LITTLE ARTISTS LEAGUE
ダイバーシティーアートを手掛けるグローバルアートチームLITTLE ARTISTS LEAGUEの新作展覧会。INVISIBLE CANDY来場者プレゼント。スペシャルニーズキッズは全て無料招待。
社会課題をアートで解決するグローバルアートチーム「LITTLE ARTISTS LEAGUE(リトルアーティストリーグ」は、横浜市の創造界隈拠点の一つ「象の鼻テラス(運営団体:株式会社ワコールアートセンター)」にて、目の見えない子・見えにくい子との関わりから着想した「INVISIBLE MUSEUM|見えない大切な何か」をテーマとし、「視覚」以外の「聴覚」や「嗅覚」でもお楽しみいただける体験型展示と関連イベントの第3回目を開催いたします。
本展示は、2023年2月に開催した「INVISIBLE MUSEUM|目に見えない大切な何かを探す展」の反響を受け、第2回目は横浜トリエンナーレの応援プログラムとして実施、今回は第3回目の開催となります。アート展示と体験型ワークショップの他、盲目シンガーやゴスペルのライブを予定し、展示と関連した「見えないほど小さな藻のINVISIBLE CANDY」の来場者プレゼントもご用意し、みなさまのご来場をお待ちしております。
■「INVISIBLE MUSEUM|見えない大切な何かを探す展」vol.3 概要
期間 :2025年1月18日(土)~2025年1月26日(日)10:00~18:00
会場 :象の鼻テラス (神奈川県横浜市中区海岸通1丁目)
関連イベント:ワークショップやゴスペルライブなど
来場プレゼント:藻のINVISIBLE CANDY(PAPABUBBLE)
予約:
チャリティー商品:売上の一部はスペシャルニーズキッズの無料招待などに活用されます
主催 :LITTLE ARTISTS LEAGUE
協力 :studio COOCA / ちとせグループ / 横浜国立大学 / JOAA / Ukniti / aeroidio / 齊藤大将 / 早崎主機 / Soul Bird Choir / 花乃-kano- / Ko-sei / 象の鼻テラス
協賛:キャピタル・グループ
1)アート展示
●LITTLE ARTISTS LEAGUEのアート作品
●studio COOCA所属アーティストの作品と香りのアート作品(協力:JOAA)
●Plant Sounds~植物の声を聞く~メディアアート作品(協力:齊藤大将)
●「色を音に変えるシステム」のアート作品(協力:aeroidio)
●藻を使ったアート作品(協力:ちとせグループ)
●サイエンスアート作品(協力:横浜国立大学物理学科教授)
●触れるラグアート作品(協力:Ukniti)
●江戸時代の本の手ざわり(協力:早崎主機)
2)展示に関連した来場者プレゼント「藻のINVISIBLE CANDY」
ご来場頂いた方にプレゼント!なくなり次第終了となります(協力:ちとせグループ)
3)関連イベント
●1/18(土)~26(日) 「香りのアート」ワークショップ
●1/19(日) ハーブティーワークショップ
●1/24(金) ハーブボールワークショップ
●1/25(土)-26(日) ゴスペルライブ( Soul Bird Choir / 花乃-kano-)
●1/26(日) 盲目シンガーソングライターコンサート(Ko-sei)
INVSIBLE MUSEUM2025チラシ裏
問われる展覧会!アート展示見どころ
■「INVISIBLE THINGS」展示
過去の展示の様子
LITTLE ARTISTS LEAGUEは、神奈川県平塚市にある福祉施設studio COOCAとの共同プロジェクトを2023年よりスタート。LITTLE ARTISTS LEAGUEがstudio COOCAを訪れた際に所属作家達の絵画に感銘を受け、「INVISIBLE THINGS|見えない大切な何か」をテーマに絵画を選定し、香りのアートを制作。会場では原画をご覧頂き、その絵画からインスパイアを受けた香りのアートをご体験頂けます。
