コンサルティング会社が廃業寸前の農家を救うべく、さつまいもの六次産業化へ挑む伝統と革新を融合させたプレミアム干し芋の開発ストーリー

#プロジェクトの裏側　#さつまいも　#開発ストーリー

創業支援のプロ集団として知られる株式会社NTOコンサルティングが、新たな挑戦に乗り出しました。それは、千葉県の名産・さつまいもの6次産業化です。
経営難で廃業寸前の農家を救い、匠の技を次世代に継承すべく立ち上がった"起業家魂"に注目が集まっています。極上の甘さと驚きの食感を実現した自家熟成干し芋は、多くの消費者に感動を届けます。


このストーリーでは、コンサルティング事業を行う当社がなぜ食品加工事業を立ち上げたのか、その理由ときっかけについてお話しします。
地域活性化と持続可能な農業を目指すこのプロジェクトに注目してください。

廃業寸前のさつまいも農家を救うべく事業立ち上げへ～
NTOコンサルティングは、税務・経営コンサルティングで培った知見を活かし、地域農業の活性化に乗り出しました。きっかけは、代表の永島俊晶の幼少期の経験にあります。
永島が過ごした千葉県では、さつまいも農家の後継者不足や高齢化により、廃業が相次ぐ現状がありました。
「おじいちゃんから何度も聞かされた"儲からない""段ボール代にもならない"という言葉が頭から離れなかった」と永島は当時を振り返ります。味は最高なのに知名度が低く、安値取引されるさつまいもの現状を、農業の未来を守るために食品加工事業を立ち上げることを決意したのです。


「付加価値をつければ、もっとおいしさを広められるはず」。一念発起した永島は、祖父の代からの農業の伝統を守りつつ、現代のニーズに合わせた新しい価値を提供することを目指し、わずか1年で生産から加工、販売までを手がける６次産業化の体制を整えました。

NTOコンサルティングのさつまいも作りは、他社との差別化を徹底して行っています。生産では、50年守り続けた伝統の土づくりと栽培方法を踏襲。そこに最新の糖化貯蔵技術を組み合わせ、さつまいも本来の旨味と甘みを最大限に引き出します。
昨年の異常な気候では、苗植えした50％が腐るという危機にみまわれましたが、最適な貯蔵条件を見つけるために、様々な試行錯誤を重ねました。まず、他の地域のさつまいもや農協が提供していた貯蔵方法を徹底的に調査しました。しかし、気候と土壌の違いにより、同じ方法では上手くいかないことがほとんどでした。


そこで、小さなテストを繰り返すことを決定します。水やりの頻度、収穫後の温度・湿度管理、貯蔵期間など、あらゆる条件を変えながら、最適な方法を探っていったのです。失敗の連続でしたが、そこから学び、改善につなげていきます。これまでの経営コンサルティングの経験が、大いに役立ちました。
そして、ついにブレイクスルーが訪れます。すべての条件が整っているときに生まれた、最高品質のさつまいも。これこそが、当社独自の自家熟成干し芋の誕生でした。皮の質にまでこだわる、他にはない徹底ぶり。厳しい基準をクリアした商品のみが、特選の称号を得て出荷されるのです。
加工でも創意工夫は止まりません。独自の自家熟成法により、他では真似できない深い味わいと、しっとりとした食感を実現。適温での長時間蒸しや丁寧な手作業の皮むきなど、色々とこだわります。

NTOコンサルティング渾身の自家熟成干し芋です。
無添加・無着色にこだわり、千葉県産の厳選された紅はるかだけを使用。自然の甘さをダイレクトに味わえる逸品となりました。

自家熟成干し芋の特徴は、贈答用としての価値の高さ。最高品質のさつまいもを厳選し、丹精込めて仕上げた極上の甘さは、もらった人を喜ばせること間違いありません。


発売以来、お客様から喜びの声が続々と届いています。
ある日、小さな女の子が両親と一緒に店頭に現れ、ミニサイズの干し芋を手に取りました。レジに向かう時も、小さな女の子は、そのミニ干し芋を離そうとしません。小さな手で大切そうに干し芋を抱えている姿を見て、スタッフ一同胸が熱くなりました。


また、90歳のおばあちゃんが初めて自家熟成干し芋を口にした時のエピソードも印象的です。これまであまり食べ物に興味を示さなかったおばあちゃんが、干し芋を食べた瞬間に目を輝かせたのです。「これが一番の楽しみ」と話すおばあちゃんの姿に、ご家族からも感謝の言葉をいただきました。


さらに、赤ちゃんが、自家熟成干し芋を手づかみで頬張る動画が届いたこともあります。小さな口で一生懸命に味わう姿に、スタッフ一同思わず微笑んでしまいました。


こうした声に励まされ、代表の永島は「手土産やプチギフトとして喜ばれる一品になってほしい」と話します。上品なパッケージで、大切な人への贈り物や自分へのご褒美にぴったり。自然の甘さで、ヘルシーなのも嬉しいポイントです。
このように、6次産業化に挑戦する意義を、お客様の声から改めて実感しています。「私たちの存在意義を再確認できた」と永島は感慨深げに語ります。今後は、お子様向けの商品開発や、乳幼児規格をクリアした安心・安全な干し芋作りにも意欲を見せています。


人々が求める商品を作り、届ける。そのためにお客様の声に真摯に耳を傾ける。これこそが、NTOコンサルティングの目指す姿なのです。

究極のさつまいも作りを追求するNTOコンサルティングの挑戦は、まだ緒に就いたばかり。「日本一おいしい干し芋を作る」という夢に向かって、日々研鑽を重ねています。


代表の永島は自家熟成「干し芋」を通じて、農家さんの笑顔を増やし、日本の食文化を盛り上げたい」と意気込みを語ります。さつまいも王国・千葉の宝を、日本中に広めるその日が、そう遠くないかもしれません。


農業を変革する"起業家集団"の挑戦。その行方を見守ってください。

ナガシマファミリーファーム

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