タレントパレット、『タレントAIインサイト機能』を搭載し、人事ビッグデータ活用を革新

株式会社プラスアルファ・コンサルティング
対話型分析で組織の強み・課題を即時に把握

株式会社プラスアルファ・コンサルティング（本社：東京都港区、代表取締役社長：三室克哉、証券コード4071）は、科学的な人材活用や人的資本の開示、人事業務のDX化、リスキリングの推進などを目的に、多くの企業で導入が進んでいるタレントマネジメントシステム「Talent Palette（以下：タレントパレット）」に、社員の所属部門やスキル・経験、異動履歴、性格傾向といった蓄積された人材情報から、生成AIの活用により、対話形式により社員や組織の特徴や傾向を即時に把握できる「タレントAIインサイト機能」を新たに搭載しましたことをお知らせいたします。

■新機能搭載の背景
企業では、役職や評価、異動履歴などの人事情報に加え、人的資本強化のために活用する人材スキルや適性データなど膨大なデータが蓄積され、ビッグデータ化が進んでいます。タレントパレットを利用する企業では、これらのデータを人材の抜擢や最適配置、エンゲージメント向上、採用戦略強化に活用しています。
タレントAIインサイト機能は、「営業部門で評価が高い社員の特徴を教えてください」といった自由文章による対話形式で、社員の特徴から該当する社員を抽出することができます。

■主な「AIインサイト」の活用シーン
・特定のスキルや能力、経験を有する人材の発見や抜擢
・活躍社員（ハイパフォーマー）の特徴把握　※例:営業における好成績者
・離職など特定課題の要因分析
・エンゲージメントの高い組織と、低い組織の特性抽出　など

ビッグデータを活用しようとする際に、課題を深堀するたびに、別の分析手法の適用や、データの加工・統合が必要となり、その結果、データ活用が進まないという状況が多く見られます。
例えば、残業時間が多い組織や職種のエンゲージメントの状態を詳細に分析する際には、社員の所属/職種、勤怠データ、エンゲージメント調査結果などのデータを揃え、それらデータ間の相関関係を統計処理するなど、多くの時間や労力、技術を要します。
「タレントAIインサイト機能」 は、タレントパレットのデータベースと生成AI技術を組み合せることで、これらの課題をワンストップで解決し、より高度な組織理解と施策の意思決定を実現します。
（※この機能では、Azure OpenAI Serviceを利用しています。Azure OpenAI Serviceの利用規約により、扱うデータは学習等外部で使用されることはありません。）

＜Talent Palette（タレントパレット）について＞
「タレントパレット（

）」は、人材戦略に必須となる採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、人材情報を活用した科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。当社はこれまで3,000社超のビッグデータ活用支援を行ってきた実績があり、そこで磨き上げたデータ活用技術のノウハウを活かしています。タレントパレットの導入法人数は約3,400社を超え（契約社数1,798社、24年9月末時点）従来は管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しします。具体的には人事情報、経歴、スキル、マインド（適性）、社員の希望や想い、日々のモチベーションやエンゲージメント、ヘルスケア（健康）までのデータを集約・活用することができます。これらのデータを分析することにより異動シミュレーションや研修まで含めた人材育成、テキストマイニングを活かした離職予兆の抽出、採用ミスマッチ防止、人的資本KPIのモニタリングなど、あらゆる人事戦略においてデータを活用した科学的人事戦略を実現します。

＜株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて＞
株式会社プラスアルファ・コンサルティング（

）は『あらゆる情報から付加価値を生み出し続ける、見える化プラットフォーム企業』として、2006年の設立以来、顧客の声や顧客データ/購買データ、人事情報のようなビッグデータを「見える化」し気づきを与える力を持つ、「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を核としたクラウドソリューション事業を行っています。様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに＋α（プラスアルファ）の価値を創造するためのソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出を行っています。