寄せられた様々な思いや託された願いを元に、年間を通した対話の場づくり、創造的なオープンイノベーションの場としていくため、「リビングラボ from Death」もスタート。
【共同代表 市川望美】一般社団法人デスフェス 共同代表
非営利型株式会社Polaris ファウンダー
社会デザイン学修士
日本ファンドレイジング協会 准認定ファンドレイザー

青山学院女子短期大学卒業後、株式会社電通国際情報サービス(現電通総研)に入社。出産を機に退職し、世田谷の子育て支援NPOで「当事者発信型・循環型」の子育て支援に従事。その後、2010年12月に内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで採択され、非営利型株式会社Polarisを設立。多様な働き方が選択できる社会の実現に向けた事業が評価され、令和元年度東京都女性活躍推進大賞(地域部門大賞)を受賞。2016年に代表を交代し、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科へ進学。実践と研究をつなぐ役割を担う。
2023年には、より実験的なプロジェクトを推進する場として合同会社メーヴェを設立。2024年には『Deathフェス』を成功させ、その後、リビングラボfromDeathを立ち上げるなど、社会課題解決に向けた新たな文化と仕組みの創出に取り組んでいる。現在は「生と死のウェルビーイング」をテーマに、デスフェスおよびリビングラボfromDeathを通じて、多様な死生観や新しい選択肢を社会に提案し続けている。
【共同代表 小野梨奈】一般社団法人デスフェス 共同代表
合同会社カレイドスタイル 代表
nanowaプロジェクト

函館市生まれ。東北大学理学部で宇宙地球物理学を専攻し、当時まだ発見されて間もなかった雷雲上で起こる発光現象「スプライト」の研究に打ち込む。同大学大学院理学研究科修了後、フューチャーシステムコンサルティング(現フューチャー株式会社)に入社。その後、株式会社カフェグローブ・ドット・コムを経て、2006年に独立、2014年に合同会社カレイドスタイルを設立。サイエンス、IT、編集という自身の経歴を生かし、研究機関のサイエンスアウトリーチ事業支援に関わる。並行して、女性フリーランス向けメディアやコミュニティ運営を通して、女性の自立・多様な働き方の支援事業も手掛ける。
2023年に、共同代表 市川とともに「Deathフェス」を企画し、2024年3月に一般社団法人デスフェスを設立。並行して、日本での有機還元葬事業の実現を目指すnanowaプロジェクトを発足し、法人設立準備中。プライベートでは3児の母。趣味は卓球。

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