studio COOCAは、「好きなこと、得意なことで輝く。いろんなフィールドでその人が「活きる」場所をみつける。」をモットーに活動している福祉施設です。所属する作家の方々の作品は非常に素晴らしいものばかりです。今回LITTLE ARTISTS LEAGUEが「INVISIBLE THINGS-見えない大切な何か」の6種を選出し、絵画のイメージと合わせました。
START:絵画作家・漆原花乃 / TIME:絵画作家・大野晋平 / KINDNESS:絵画作家・平井礼央奈 / DIVERSITY:絵画作家・原山大 / SOUND:絵画作家・熊谷将彦 / CONNECT:絵画作家・TAIYO
JOAA日本オーガニックアロマ協会代表で創香スタイリストの近田梨絵子氏は、ご自身のお子さんが「目が見えない可能性がある」と宣告されたことから、香りの道へ。ご自身のお子さんが将来働くことを想像した時にもっと幅広い職種を選ぶことができたらいいなという想いから、現在障がい者施設での香りのワークを発注しています。本展の6種類の香りは、「INVISIBLE THINGS」からインスパイアを受けた5名の創香スタイリストが制作。「START」はstudio COOCA所属の視覚障がいと共に生きるKANOさんが描いた絵に、LITTLE ARTISTS LEAGUEが「START」と名づけ、彼女にレクチャーして創香したものです。会場で香りを体験していただける他、チャリティーオリジナルグッズとしてアロマスプレーをご購入頂けます。さらに、見えない大切な何かをテーマとしたstudio COOCAの作家の作品の展示も拡大し、作品の一部はチャリティー商品としてご購入できるものもご用意します。
■陶芸作品展示
kousuke ootakeの陶芸作品(所属:studio COOCA)
共同プロジェクトを推進するLITTLE ARTISTS LEAGUEとstudio COOCAは、作家kousuke ootakeの陶芸作品を新たに展示いたします。
アートには答えはありません。作る作家も意図があってもなくても構わないですし、鑑賞側も自分なりに何か感じること全てが正解だとLITTLE ARTISTS LEAGUEは考えています。この作品群には、LITTLE ARTISTS LEAGUEの見方も垣間見れる展示となっています。僕はこう感じた、私はこう感じたを持って、是非多様な見方を味わいながら、「見えない大切な何か」を探してみてください。
■Plant Sounds~植物の声を聞く~ メディアアート作品
Plant Sounds~植物の声を聞く~ メディアアート作品イメージ
LITTLE ARTISTS LEAGUE×齊藤大将氏のコラボレーション作品。葉電を読み取り、音に変えるメディアアート作品。植物の命が途絶えると反応はゼロになり、途絶えた瞬間が浮き彫りにされます。
「共鳴する自然の見えない大切な何か」
日常において植物は静物でありその動きを捉え対話をするには、時空を歪めなければなりません。本インスタレーションでは、葉面電位という見えないシグナルである自然の微細な変化をデジタル技術で翻訳し、その場で感じ取れる美的経験として提示し、美的価値の民主化を目指すものです。
■触れる「ラグアート」作品
が、「見えない大切な何か」をテーマに連携先の福祉施設の利用者さんと一緒に制作した作品を展示・販売します。
■触れる!江戸時代の本の手ざわり
実際に触って歴史を感じることができます
アンティークディーラー・文筆家の早崎主機氏の協力により、江戸時代(1603-1868)につくられた色々な本にさわって、その手ざわりを体験できる体験型展示。おもに、楮(こうぞ)という植物の繊維をつかって手づくりした紙(手漉和紙)が、糊付けではなく糸で綴じられています。いまではほとんど見かけない技法でつくられた古い本にふれ、歴史を感じてみてください。
体感できる!関連イベント
※一部有料のものも、スペシャルニーズキッズの方は無料でご招待します。ご予約の際に申請してください。
●来場者プレゼント:INVISIBLE CANDY
