JA若手職員が挑む、遊休農地を活用しさつまいもの産地化を目指したい！《半職半農》

JAとうや湖の若手職員で組織する大滝プロジェクトチーム「OPT」！「大滝を盛り上げたい」、「遊休農地・耕作放棄地を減らしたい」、「北海道のさつまいも産地化を目指したい」という想いからこのプロジェクトをたちあげました。どうか皆様のご支援よろしくお願いします。
はじめに
皆さま、はじめまして！
JAとうや湖 営農販売部農産青果第1課の藤野李記と申します。
当プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます！
JAとうや湖では新しい取り組みとなる農業経営規定（農協自らが農業経営をする）を制定し半職半農を掲げ日々の業務に取り組んでいます。現在、私たちは「さつまいも」に焦点を当て育苗から栽培、収穫、販売、商品開発など一貫して職員が行っております！どうか皆様、当プロジェクトにご支援・お力添えをお願い申し上げます。
 JAとうや湖の紹介 

JAとうや湖は北海道の代表的な湖である「洞爺湖」を中心に洞爺湖温泉や世界ジオパークにも認定された昭和新山、有珠山など観光地のど真ん中に位置しております。
北海道洞爺湖町周辺の４市町（洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町・伊達市大滝区）からなる北海道で最初の広域合併農協です。当農協はグローバルＧＡＰを日本で最初に取得したＪＡであり、イエス・クリーン認証を16作物15集団が取得するなど、安心安全な農業を実践し多種多品目を生産している地域です。当農協では「子どもたちの豊かな未来へ」をスローガンにクリーン農業を実践しています。

大滝プロジェクトチーム（OPT）の紹介

大滝プロジェクトチーム（OPT）では入組5年目以内の若手職員が中心となり、それぞれの通常業務でつけた力を発揮することで経理から情報発信まで全て自分たちで行っております。しかし、若手職員は農協職員としての経験が浅いため分からないことも多々あります。若手職員が困っているときにサポートしていただいているのが座長（参事）やアドバイザー（各部署の部長、課長）、組合員（農家さん）の方々です。このようにして私たち若手職員は多くの経験を積ませて頂いております。また農協としての強みを発揮できる体制となっております！そんなOPTの合言葉は「下手から始めよう！高望みはやめよう！少しずつ上手になろう！」です。通常業務、OPT業務を通じて農協職員として日々成長しています！！
＜木村参事です！＞

農協職員としては参事という立場であり、OPTでは座長として私たち若手職員の手本となりご指導していただいております。作業のすべての工程において背中で教わり、若手のアイディアを汲み取って実践していただいております。


OPTメンバー　

入組5年目以内の若手職員で結成しております！


OPT立ち上げの背景
当農協では1987年の広域合併当初、組合員数（農家数）が1170名でしたが2024年現在では313名となっており、約３分の１まで減少しています。特に当農協の管内である伊達市大滝地区では高齢化のため組合員が著しく減少し、それに伴い耕作放棄地や遊休農地が増加しています。農協は組合員を守る使命があり、組合員は農地を守る使命があります。しかし、組合員が減少しているのならば私たち職員が農地を守らなければなりません。そのため農業経営規定を制定し農協自らが営農していくことになりました。また伊達市大滝区の過疎化も著しいため農協が地域に密着し、大滝区の町おこし・地域活性を含め、北海道の「さつまいも産地化」を目指し取り組んでいます。


R5年度OPT活動報告
OPTはR5年度より活動を開始しました。肥料設計から定植、ほ場管理、つる切り、収穫、販売、出荷、商品開発など全て自分たちで行っております。
R5年度はシルクスイートと紅はるかの2品種を0.5haの面積で栽培し、約11ｔの収量を上げることができました。全道平均と比較しても、品質・収量ともに非常に良いものができました！
詳しい活動内容はOPTのインスタグラムをご覧ください♪（リンクはページ下段に掲載）

R6年OPT活動計画
当農協が管理する温泉熱（地熱）ハウスにて昨年秋頃からさつまいもの育苗を行っています。今年度はその苗を使用しシルクスイートの1品種で1haの作付けを予定しています。

自走式収穫機「ポテカルゴ」購入について
今回、私たちOPTがクラウドファンディングに挑戦するきっかけとなったのはさつまいも自走式収穫機「ポテカルゴ」の購入資金の一部を皆さまからのお力を頂戴・ご支援いただき伊達市大滝区のさつまいも産地化を目指す中で地域活性にも繋げたいと思ったからです。大滝区は山間部のため栽培期間も短く、降雪が早いため収穫時期に限りがあります。そのため、機械化が必要であり自走式収穫機「ポテカルゴ」の導入を目指したいと考えています。

リターンについて
コース：A　　￥5,000
内容     ・感謝のお手紙
           ・さつまいも3kg
コース：B　　￥10,000
内容    ・感謝のお手紙
          ・さつまいも3kg
          ・じゃがいも（男爵）5kg 
コース：C　　￥30,000
内容　　・感謝のお手紙
            ・さつまいも：3kg  
            ・じゃがいも（男爵）:5kg
            ・米：5kg
コース：D－①  ￥50,000
内容      ・感謝のお手紙
            ・さつまいも:3kg
            ・じゃがいも（男爵）:5kg
            ・米:10kg
            ・長いも:5kg           
コース：D－②　￥50,000
内容　　・感謝のお手紙
            ・さつまいも:3kg
            ・豊浦ポークミックス：2kg
コース：E　　　￥100,000
内容　　・感謝のお手紙 
            ・さつまいも3kg
            ・とうや湖和牛ミックス：1kg
コース：F　　　￥300,000
内容　　・感謝のお手紙  
            ・さつまいも：3kg
            ・米:10kg
            ・長いも：10kg
            ・万世閣ペア宿泊券　　　　
＊全コースに含まれている「さつまいも」は私たちプロジェクトチームで生産したものになります。また、それぞれのコースの野菜やお肉につきましては当農協管内で生産された物になります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これからのスケジュール
皆様からご支援いただいた支援金につきましては自走式収穫機「ポテカルゴ」の購入資金として充てさせていただきます。

R６年7月　　  クラウドファンディング終了
　　　　 　    ポテカルゴの発注
       11月～ 　リターン開始（さつまいもの収穫、キュアリングを終えてから発送いたします。）
R7年9月　   ポテカルゴ納品
　　９月末　ポテカルゴ使用開始最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
近年、農業は後継者不足による農家の減少が顕著になっており今後もこの流れは変わらないとされています。JAとうや湖管内も他人事ではなく、年々農家が減少し遊休農地が増加しています。
今回は管内の中でも、より農家数の減少が著しい大滝区にスポットを当て経験のない職員でも比較的栽培のしやすいサツマイモを栽培しました。しかし、大滝区の遊休農地・耕作放棄地をサツマイモの栽培だけでまかなうことはできません。
今後は、飼料作物や小麦などの作物を栽培するなど、私たちのプロジェクトは幅広く展開していく予定です！皆様の応援が私たちの励みになりますので、今後も見守っていただけると嬉しいです！皆さまからご支援・お力添えをお願い申し上げます。
JAとうや湖ホームページ

OPTインスタグラム
jatoyako_satumaimo　若手職員のサツマイモ奮闘記
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