大成の「早生桐プロジェクト」でサステナブルな未来を創る

2025.03.24 15:00
2021年に「私たちのSDGs宣言」を掲げ、サステナビリティ経営へ本格移行した大成株式会社。その取り組みの象徴として進めるのが「早生桐苗プロジェクト」です。2026年までに4ha、2,400本の植林を目標に掲げ、2022年5月に三重県いなべ市でスタートしました。


2024年11月には、三井住友銀行(SMBC)との共同で育成作業を実施。環境負荷を抑えた循環型経済(サーキュラーエコノミー)の実現を目指します。
◆ 「早生桐プロジェクト」とは?
本プロジェクトは、CO2吸収量が一般的な木の約10倍とされる「早生桐(そうせいぎり)」を植林し、成木後は加工して家具に活用。その後、再生可能エネルギーとして循環させるという画期的な取り組みです。2022年にスタートし、現在までに約675本が順調に成長し、一部は10m近くに達しています。しかし、獣害や持続可能な育成モデルの確立といった課題もあり、より環境に配慮した植林方法を模索しながら推進を続けています。
◆SMBCとのパートナーシップ — 共同作業の背景
三井住友銀行は、「社会的価値創造」を経営の柱の一つとし、持続可能な社会の実現を目指す「シャカカチDAY(社会的価値創造の日)」を推進。名古屋拠点では、大成のオフィス家具シリーズ「furniTure」の導入を契機に、当社の取り組みに関心を持つようになりました。
「持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションを体験し、新たな学びを得たい」との思いから、今回の共同育成作業が実現しました。
◆「木を育てる」ことのリアル — 参加者の気づき
当日は、三井住友銀行から10名、大成から7名の計17名が参加。肥料散布や枝打ちなど、成長に不可欠な作業を共に行いました。
参加者からは、「想像以上に大変だった」「木を育てることがこれほどの労力を要するとは」といった声が多数寄せられました。日頃、オフィスワーク中心の社員にとって、環境保全の現場を肌で感じる貴重な機会となり、「資源をもっと大切にしたい」という意識の変化が生まれました。
また、大成社員にとっても、「会社の取り組み」が「自分ごと」として捉えられるようになり、他企業のSDGs活動への関心も高まりました。
◆持続可能な未来へ—今後の展望
大成株式会社は、2026年までに2,400本の植樹達成を目指し、今後もこのプロジェクトを推進していきます。加えて、オフィス家具以外にも、バイオマス燃料など新たな活用方法を模索し、より実効性のあるサーキュラーエコノミーの実現に取り組んでいきます。三井住友銀行の名古屋拠点では、「今回の経験を社内で共有し、より多くの社員が社会課題解決に向けた行動を起こせる文化を醸成したい」との声が上がっています。
当社は、今後も企業間パートナーシップを拡大し、SDGsの実現に向けた新たな可能性を切り拓いてまいります。


より詳しい情報はコチラ
【大成株式会社 概要】
所在地 :名古屋市中区栄3-31-12
設 立 :1959年
代 表 :加藤 憲博
URL :
事業内容:ビルメンテナンス業、警備業、駐車場の管理、建築・土木工事全般に関する請負、 労働者派遣事業、太陽光発電事業、建物・公共施設等の運営管理に関する請負ならびにコンサルティング

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