有限会社山陽不動産
～福山市の魅力を「人」から発信、新卒社員の発案で実現～
有限会社山陽不動産（本社：広島県福山市東町3丁目10番5号）は、新入社員の発案により、福山市の魅力を地元企業や人々を通じて紹介する動画コンテンツ「地域密着企業訪問の旅」の配信を開始いたしました。
YouTubeにて公開中（【公式】山陽不動産YouTubeチャンネル @sanyou34）
福山市には約22,570社もの企業が存在しているにもかかわらず、地元の方々にさえ知られていない魅力的な企業が数多く存在します。入社1年目の新入社員・西原氏は、就職活動を終えたばかりの視点から「福山市の企業の魅力が十分に伝わっていない」という課題を発見しました。
山陽不動産 企画営業部：西原さん（取材・動画撮影編集を担当）
「私自身が就職活動中、福山にこんなに多くの企業があることを知りませんでした。そして社会人になった今、この企業のことが知られていないのはもったいないと強く感じるようになりました」と西原氏は語ります。
「福山市の最大の魅力は人である」という確信のもと、西原氏は会社のビジョンである「福山市を次世代から選ばれる街にする」という想いを実現するため、本企画を立案。若手社員の意見やアイデアを積極的に取り入れる当社の企業文化が、この企画を迅速に形にする原動力となりました。
【新卒採用ゼロからの変革-若者が選ぶ企業へ】
山陽不動産スタッフ （2024年4月撮影）
当社では過去3年間で新卒採用を継続的に実施してきました。2022年以前は0人だった新卒採用が、2023年度に1人、2024年度に1人、2025年度には2人と着実に増加。この背景には、若手人材が活躍できる環境づくりと、彼らのアイデアを積極的に取り入れる企業文化の醸成があります。
副社長の角田千鶴氏は「当社では社員一人ひとりのライフスタイルを尊重しながら、個性や強みを活かせる柔軟な働き方を実現しています。その結果、若い世代から選ばれる企業へと変化を遂げることができました」と述べています。
企画制作部 長尾さん（広告やノベルティグッズなどを企画制作）
独自のタスク管理システムの導入により、子育てや介護、競技など多様なライフスタイルを持つスタッフが活躍できる環境を整備。その上で、クリエイティブな発想と情報発信を強化するため、若手人材の登用を積極的に行ってきました。
【「地域密着企業訪問の旅」-企業と地域をつなぐ新たな視点】
ゴルフ練習場やラーメン屋さん、居酒屋など固定観念に囚われず多様な企業を独自の視点でご紹介
本コンテンツは、単なる採用や就職に向けた企業紹介ではなく、地元企業の「素の姿」や「どこにも載っていない情報」を市民目線で紹介する内容となっています。西原氏は「福山の良さをもっと福山の人に、広島の人に、日本の人に、世界の人に知ってもらいたい」という想いを込めています。
取材先は、「行ってみたいな」と思う身近なお店や気になる店舗を山陽不動産スタッフの独自の視点で選定。これまでに自動車販売店、スポーツジム、ラーメン店、居酒屋、リフォーム会社など多種多様な業種を訪問・紹介しています。
インタビュアーを務める営業部の工藤氏は「お店の方々の目の輝きや言葉の端々に、福山への愛情や誇りが感じられます。そうした『人』の魅力を伝えることが、このコンテンツの最大の価値だと思っています」と話します。
YouTubeにて公開中（【公式】山陽不動産YouTubeチャンネル @sanyou34）
【制作現場-若手主導で挑戦を続ける】
企画や取材、動画の編集まで全て西原さんが行う
この企画のユニークな点は、企画から実行まで若手社員が中心となって進めていること。動画の撮影・編集・校正を一手に担う西原氏は、「最初は不安もありましたが、会社が背中を押してくれたことで挑戦する勇気が湧きました」と振り返ります。
当社では社内クリエイターとして若手人材を積極採用し、情報発信力を強化。西原氏もその一人であり、自身の提案が実を結んだことで成長を実感しています。毎月3～4件のペースで新しいアイデアが社内で形になっており、「地域密着企業訪問の旅」もそうした風土から生まれました。
【小さな会社の大きな挑戦-地域活性化と企業成長の好循環】
福山市にある地域リーグ「福山シティFC」のトップスポンサーとして応援
当社では「DioPorte」という若手起業家支援ビルの運営や、地元サッカークラブ「福山シティFC」へのスポンサー協力など、地域活性化への取り組みも積極的に行っています。
「私たちのような小さな中小企業だからこそ、地域と共に成長する道を選びました。若い人材の力を信じ、彼らのチャレンジを支援することが、結果的に会社の成長と地域の活性化につながっています。」と代表取締役の溝入和子氏は語ります。
現在12名という小規模な企業ながら、若手人材の活力を取り込むことで、従来の不動産業の枠を超えた挑戦を続ける山陽不動産。「地域密着企業訪問の旅」は、そんな企業文化が生み出した新たな取り組みの一つです。
「福山シティFC」の方と企画制作部が山陽不動産カップ（小学生向けのサッカー大会）に向けたオリジナルグッズ作成の打ち合わせ
福山市のグリーンな企業プラットフォームでも紹介していただきました。
【今後の展望-福山の魅力を世界へ】
当社は本コンテンツを通じて、福山市の魅力を地元の方々はもちろん、広島県内、さらには日本全国、世界へと発信していくことを目指しています。いわゆる「地方の有名人」や「有名店」じゃなくても素敵な人、素敵なお店がたくさんあります。創業55年、地元密着の不動産会社だから見える視点を大切に地域企業の魅力を掘り起こし、福山市の認知度向上と地域経済の活性化に貢献してまいります。
西原氏は今後について「もっと多くの企業や店舗を訪問し、福山の人々の『顔』や『想い』を伝えていきたい。そして、このコンテンツがきっかけで『福山に行ってみたい』『福山で働きたい』と思ってもらえる人が一人でも増えれば嬉しい」と展望を語ります。
地方の中小企業が若い人材の力を活かして変革を遂げる-。
山陽不動産の挑戦が、地方創生の新たなモデルケースとなれるようにスタッフ一同、一層の努力してまいります。
【会社概要】
創業1969年 親子3代、代々女性社長の山陽不動産
社名：有限会社山陽不動産
所在地：広島県福山市東町3丁目10番5号
従業員数：12人（内、女性 6人）※2025年1月時点
事業内容：不動産買取、リフォーム、賃貸仲介・管理、若手起業家支援ビル「DioPorte」の運営・管理、資産活用（コンサルティング）事業等
ビジョン：福山市を次世代から選ばれる街にする
URL：
【本件についてのお問合せ】
有限会社山陽不動産
広報担当：角田 千鶴（つのだ）
メール：info@sanyou-kanri.com
TEL：084-921-2778
URL：
※撮影・取材の様子や動画編集の現場も取材可能です。まずはメールにてお気軽にお問い合わせください。