「見えないほど」小さな藻、微細藻類を使って作られた、INVISIBLE CANDY。微細藻類をはじめとする小さな生き物(微生物、細胞、菌叢など)の力を借りて、千年先まで人類が豊かに暮らせる環境を目指す、ちとせグループと共同で開発しました。環境持続型の社会構築の鍵を握り、栄養素も豊富な藻のキャンディを通じて「見えない生き物を食べる」というユニークな体験をお楽しみください。(製造元:PAPABUBBLE(パパブブレ))※数に限りがございます。なくなり次第終了となります。
●参加無料!みんなで大型作品を作るタフティングインスタレーション
"INVISIBLE"をテーマにアップサイクルの毛糸を使った環境にも優しい大型アートラグを参加者と一緒に製作します。
講師:Ukniti
日時:1/18(土)19(日) 10:00~18:00
●香りアートを作ろうワークショップ
香りのアートを作りましょう
「見えない大切な何か」の香りアートを鑑賞して、自分なりのセンサリーアート「香りアート」を作り、アロマスプレーとしてお持ち帰り頂けます。
日時:2025年1月18日(土) 19日(日)25日(土) 10:00~17:00 ご希望の時間をご予約ください
料金:3,000円(30mlアロマスプレーを持ち帰れます)
※スペシャルニーズキッズは無料招待となりますのでお申し込みの際に申請ください
所要:40分
講師:JOAA
予約:
水カリンバ・森カリンバ・和カリンバ・ライアー・ウクレレ・オトシラフ・ティンシャなど様々な楽器をご用意
ブレンド具合によって異なるカラフルな色の8種のハーブをご紹介!楽器の音から着想を得てオリジナルのハーブティーを作れるワークショップ。水カリンバ・森カリンバ・和カリンバ・ライアー・ウクレレ・オトシラフ・ティンシャなど様々な楽器から発想を膨らませて、自分にぴったりなブレンドが楽しめる、貴重な視覚・聴覚・嗅覚・味覚の体験。
日時:2025年1月19日(日) 10:00~17:00
参加費: 1,200円 所要時間: 20分
講師:JOAA
予約:
2個制作します
【香り×ハーブ×温】心も体もホッとゆるまるハーブのお灸・触れる、香る、五感で感じる癒しのワークショップ。数種のハーブを手で混ぜて布で包んで紐で結びます。ハーブを手でちぎったり、一つ一つ香りを楽しみながら出来上がったハーブボールで体に当ててポンポンやりあいっこ。子どもも大人も楽しめる体験で、自分や大切な人へのマッサージにも使えます。(※ご自宅で使う時はレンジで温めOK)
日時:2025年1月24日(金) 1.10:30 2.11:30 3.13:30 4.14:30
参加費: 3,000円(手のひらサイズのハーブボール2個制作(お持ち帰り用含む))
講師:ハーブボールセラピスト富永みゆき(
●INVISIBLE LIVE( 出演:Soul Bird Choir / 花乃-kano- )
過去に開催した様子
「目に見えない大切な何か」を「音のカケラ」として上演。視覚障がいと共に生きる 花乃-kano-の登場もお楽しみに ♪Oh happy day / Livin' on a prayer / Let it go / Think 他
1/25(土) 16:30~17:30
1/26(日) 12:00~13:00 / 15:30~16:30
鑑賞無料、予約席有 予約:
●盲目シンガーソングライターコンサート(出演:Ko-sei)
過去に開催した様子
心に描いた日常をモイスト・シンギングに弾き語るKo-sei。まっすぐな言葉に、いつしかKo-seiマジックの世界に包まれます。
1/26(日) 13:30-14:15 鑑賞無料
■「色を音に変えるシステム(Color to Sound System)」
