【子育てとキャリアの両立-母親だからといってあきらめない】カーブスで店長を経験し、出産後にマネージャー職で復帰。時短だけでない働き方で得られたもの

2025.04.22 11:00
「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」は、1回30分で女性の健康に必要な3つの運動「筋力トレーニング」「有酸素運動」「ストレッチ」ができる、国内最多のフィットネスクラブチェーンです。


全国にいる約7,000人のカーブスコーチのなかには、結婚や出産をした後も、家庭と両立しながら仕事を続けている方が少なくありません。子どもが小さいうちは、時短制度を利用しているコーチも数多く存在します。
今回は、時短勤務をベースに、週2日ほどはフルタイムで勤務しているという玉田さん(32歳)に、そのような働き方を選んだ理由や、子育てとの両立で工夫していることなどをインタビューしました。
- なぜ、カーブスコーチになろうと思ったのですか。


大学で健康についての専門知識を学び、運動に関わる仕事がしたいと思い、スポーツジムを中心に就職活動をしました。私自身、学生時代にジムに通っていたのですが、そこは運動の指導がなく、私がイメージするジムとは違いました。もっとお客様と近い距離で運動のサポートがしたいと考えていたところ、合同説明会でカーブスのことを知り、まさに自分がやりたいことはこれだと思ったんです。カーブスコーチは女性だけなので、頑張れば自分も上に上がれるのではないかという思いもありました。


- はじめから、キャリアアップを目指していたのですね。


3人の子育てをしながらずっとフルタイムで働いていた母を尊敬していたので、私も正社員として長く働きたいと思っていました。カーブスは女性のキャリアアップを応援してくれる会社なので、長く続けることで任せてもらえる仕事を増やし、やりがいを持って働きたい。そう考えて、入社したときから「店長になりたい」と宣言していました。実際、入社1年後に、新店がオープンするタイミングで店長に抜擢されたときは、とてもわくわくしました。


- 大変ではありませんでしたか。


カーブスでは、私たちコーチ自身が自分たちで考えてお店づくりをしています。大変ですが、その分、喜びも大きいと感じます。新人の頃からいろんなチャレンジをさせてもらえるので、毎年できることが増えて、日々成長を感じることができます。たとえ、うまくいかないことがあったとしても、上司や周りに相談できる環境があるので、自分ひとりで悩むということはありませんでした。
- 結婚や出産後のキャリアをどのようにイメージされていましたか。


入社当初から、結婚しても出産しても仕事は続けるつもりでしたから、上司との面談で、それまでにできるだけスキルアップをしておこうと決めていました。そうやって実績を上げられるようになっていたことで、店長になってから4年後、結婚した年に店長兼サブマネージャーに昇格しました。その後、出産を経て、産休・育休を取得したあとは、サブマネージャーとして復帰しました。現在は、2歳(取材当時)の子どもを育てながら、カーブス3店舗のマネジメントや人材育成などを担当しています。


- 現在の働き方について教えてください。


基本は、9時から17時までの時短勤務ですが、週2日程度、夫に子どもの世話を頼める日は、19時の閉店まで残るようにしています。

このような働き方は、復帰前の育休中に、自分から上司に相談をして決めたことでした。最近、私と同じように、出産後も仕事を続けるコーチが増えています。それ自体はうれしいのですが、時短勤務だと夕方の時間帯に人手が減ってしまうという側面もあります。サブマネージャーとしてお店のシフトを組んでいたので、そこは悩ましく感じることもありました。幸い、私の夫は早ければ夕方6時に帰宅することができます。そういう日は、私がコーチとしてお店に入ることで、人手が足りない部分をカバーできればと思ったのです。


実は、このような働き方は、私にとってもメリットがあるんです。現実的なことですが、時短勤務だとその分、お給料が減ってしまいます。でも追加で働いた分は残業代として支給されるので助かっています。それに、現場を離れたからこそ、コーチとしてお店に入る時間は、メンバー(会員)さんと触れ合える貴重な機会にもなっているんです。毎日のように「ありがとう」と言われ、自分たちのサポートを喜んでもらえるカーブスコーチの仕事は、やはり、やりがいが大きいですから。
- 子育てとの両立で、工夫していることは何ですか。


はじめの頃は、家に帰ってから家事をする時間が限られているのに、子どもがいることで思いどおりに進まず…。それがストレスで子どもにあたってしまい、自己嫌悪に陥っていました。
そこで、子どもと一緒に夜9時半に寝て、朝6時に起きるように生活スタイルを変えることにしました。朝8時に家を出るまでの2時間で夕飯づくりや洗濯物干しまでやっておくことで、夜に家事をしなくても済むようにしたんです。夫には夕飯の後片づけとお風呂掃除を担当してもらうことで、私は夜に家事をすることがゼロになりました。おかげで、子どもとの時間を大切に過ごせるようになり、ストレスも感じなくなりました。


また、休日はリフレッシュすることを心がけています。カーブスは日曜祝日のほかに、平日にも休みがあります。休日は家族3人で一緒に過ごすようにしていますが、平日休みの日は子どもを保育園に預けて、映画を見たり、ジムで発散したり…、自分ひとりの時間を楽しんでいます。


- これからの夢や目標を教えてください。


できれば、子どもはあと2人ほしいと思っています。子どもが増えても、キャリアアップはしていきたいので、次の出産までに、仕事でできることをさらに増やしておくつもりです。その1つが、カーブスコーチの育成のための資格を取得すること。ゆくゆくは、メンターの資格も取得して、チェーン全体に貢献できる人材になりたいと思っています。


母親だからといって、いろんなことをあきらめることはしたくありません。いきいきと両立する姿を見せて、子どもにも「かっこいい」と思ってもらえるように、これからもカーブスで頑張っていくつもりです。

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