世界最貧国マラウィで挑む「70倍の死亡率を変える」医療が自走する未来創りへの挑戦

2025.02.25 19:01
妊産婦死亡率が日本の70倍に達する医療が届きにくい世界最貧国マラウィで、持続可能な医療の仕組みを構築し、妊婦の死亡率、検診率を劇的に改善させる。「医療がない」から「医療が自走する」に変える壮大プロジェクトに皆様一人一人の支援をお願いします。
はじめまして、この度このプロジェクトを立ち上げた信吉 正治です。
まず、この度はこのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。
私は広島大学医学部を卒業後、米国セントルイス・ワシントン大学医学部で研究員を務めた後に帰国し、細胞生物学、分子生物学の研究をしておりましたが、クリスチャンとしてアフリカの医療を志し、長崎大学医学部 熱帯医学研究所で熱帯医学や地域医療の専門知識を深めながら、2013年にRedwood Mission を立ち上げました。Redwood(セコイアの木) がその根をお互いに絡ませて支え合いながら成長するように、地域の人々が医療を支え合う基盤を作りたい、そんな願いを込めています。
これまでにアフリカやアジア15カ国で延べ26回以上の医療支援活動を行い、多くの現地の方々と出会い、現地の医療問題と向き合ってきました.その中で痛感したのは、単なる医療機器や資金の提供ではなく、【地域が自ら医療を担える仕組みを作ることこそが、真の解決策だ】ということです。
今回のプロジェクトでは、これまでの経験を活かし、医療が届きにくい最貧国マラウィで持続可能に命を守る医療の仕組みを作っていきたいと考え準備を進めています。ぜひこの先を読んでいただき、ぜひみなさんの力を貸してください。
今回実現したいプロジェクトは、世界でも最も医療環境の整っていない国の一つ、マラウィにおいて、 【持続可能で自立した医療システムを構築する挑戦】です。
特に今回取り組みたいと考えているのが、妊産婦ケアです。
現在、マラウィの妊産婦死亡率は10万人あたり349人、日本の約70倍に及びます。
この危機的状況を改善するため、革新的なポータブルエコー検査システム「SPAQ」を導入し、これまで医療アクセスのなかった地域に持続可能に新たな命を守る仕組みを作ります。
ただ医療設備を導入するだけではなく、現地で医療技術者を育成し、自治を可能にするソーシャルビジネスモデルを構築することで、外部からの援助に依存しない持続可能な体制を目指します。
これは、医療発展の遅れた国に「未来の医療自走モデル」を示す画期的な試みです。
医療の自立を目指し現地での医療研修の様子
最貧国マラウィの人口約2000万人のうち、80%以上が農村部に住み、医療施設へのアクセスが非常に限られているのです。そして、電力のない村では医療機器が利用できないため、妊産婦をはじめ多くの人が命を落とすリスクが日常的です。
しかし、それだけでなくマラウィには医療従事者が不足しており、10万人あたり医師2名という深刻な人材不足もおきています。
こうした背景の中、このプロジェクトはスタートし、マラウィ保健省、医科大学、産科婦人科医師会など、現地の主要機関と連携しながら、 まず 首都リロングウェで12,000人を対象としたパイロットスタディを展開したいと考えております。
三つの都市でのパイロットスタディの後に、国家プロジェクト化し、妊産婦死亡率を10%以上削減していきたいと考えています。
ポータブルエコー検査システム「SPAQ」は、携帯電話にプローブを接続したデシタルシステムで、これにより無医村と地域病院をシームレスに結び、かつデータの中央管理を可能とします。
SPAQシステムを開発した株式会社SOIK は、コンゴ民主共和国を拠点に活動している、日本を代表するスタートアップの一つです。SPAQシステムは、2024年7月に 経産省「アフリカ市場活力取り込み事業実施可能性調査事業(AfDX)」に選定され、同年8月のアフリカ開発会議 TICAD9 閣僚会合でも紹介されました。同年12月には日アフリカ官民経済フォーラムでも、紹介されるなど、アフリカの医療イノベーション界において注目を浴びています。
SPAQを使う前に、看護師、検査技師は講習会を受け、無医村でも自立的にデシタル妊婦健診が可能となる知識と技術を習得いたします。そして、無医村での妊婦腹部エコー検査で異常が見つかった場合には、インターネット通信網で、画像を共有しながら、病院の医師と相談することができます。
すなわち一人の医師が、看護師、検査技師の協力を得て、広範囲の妊婦腹部エコー検診をカバーすることが可能になります。
改めてSPAQ導入で可能にすること、、、
▪️フレンドリーな胎児計測システム:
講習会を受講すれば、看護師や検査技師でも胎児計測可能。リアルタイムなデータ共有で無医村での検査画像を中央病院の医師が即時確認し、適切な診断を提供。
▪️地域医療の強化:
電力がない村でも稼働可能で、交通インフラが乏しい地域でも迅速なケアが可能。
▪️データの中央管理:
全ての検診データが、中央のデータシステムに集積され、一元的になデータ管理可能
これにより、年間約12,000人の妊婦が適切な健診を受けられるようになるとともに、現地に医療関係者にとっても再現が容易に可能であり持続可能な基盤構築をここマラウィで目指しています。
今回の支援のお礼としてリターン品は大きわけて3コースに分けて下記をご準備させていただいておりますので、ぜひみなさまご覧ください。
ーーー
○純粋応援コース
○全力応援コース
○特別支援コース
ーーー
○純粋応援コース
▪️感謝のメッセージの送付
▪️アフリカの絶景ポストカード
▪️アフリカの子どもたちからのサンクス動画
▪️アフリカからの感謝状

○全力応援コース
▪️アフリカの布地を使ったポーチ (感謝状付き)
▪️アフリカの布地を使ったエコバック(感謝状付き)
▪️アフリカの布地を使ったトートバック (感謝状付き)
▪️マラウィコーヒー(感謝状付き)

○特別コース
▪️個人用スポンサー(HPに支援社名記載)
▪️企業用スポンサー(HPに支援社名記載)
▪️出張講演
▪️企業用スポンサー(HPに支援者名記載)及び、出張講演
▪️マラウィの医療施設7日間ツアー 参加券(※限定1名)
今回のプロジェクト下記スケジュールで想定しています。なお、アフリカのご状況などによって前後する可能性はございますので、ご理解いただけますと幸いです。
▪️2025年2月:クラウドファンディング開始
▪️2025年4月:クラウドファンディング終了
▪️2025年6〜8月:リターン品発送(※詳細は各リターン品確認ください)
▪️2025年9月:マラウィ訪問(※調整中)
ここまで読んでくださりありがとうございます。
ここまで記載してきた通り、このプロジェクトは医療アクセスのない地域に光を届けるだけでなく、マラウィ全体の医療体制を変革し、未来のモデルケースを築く壮大な挑戦です。
単なる支援で終わるのではなく、現地が自立し、永続的に医療を提供できる仕組みを築いてくることを改めてここに約束します。
この取り組みを成功させるには、皆さまの力が必要です。
ぜひ、私たちの挑戦にご賛同いただき、ご支援いただけたら幸いです。
最後になりますが、NPO法人Redwood missionのこれまでの活動について記載させていただきます。

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