酒税法をとりまく日本酒産業の現状と未来 - メディア・日本酒専門家向け 市場動向セミナーを5月15日に開催

2025.04.02 12:00
株式会社Clear
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」を運営する株式会社Clear(東京都渋谷区 代表取締役CEO:生駒龍史)は、メディアおよび日本酒専門家向けの日本酒市場動向セミナー「酒税法をとりまく日本酒産業の現状と未来」を、酒ストリート株式会社協力、NPO法人日本酒サービス研究会(SSI)後援のもと、5月15日(木)に主催します。本セミナーでは、社会環境が大きな変化に直面するなかで、産業の発展のために必要な転換への模索を、ベンチャー企業、酒蔵、元国税局主任鑑定官の酒類アドバイザー、規制改革を担う内閣府、それぞれの立場にある担当者を招き解説します。
セミナー開催の背景 - 変化する社会環境の中で求められる転換
余暇活動や酒類の多様化などによる競争環境の変化や、将来的な飲酒人口の大幅な減少、健康意識等によるアルコールへの厳しい視線など、日本酒をめぐる社会環境が大きな変化に直面するなかで、産業の持続性確保や発展のため、高付加価値化や輸出強化、適正飲酒への取り組みなど、アルコール産業の転換が模索されています。

一方、法制度においては、現行の酒税法が、成立期(1940-50s)の社会的要請に最適化した複雑かつ固定的な内容となっていることから、環境の異なる現代では、産業の健全な発展や適正な転換に、必ずしも適っていない場面も出てきています。

日本酒産業が今後、持続的に成長していくためには、付加価値の源泉となる伝統の保護に配慮しつつも、社会の形に即した産業の在り方への転換を図るために、酒税法や酒類行政の観点からも、さまざまな立場から活発に議論することが必要と考えます。

本セミナーでは、委託醸造やクラフトサケ、メディアという方法で新規参入してきたベンチャー企業や、行政の立場として酒類産業振興に長年携わってきた経験のある酒類アドバイザー、規制改革を進める内閣府の特区制度担当を招き、酒税法をとりまく日本酒産業の現状と未来について、それぞれの視点で解説します。

このような方におすすめ
・日本酒の産業課題に興味のある方
・日本酒造りの免許制度の現状について興味のある方
・変化する社会環境の中で生まれてきた新規参入ベンチャーの取り組みに興味のある方
・近年の新しい動き「日本酒特区」について興味のある方

セミナー概要
プログラム
・全体概要:日本酒産業の現状と課題
・具体的な課題と目指すべき姿、それぞれの取り組み
 1)多様なプレーヤーによる社会変容への対応
 2)変化する課題の解決と酒類行政のサポート
 3)農業/地域との支え合いによる持続性向上
 4)激変の緩和と伝統の継承
・質疑応答
開催概要
タイトル:酒税法をとりまく日本酒産業の現状と未来
開催日時:2025年5月15日(木) 受付開始12:30、13:00~15:00
会場:SSIサケアカデミー(文京区)
   オンライン受講も受付
住所:東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F
定員:オフライン参加 100名 (オンライン受講に定員はなし)
対象者:
・メディア関係者
・唎酒師等の資格を持つSSI認定会員

主催:株式会社Clear(

協力:酒ストリート株式会社(

後援:NPO法人日本酒サービス研究会(SSI)(

お申込み方法
以下のURLよりお申込みください。
・メディア関係者:
・SSI認定会員:
申込受付期限:2025年5月12日(月)

