つくばの間伐材を活用した商業施設リニューアル　森未来が森林ツアーに協力

森未来

「Sustainable Forest」をミッションとする株式会社森未来（本社：東京都港区、代表取締役：浅野純平、以下：森未来）は、2024年8月29日に開催された株式会社スペース（東京都中央区、代表取締役社長：佐々木靖浩）が企画する「森林ツアー」に協力しました。本ツアーは、つくばエクスプレス（TX）八潮駅高架下商業施設『TXアベニュー八潮』のリニューアルプロジェクトの一環として、沿線地域とのつながりを象徴するつくばのスギ材を内装材やベンチ、サインパネルに活用する取り組みの一部として実施されました。

■森林ツアーの概要
つくばエクスプレス（TX）八潮駅高架下商業施設『TXアベニュー八潮』の改装にともない、沿線地域とのつながりを象徴するつくばのスギ材を使用してルーバーやベンチを製作する取り組みの一環として、つくばね森林組合および鉾田製材所の協力のもと茨城県石岡市内の山林で間伐体験を実施しました。間伐体験の前には、つくばね森林組合の清水氏から木材市場での丸太の取引に関する説明を受け、鉾田製材所の鉾田氏からは高品質な丸太の見分け方や木材になるまでの工程について解説がありました。間伐体験では、参加者が協力して一本の杉を伐倒し、丸太を使用するための適切な長さに切り分けました。

木材市場を見学する様子

鉾田製材所鉾田氏からの解説

間伐体験の様子

間伐体験を実施した森林


■森林ツアーの意義

今回の森林ツアーの意義は、
木材のトレーサビリティを確認し、地域の木材利用を促進することで、持続可能な森林保全や林業振興に貢献できる点にあります。
木材利用・調達において、木材がどこの森林で伐採され、どこで加工されたのかを知ることは、木材の合法性を確認する上で非常に重要です。これを実際に確認することで、利用者は持続可能な木材利用における責任を果たすことができます。
また、つくばね森林組合や鉾田製材所など、地域の木材業者との交流を通じて、木材に対する愛着が深まり、地域の資源を活かした林業振興にもつながる機会になります。

■今後の取り組み

近年、木材業界では合法木材の流通促進を目指すクリーンウッド法の改正（2025年）や、EU市場内で森林破壊由来の木材製品を排斥するEUDR（2024年12月）の運用開始など、木材調達に求められる影響評価の基準が一層厳格化しています。森未来は、こうした高いレベルの社会要請に応えるため、FSC(R)認証材の活用やFSC(R)認証取得のコンサルティングサービス、さらに木材デューデリジェンス（DD）の遂行に取り組んでいます。木材事業者との関係性を基に、これまで木材を使いたいユーザーと木材事業者を繋ぎ、木材流通の変革に取り組んできました。今後は、地域の林業・木材事業者の方々と木材を使いたいユーザーとの繋がりをさらに強化させ、持続可能な森林管理を推進することで「Sustainable Forest」の実現を目指します。

■会社情報
会社名：株式会社森未来
代表者：代表取締役 浅野 純平
住所：〒108-0014 東京都港区芝5-27-6　泉田町ビル6階
設立：2016年4月
コーポレートサイト：

「Sustainable Forest」をミッションに、森林・林業・木材に関するITビジネスを展開。
BtoB向け木材プラットフォームeTREE：

株式会社森未来はFSC(R)認証を取得しています。
FSC(R)/CoC認証：FSC(R)-C155022
プロモーションライセンス番号：FSC(R)️N004031
FSC(R)は株式会社森未来が提供する研修コンサルティングサービスの内容に責任を負いません。

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社森未来　広報担当
pr@shin-mirai.co.jp