プラネタリウムで宇宙食を食べさせたい!

2024.10.30 00:01
視覚障がい者と晴眼者が共に感動できる次世代型プラネタリウム「宇宙のサウンドスケープ」の制作のためクラウドファンディングを立ち上げました。
このプラネタリウムでは、音声を通じて宇宙の音を感じ取り、本物の宇宙食を味わうことで、視覚に依存している従来の宇宙に対する認識を超える体験ができると考えています。
ご挨拶、活動説明
こんにちは、
というNPO団体の代表を務めている田中優作です!
この度、私たちは「視覚障がい者と晴眼者が共に感動できる次世代型プラネタリウム」を制作するためにクラウドファンディングを立ち上げました!今回のテーマは「宇宙のサウンドスケープ」です。従来のプラネタリウムは視覚情報がメインのものが多いかと思います。しかし、私たちが制作している次世代型プラネタリウムは、音声に焦点を当てながら、プラネタリウム内での宇宙食の体験を通じて、味覚でも宇宙を感じられる場になります。
音とは、空気を揺らすことで生まれます。この振動が空気の波となって耳に届き、私たちはそれを音として感じ取ります。しかし、宇宙には空気がありません。その為、宇宙では様々な現象が断続的に起きていながら、私たちは宇宙では音を感じ取ることができません。では、もし宇宙の音を感じ取ることができたらどうでしょうか。
視覚に依存している従来の宇宙に対する認識を超える体験ができるプラネタリウムを創りたいと考えています!なぜクラウドファンディングか?
今回のプラネタリウムでは音に焦点を当てると同時に、宇宙食を通じて宇宙にいるかのような体感していただきたいと考えています。
みなさんは宇宙食を食べたことがありますか?売店でも手に入れることは可能ですが、実はそれらの多くは宇宙飛行士たちが実際にミッション中に食べているものとは異なります。そんな宇宙食を食べさせたい!という思いがあり、今回クラウドファンディングを立ち上げました。
この新しい挑戦であるプロジェクトに共感してくださる皆さんと一緒に作り上げ、普段は飲食すらできないプラネタリウムで、まるで宇宙旅行をしているかのような特別な体験を提供するために、ぜひご支援をお願いします!経緯
ここでは、どのようにしてこのプラネタリウムのアイデアが生まれたのか、そして団体CURASCOPIUMがどのようにして設立されたのか、私の個人的な体験を交えながらお話しさせてください。
私は神奈川県の田舎で育ち、高校までは地元の公立学校に通っていました。6歳のとき、近所に住む幼馴染のゆうじと出会いました。彼は重度の知的障害を持っており、コミュニケーションを取るのが難しく、特に正直すぎる一面がありました。
嫌なことがあると大声を出し、嫌いな人にはっきりと「嫌い」と言い、好きな女の子にはすぐにハグをするなど、彼の行動は正直そのものでした。このため、彼はいじめの対象となりました。小学生だった私は、いじめを恐れて幼馴染である彼を助けることができず、ただ傍観するだけでした。この時の無力感は、今でも私の心に深く残っています。
しかし、そんな正直な彼だからこそ、休み時間に一緒にドミノをしたり、運動会のために一緒に縄跳びを練習したりしたときの喜びようは、今でも鮮明に覚えています。彼の喜びが、私に「障がい者支援、または障がい者教育」という目標を与えてくれました。
その後、私は父の影響もあり、興味のあった「天文学」と「障がい者学」を深く学ぶために、カリフォルニア大学バークレー校に入学しました。そこで「天文学×障がい者学」で何か新しいものを生み出したいと模索していたときに、ある動画に出会いました。
それは筑波大学の准教授である落合陽一さんがメインとした「耳で聴かない音楽」というイベントでした。この音楽会は、聴覚に依存しない方法で、耳の聞こえない人々にリアルタイムで音楽を届けるというものでした。音楽会の最後に、耳の聞こえない少女が「これが演奏というものなんだな」と言った一言に、大きな衝撃を受けました。音楽や演奏を全く知らない人に、その素晴らしさを伝えることができるというのは、まさに青天の霹靂でした。
この経験を通じて、私も同じような感動を生み出したいと思い、自分に何ができるかを考えました。そこで初心に戻り、海外に来た理由を思い出しました。私は天文学と障がい者学の楽しさを他の誰よりも知っているという自負がありました。そこで、「視覚障がい者へ宇宙の素晴らしさを伝え、感動を共有したい」と決心しました。
その後、落合さんに連絡を取り、定期的にオンラインでお話しています!
そして、視覚障がい者に宇宙の素晴らしさを伝えるという前例のない挑戦をするために、CURASCOPIUMというNPO団体を立ち上げました。視覚情報を使用せずに宇宙の素晴らしさを伝えるという挑戦には、多様な意見が必要だと考え、様々な専攻の人に参加してもらいました。医学、建築、アート、音楽、コンピューターサイエンス、天文学、物理学、生物学、経済学など、多様な専門分野を持つ個性豊かなメンバーと共に、CURASCOPIUMとして活動しています。
このプロジェクトは、皆さんのご支援なくしては実現できません。宇宙の素晴らしさを全ての人へ伝えて動を共有するために、どうか力を貸してください。
このプラネタリウムが実現すれば、視覚障がい者の方々も星空の美しさを体感できるようになります。音声で感じる宇宙現象を通じて、これまでにない宇宙をより多くの人に届けることができます。
さらに、宇宙飛行士たちが実際に食べている宇宙食を体験できる貴重な機会もご用意しています。一口ごとに、みなさんも宇宙飛行士たちの一員になった気分を味わえるはずです。


私たちの夢は、すべての人が宇宙の素晴らしさを感じ、感動を共有できるプラネタリウムを創り上げることです。どうか、私たちの挑戦を応援してください。リターン
以下がリターン一覧となります。
※星雲、銀河プランにご興味のある方は運営(curascopium.org)までお問い合わせ下さい。
視覚障がい者の方々との連携方法: 
現在、学会発表やイベントを通じてプロジェクトを広め、特別支援学校や支援施設、視覚障がい者が多く所属するコミュニティへの積極的な声かけを行っています。
SNS発信もしていきます!
施設・学校単位での集客
・特別支援学校や福祉施設と連携し、視覚障がい者の方々に直接情報をお届け
・筑波技術大学などの専門機関にリーチアウトし、広報活動を展開
・学会での発表や宣伝を通じて、関連する専門家や支援者ネットワークに情報を拡散。
仙台市天文台との協力 
・仙台市天文台からの公式広告
・プラネタリウム紹介を通じて広報活動
プラネタリウムの実施時期と場所:
時期:2025年1月上旬
場所:仙台市天文台(〒989-3123 宮城県仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29−32)お問合せ先
メールアドレス:curascopium@gmail.com
Webサイト:curascopium.org

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