オンライン参加の方には、事前にご案内をメールにてお送りいたしますので、当日までに視聴環境の確認等を行ってください。視聴環境によって、ご覧いただけない場合もあります。また、視聴にかかる通信費等は参加者負担となります。
登壇者
内閣府地方創生推進事務局審議官(特区制度担当) 安楽岡 武
内閣府地方創生推進事務局審議官(特区制度担当) 安楽岡 武1992年通商産業省入省。在ベトナム日本大使館書記官、在インドネシア日本大使館参事官、(株)ローソン戦略企画部長(官民交流)、京都府商工労働観光部理事兼雇用政策監等を経て、2014年経済産業省貿易保険課長。17年防衛装備庁プロジェクト管理部事業監理官(情報・武器・車両)、19年内閣官房行政改革推進本部事務局参事官、21年農林水産省審議官(輸出・国際局、新事業・食品産業)を経て23年より現職。
いくひ合同会社 代表社員CEO 石渡 英和
いくひ合同会社 代表社員CEO 石渡 英和2004年から国税庁に勤務し、酒税課長補佐、税務署長、国税局主任鑑定官等を歴任。在任中は多くの酒蔵への指導を行ったほか、地理的表示(GI)等の酒類に関する制度策定に携わる。2019年に独立後は、酒造組合や大手酒類卸の顧問を務めるほか、酒蔵再生/立ち上げ支援 および 酒造会社や輸出事業者等の技術顧問・アドバイザー実績多数。酒類総合研究所との日本酒評価用標準化グラスの開発など、日本酒の価値向上につながる研究開発にも取り組んでいる。
稲とアガベ株式会社 代表取締役社長 岡住 修兵
稲とアガベ株式会社 代表取締役社長 岡住 修兵1988年、福岡県出身。神戸大学経営学部を卒業後、秋田県・新政酒造で酒造りを学ぶ。2021年に秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒「クラフトサケ」造りを行うとともに、レストラン「土と風」、食品加工所「SANABURI FACTORY」、ラーメン店「おがや」を経営。2025年1月には関連会社「早苗饗(さなぶり)蒸留所」を立ち上げたほか、今後はホテルの建設を予定しており、多くの優良な雇用を創出することを目指す。クラフトサケブリュワリー協会初代会長。
酒ストリート株式会社 コンテンツ事業統括 二戸 浩平
酒ストリート株式会社 コンテンツ事業統括 二戸 浩平一橋大学卒業後、大手IT企業に入社。営業職として地方出張を繰り返すなかで日本酒の美味しさに目覚め、日本酒について学ぶようになる。本格的に知識を身につけるべく副業として地酒専門店「地酒屋こだま」に勤務しつつ、日本産食品輸出企業に転職し、商品開発や貿易業務、輸出支援コンサルティング業務等に従事。2019年酒ストリートに入社。コンテンツ事業統括として、日本酒専門メディアの運営や企画編集を手がけている。
株式会社Clear 代表取締役CEO 生駒 龍史
株式会社Clear 代表取締役CEO 生駒 龍史1986年、東京都生まれ。IT企業などを経て2013年に株式会社Clearを設立。2014年に日本酒メディア「SAKETIMES」をローンチし、2018年7月に日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を創業。これまでベンチャーキャピタル等から24.4億円の資金調達を実施。事業成長によって日本酒の発展に貢献し続ける。国税庁主催「日本産酒類のブランド戦略検討会」(2019年-2023年)委員を務める。2024年、これまでの功績が認められ日本醸造学会若手の会より醸造文化賞を受賞。



会社概要
本イベントを主催する株式会社Clearは、日本酒事業に特化したスタートアップ企業として2013年に設立しました。Clearが日本酒の事業を行うのは、日本酒が人生を豊かにしてくれることを世界中に知ってほしいという、シンプルな想いからです。私たちは、日本酒が国境や文化を超えて世界中の人々に愛される世界飲料になるポテンシャルをもっていると確信しています。事業成長によって日本酒の発展に貢献し続け、日本酒のより良い未来をつくることを目指しています。
会社名:株式会社Clear 
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目4ー3 JP渋谷4階
設立:2013年2月7日
代表取締役:生駒龍史
資本金:1億円
事業内容:
- 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」 
- 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」 
SAKE HUNDRED事業
SAKE HUNDREDは、世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』ことをパーパスに掲げ、比類なき価値を提供する日本酒ブランドです。最高峰のグローバルブランドとして、味覚だけでなく、お客様の心の充足に貢献し、人と人との豊かな関係を築いていきます。最上の体験によってもたらされる、身体的・精神的・社会的な満足、そのすべてが、SAKE HUNDREDのお届けする価値です。
会員登録で、最新情報や限定商品などを案内
SAKE HUNDREDでは、最新情報や会員限定のお知らせ、限定商品の販売などを行っております。会員登録は無料ですので、ぜひご登録ください。

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協力:酒ストリート株式会社 会社概要
本イベントに協力する酒ストリート株式会社は、日本全国に存在する優れた酒蔵と国内外の消費者をつなぐことを目指し2018年に創業しました。東京(浅草橋)に店舗・拠点を構え、日本酒の小売事業や輸出事業、コンテンツ事業を展開。コンテンツ事業においては、酒税法をめぐる議論や酒蔵の事業承継といった、業界の中心課題を深掘りした記事の制作により、日本酒コミュニティでの支持を獲得しています。2023年12月には、シンガポール現地法人の本格創業も開始しました。
会社名:酒ストリート株式会社
所在地:東京都台東区柳橋1-11-5 柳橋ビル1F
設立:2018年3月15日
代表取締役:藤田利尚
事業内容:
- 日本酒の小売 
- 日本酒専門WEBメディア「SAKE Street」 
- 日本酒の輸出
- システム開発・コンサルティング

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