目の見えない人とアート鑑賞したことをきっかけにLITTLE ARTISTS LEAGUEとaeroidio (Sam Wells & Adam Vidiksis) が開発。以前の展覧会で、ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドの方々にお越しいただき、「目の見えない人とアート鑑賞をする」ことに挑戦しました。特別に実際に作品を触ったり、どの様な花かを説明して一緒に鑑賞した際に、「触っても色はわからないし、色を音に変換できたらなぁ」という想いをきっかけに開発支援をしてくださる方を募り制作。LITTLE ARTISTS LEAGUEのワークショップでは、自分の描いた作品から音が出ると感嘆の声があがります。自分の作品から音が出る喜びは視覚障がい者はもちろんのこと、一般の方でも非常に大きな喜びにつながり、LITTLE ARTISTS LEAGUEのダイバーシティアートの大きな軸となっています。本展ではそのシステムをお使いいただけます。協力:aeroidio (Sam Wells & Adam Vidiksis)
■一般社団法人LITTLE ARTISTS LEAGUE
社会課題をアートで解決するグローバルアートチーム。TCK(サード・カルチャー・キッズ)の孤立を防ぎ、自由に表現できるコミュニティ作りを目的として2016年に設立。コロナ禍で病児支援もスタートし、環境問題やダイバーシティなど深刻になりがちな社会問題を、アートアプローチによって捉えやすくし、アート思考やグローバルマインドを養えると子どもから高齢者まで幅広い層から人気を博している。バイリンガルのアート性の高い展覧会やワークショップを関東を中心に展開中。2022年3月に非営利型一般社団法人化。主なアートプロジェクトに、フランス発祥環境アート「MASKBOOK」、ダイバーシティアート「やさしさの花」などがあり、大学・行政・福祉施設・ハイブランドなど様々なセクターとのコラボレーションが特長的。2025年3月20日には品川区後援で「アートで世界を旅する WORLD ART TRIP」を開催予定。イベントスケジュールなどはInstagramにて発信。
URL:
■ちとせグループ
千年先まで人類が豊かに暮らせる地球環境を残すために、微生物や藻、動物細胞などの生き物の力を借りて光合成を基点とした産業の構築を目指す企業群。創業以来、日本と東南アジアを中心に国や多くの企業と連携し、実用性の高い技術の開発・蓄積を通じて、世界のバイオエコノミーの発展をリードしている。
■Ukniti
ファッション×福祉を掲げ、アパレルブランドが廃棄するニットサンプルを再利用しながら全国11ヶ所の福祉施設で障がいを持つ職人と協力してものづくりを行っている。
■齊藤大将(Hiromasa Saito)
株式会社シュタインズ代表取締役。情報経営イノベーション専門職大学客員教授。エストニアの国立大学タリン工科大学物理学修士修了。大学院では文学の数値解析の研究に従事。自社でテクノロジー×教育の事業や研究開発を進める一方、個人でも仮想空間に学校や美術館を創作する。
■早崎主機(Shuki Hayasaki)
アンティークディーラー・文筆家。1980年石川県生。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。ギャラリー「かたちのきおく」主宰。国内外の古書・古物を幅広く取り扱うほか、各種媒体で執筆活動を行う。展覧会「眼とことば 興村憲彦の写真と早崎主機の詩」(東京2024年)、連載「戦前期の詩書を読む」(雑誌『現代詩手帖』)、ほか。
■ Soul Bird Choir(ソウル バード クワイア)
大阪・東京を中心として活躍しているゴスペルグループ。ビルボードでのコンサート実績も多数。オーケストラとアーティストの共演・バックコーラス出演など新しいことにも挑戦しながら、ゴスペルを広めるべく精力的に活動の幅を広げている。
■花乃(kano)
視覚障がいと共に生き、精力的な音楽活動を行い、studioCOOCAでは絵画や香りの制作などにも挑戦している。
■Ko-sei(コーセイ)
シンガーソングライター。2003年生まれ横浜出身。日常の当たり前を当たり前に感じたことを歌にしている。ピアノ弾き語りで横浜を中心にライブで活動、CDリリース等、精力的に活動している。夢は日産スタジアムでライブをすること。