先日、初任給を業界最高水準の25万円に引き上げることをプレスリリースで発表し、美容業界をリードするファイブスターの労務環境への取り組みをご紹介しました。
来店するお客様の9割以上が女性であり、創業以来女性たちの「綺麗になりたい」という願いに真剣に向き合ってきたファイブスターは、共に働く仲間である女性社員にとっても働きやすい職場環境・社内制度づくりに注力し、おかげさまで、多くの店舗で女性社員、とりわけママ社員が中心的な役割を果たし活躍しています。
ファイブスターの労務環境をさらに良いものにするための取り組みの一環として、子育てと美容師の両立について考える社内イベントを実施しました。今回は、このイベントについてご紹介します。
MACARONに政治家の先生がやってきた!
まだまだ暑さの厳しい8月の終わり、福島市内にあるMACARON南福島店。
「子育てと美容師の両立をめざして」というタイトルで、座談会を開催しました。
特別ゲストとしてお招きしたのは、福島県を地盤に活躍されている衆議院議員の亀岡偉民先生。国民的野球漫画「ドカベン」のモデルとしても知られる亀岡先生は、高校時代、伝説の投手・江川卓さんとバッテリーを組み、甲子園に2回出場した経験をお持ちです。政治家として長年にわたって幼児教育に注力し、日本の幼保一元化を実現された先生ならではの視点と経験、そして温かい人柄が、座談会をより実りあるものにしてくれました。
座談会に登壇したのは、ファイブスターで活躍するママ社員3名。
このママ社員のひとりからは、高校野球の熱心なファンであるため亀岡先生に会えることを心待ちにしていたというエピソードも披露されました。
近郊エリアから集まった社員たちと、さらに取材に訪れた地元のテレビ局や新聞社の報道陣が見守る中、熱気あふれる座談会が始まりました。
ママ美容師のハードな毎日
お客様と一対一で向き合う美容師の仕事は、残念ながら子育てとはとても相性が悪いと言わざるを得ません。子どもの発熱などで急に仕事を休まざるを得ないとき、予約してくださっていたお客さまへ迷惑をかけることはもちろん、他のスタッフにも負担がかかってしまいます。このような事情から、これまで日本全国の多くの女性たちが出産を機に美容師を続けることを諦めてきました。
しかし、ファイブスターにはたくさんのママ社員がいます。産休・育休の取得率、さらに復帰率はすべて100パーセントを達成しており、すべてのママ社員が離職せずに活躍しているのはとても誇らしいことです。それでも、育児と美容師の両立が非常にハードであることは事実。このハードな日々がどのようなものか、ひとりのママ社員の事例をもとに具体的に紹介されました。
店長を務める彼女は、早朝5時半の起床から、子どもの送り迎え、サロンでの仕事、そして家事と子どもの世話、寝かしつけてから残務処理と、実に多忙な日々を送っています。なぜこんなに大変なことをこなせるのかという若手社員からの質問に「やるしかないから」と答えつつ「それでも、子どもを育てていると数え切れないほどの喜びがある。育児はやりがいがあってとても楽しい。だから頑張れる」と笑顔で話しました。
社員の99%が「子どもがいてもこのまま仕事を続けたい」
子育て中の社員からは「自分たちのせいで同僚が不利益を感じているのではないか」という心配の声が上がりました。しかし、子育て中ではない社員全員にアンケートを取ったところ、不利益を感じると答えたのはたったの1パーセント。さらに、99パーセント以上が「子供ができてもこのまま美容師を続けたい」と答えました。ファイブスターの社員たちが、子育てと美容師の仕事を両立することをポジティブに捉え、協力し合うことに躊躇がないことがわかります。この結果に、ママ社員たちもひと安心でした。
仕組みを変えるのは、一人ひとりの行動
亀岡先生は、ママ社員たちのリアルな声に真剣に耳を傾けながら、自身の経験や政治の視点から、日本の子育てにまつわる課題や女性の働き方について熱く語ってくださいました。「病児保育がもっと利用しやすくなったら良いのに」といった社員から挙がった社会・環境への疑問や意見に対して、「そのような声をこれからもたくさん聞かせてください。皆さんの暮らしと社会を良くするために私たち政治家をどんどん利用してください」と力強く訴えられる姿がとても印象的でした。
さらに、亀岡先生が実現した幼保一元化にも触れ、幼稚園と保育園の違いを解説しながら、これらを一元化することがいかに困難で、長い道のりであったかも語られました。仕組みを変えることの難しさ、そしてその重要性を改めて認識させられ、ファイブスターが会社として取り組むべき新たなアイデアや、一人ひとりが取るべき行動についても話し合われました。
すべての社員が輝く会社であるために
座談会後には、社員たちからファイブスターの働きやすい環境と温かい社風を評価する声や、社員同士の相互理解が深まったという声が多く寄せられました。
「子供の急病にも理解があり、安心して休める環境がありがたい」
「育児と仕事の両立を応援してくれる会社だから、私も安心してパパ・ママになれる」
「子育てを頑張っている同僚をもっと積極的にサポートしたい。自分も将来してもらう立場になるかもしれない」
さらに、亀岡先生のお話を聞くことで、政治が身近なものであることを改めて認識することができた、社会においても会社の中においても、自ら積極的に行動して環境をより良くしていきたいという声も聞かれました。
ファイブスターは、社員が安心して長く働ける環境整備を実践し、投資を続けています。これらの取り組みは、社員の満足度向上だけでなく、高い技術力とサービスの維持、ひいては顧客満足度向上にも繋がっています。
これからも社員一人ひとりが安心して長く働ける環境づくりに力を入れ、すべての社員が輝く、活気あふれる職場を目指していきます。
※亀岡先生のプロフィールは2024年8月末時点のものです。
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■ ファイブスターグループについて
ファイブスターは、2013年に福島県郡山市に創業して以来、東北エリアNo.1ヘアサロンブランド『MACARON』や、本格的な韓国ヘアで注目を浴びる東京・表参道のヘアサロン『uni』などをはじめ、国内5ブランド・約30店舗を展開している総合美容グループです。東京都心の最先端のトレンドを発信しながら、各地域のお客さまのニーズを捉えたハイクオリティな美容サービスを提供しています。
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株式会社ファイブスター 社長室 関根
電話番号 024-973-7575
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