コーヒーが障がいを持った人たちの就労を通じた社会参加を応援します。

2025.04.01 17:53
RoCoBeL
経験や専門知識は不要。炊飯器でお米を炊くように、誰でもコーヒーの焙煎ができる小型自動焙煎機を開発してリリースしたい。

ビーンズ・コネクティッド株式会社は、炊飯器でお米を炊くように、経験や専門知識がなくても簡単に、失敗することなくコーヒー豆の焙煎ができる小型自動焙煎機の開発と、それを使ったコーヒー焙煎ビジネス・プラットフォーム「RoCoBeL」を展開している会社です。2021年6月の創業以来、約4年間、プロトタイプの焙煎機を使ったフィジビリティ・スタディ(F\S・実証実験)を実施してきました。F\Sの中で課題と改良点を明確化し、それを改善した新型モデルを2年後の2027年秋に発売したい。それが弊社の夢であり、目標です。弊社は、 4月1日を夢を発信する日にしようとする April Dreamに賛同しています。このプレスリリースはビーンズ・コネクティッド株式会社の夢です。
現在開発中の小型自動焙煎機。焙煎温度を設定し、スタートボタンを押すだけで自動で焙煎ができます。

遠赤外線で豆の中まで均一な焙煎。コンパクトで排気設備も不要。
当社が開発中の焙煎機の最大の特徴は電気式で遠赤外線ヒーターを使って焙煎することです。遠赤外線によって、生豆の内部まで均一にかつ、しっかり熱が入るので、豆の表面だけが真っ黒に焦げているのに芯の部分が生焼けだったりする失敗がありません。一般的な中深煎りのほか、最近、流行の浅煎りや中煎り、そして、しっかり深煎りまで上手に焙煎できます。しかも、操作が簡単。ボタンを押して、焙煎温度を設定し、スタートボタンを押すだけ。あとは機械の中の焙煎窯に設置された温度センサーが窯の中の温度を常時監視して、熱量をコントロール。投入された豆の種類(水分量)と重量に適したアルゴリズムに沿って、理想的な焙煎カーブを描きながら、コーヒー豆を焙煎していきます。温度設定は200℃から207.5℃まで0.5℃刻みでできるので、自分の好みに合わせた焙煎が可能です。焙煎時間は浅煎りだと12~13分。深煎りで15~18分です。1回の焙煎で50gから180gの焙煎魔が出来上がります。コーヒー1杯を淹れるのに10-12gを使いますから、180gは15杯~18杯分になります。

また、最大10回までの連続焙煎が可能です。また、自動チャフ(豆の薄皮)の除去機能や焙煎した豆を機器の下部にある冷却トレーに落とし、風を送って焙煎豆を冷ます機能もついています。焙煎の際に出る煙は遠赤外線ヒーターで焼き切るので、煙が出ません(焙煎完了時にヒーターが切れたタイミングでちょっと出ます)。なので大掛かりな排気設備工事は不要。サイズもコンパクトで場所を取らず、電源があって平らな場所であれば設置可能。デザインもシンプルなのでカフェの店内にも設置できます。
焙煎機の設置イメージ

障がいを持った人たちの社会参加のお役に立ちたい
実は、この焙煎機は2016年11月にコーヒー愛好家やオフィスでの使用をターゲットに弊社のパートナー企業の株式会社abien(旧社名:J-FUN)から発売されています。しかし、この時は正直あまり売れませんでした。その理由を弊社なりに分析したところ、最終的にに「いちいち自分で焙煎して飲むのは手間がかかって面倒くさい」という言葉に行きつきました。コーヒー愛好家といえども、自分で焙煎するより、馴染みの焙煎所で買ってきた方が手っ取り早いし、色々な種類のコーヒー豆が楽しめる。また、自分で生豆を調達するのも大変。また、お茶汲みという仕事が成立していた昭和の時代ならともかく、令和のオフィスではコーヒーは各自で調達して飲むのが一般的で、わざわざ職場でコーヒーを焙煎するなんて誰がするの?現代の働き方にはあっていないようです。

そこで、F\S(フィジビリティ・スタディ)では発売元の倉庫に眠っていたこの焙煎機の在庫を譲り受け、プロトタイプとして無償で個人経営のカフェなど様々な業態の店舗や施設に無償で貸し出し、業務用としての可能性を検証しました。その結果、個人経営のカフェと障がい者支援事業所がとても相性が良く、評価が高いことがわかりました。特に障がい者支援事業所では販売用にコーヒーのドリップバッグを製作してもらい卸売や小売に挑戦していただきました。ドリップバッグ作りには様々な作業工程があります。豆を焙煎する、計量する、袋詰めする、ラベルやシールを貼る、セットにして梱包するなど利用者の方の障がいの程度に応じた仕事を配分することができ、今まで働けなかった人にも作業に参加いただくことができました。また、「僕の仕事はコーヒー焙煎士です」と胸を張る利用者の方も出てきました。また、コーヒーの卸売や小売を通じて地域のカフェやレストラン、地域住民の人たちと繋がりができたことも事業所から高く評価いただきました。最初にモデル事業所となっていただいた流山の「いろいろや・ハーモニー」ではコーヒー事業だけで年間450万円の売上を達成。利用者に支給される工賃も3倍以上になり、事業としても高く評価いただいています。
流山市の障がい者自立支援事業所「いろいろや・ハーモニー」でのコーヒー事業の作業風景

元々、この焙煎機の開発者であり弊社の共同出資者でもある康大君は開発当初から「障がいを持った人に使ってもらいたい」という願望を持っていました。それもあって、新型焙煎機の開発目標を「障害を持った人に使ってもらう焙煎機」に設定しました。

壊れない焙煎機の開発を断念。サブスク・レンタルのビジネススキームに転換
障害を持った人に使ってもらうには、何よりも安全でかつ使い方が簡単であることが必要です。この点はプロトタイプの焙煎機でかなりの部分が実現していたので、あとはそれをブラッシュアップするだけでした。開発上の課題は別のところにありました。それは「業務用としての使用に耐えうる耐久性」です。当初は「絶対に壊れない焙煎機」を目標に開発を進めましたが、高温で焙煎するというマシンの性質上、やっぱり壊れます。40台あったプロトタイプを様々な店舗や障がい者支援事業所で「壊していいですから!」とガンガン使ってもらったところ、どんどん壊れました(笑)。時には、焙煎中の豆を撹拌するファンが止まって、豆が焦げて、白煙がもうもうと吹き出して、作業所の室内に煙が充満して大騒ぎになる(機械の構造上、火は出ません)ことも度々ありました。このことを「炎上」と呼んで、F\Sに協力いただいている店舗や事業所にも情報を共有。「炎上」の際の対処方法などの注意喚起をしていました。「炎上」が立て続けに起こった時はもうみんな慣れっこになり、逆に「うちの焙煎機は炎上しないんだけど?」と笑えないような問い合わせが入る始末。それくらい、よく壊れました(笑)

壊れても修理すればまた使える。基本的に自分のマシンではないので、壊れても、代替機があればクレームにはならない。この経験から、開発方針を「壊れないマシン」から「壊れてもすぐに修理できる。メンテナンスがしやすいマシン」に変更。さらに基本的に販売するのではなく、メンテナンスフリーのサブスクでレンタルして、自動車の車検のように定期的(焙煎400回に1回もしくは1年)に点検・メンテナンスを実施。壊れた時はすぐに代替機を送って、取り替えるというビジネス・スキームにすることにしました。
暫定でプロトタイプの復刻版を200台限定で2025年8月に発売します
F\Sで使用した焙煎機は、なにぶん生産が2016年と古かったこともあり、経年劣化もあって、とにかくよく壊れました。おかげさまで、たくさんの修理とメンテナンスの経験を積むことができ、サポート・メンテナンスのノウハウは十分に蓄積できました。また、壊れやすい箇所や症状の特定ができ、脆弱な部品もわかり、取り替えも行いました。こうした経験をもとに2022年11月に新型モデルの仕様と開発要件をまとめて、正式に開発を依頼しました。そして、これまで3回の試作を行い、焙煎テストを実施しましたが、なかなかうまくいきません。正直言って難しいです。

2016年に発売したプロトタイプも焙煎機も開発から発売まで、実に6年の年月を費やしたとか。やっぱり簡単ではないようです。新型モデルの完成には少なくともあと2年が必要な見込みです。しかし、焙煎ビジネスプラットフォーム「RoCoBeL」の方が順調に進化・成長してきており、すでに焙煎機の余裕はなく、ギリギリの状況で運営しています。これ以上は待てません。そこで、苦肉の策として、プロトタイプの復刻版を200台限定で製作することを決めました。金型は残っていないので、200台は手作りになります。
2016年発売のプロトタイプ。これの復刻版を発売します。F\Sの成果に基づき、必要最小限の改良と部品の交換をしたモデルになります。


6月ごろに料金等を発表し、予約受付を開始。9月からこの200台を使ったサブスク・レンタルでの展開を計画しています。これまでのF\Sでの成果から、個人経営のカフェと障がい者支援事業所を中心に成功事例を横展開していくことになります。そして、この200台で時間稼ぎをしながら、並行して夢の新型モデルの開発を進め、2027年秋にはリリースしたい願っています。

「国境を越えて、人とひと、社会をつなぐConnected Coffee」というのがRoCoBeLのスローガンです。新型焙煎機を開発し、発売することで、より多くの人とひと、社会をコーヒーでつなぐことができます。特に、2025年3月28日、ミャンマーでマグネチュード7.7の大地震が発生しました。被災したコーヒーの産地ユワンガンの生産者やコーヒー農家のみなさんを支援し、希望の火を灯し続けるためにもこの開発はなんとしても実現しないといけません。

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、 PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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