過熱するオーバーツーリズムによる観光地のゴミのポイ捨て公害を解決して収益も得られる!ゴミを家まで持って帰るための画期的な専用紙袋 MOTTE KAERU KAMIBUKURO の開発ストーリー。

2024.06.10 10:20
現在、日本の観光地にはインバウンドの増加などにより観光客が殺到し
オーバーツーリズムによるゴミのポイ捨て公害が深刻になっています。
各自治体ともに有効な対策が見つからず苦慮している中で
私たちはこの問題を解決するために
ゴミを家まで持って帰るためのスマートで画期的な専用紙袋
「MOTTE KAERU KAMIBUKURO」という商品を開発しました。
まさに「スマートごみ袋」です。
この紙袋を使って観光や食べ歩き、イベント時などのゴミのポイ捨てを無くし
日本の観光地が誇る美しくかけがえのない景観を守り
持続可能な街づくりを実現したいと考えています。
これから
開発のきっかけとなったエピソードやキャラクターが生まれた秘話、
製品にかける想いや将来構想などをここでご紹介させて頂きたいと思います。
ゴミのポイ捨てに悲鳴を上げている自治体や商店街などの御担当者の皆様、
是非このストーリーをお読み頂き
MOTTE KAERU KAMIBUKURO の採用をご検討頂ければ幸いです。
花火大会やお祭り、フェスやなどの大型イベントのゴミ対策にも有効です。
緊急告知!
現在、MOTTE KAERU KAMIBUKURO の
クラウドファンディングに挑戦しています。
もし宜しかったら下記URLから内容をご覧頂き
ご支援やシェアをお願い出来ますと大変ありがたく思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
商品開発のきっかけは新大久保の「ハットグ」でした。
それは2019年の春の事でした。
テレビで「新大久保で韓国発祥のハットグという食べ物が人気で行列が出来ている」というニュースを観て食べに行ってみたのですが、驚いたのは街中に広がるゴミのポイ捨ての光景でした。
噂には聞いていましたが、まさかこれ程酷いとは…。
衝撃的でした。
まず辺りを見廻しても街中にゴミ箱がありません。
ゴミ箱がどこにも設置されていないんです。
じゃあどうするのかと言うと「ゴミは買ったお店で捨ててもらう」というのがルールらしいのですが、でもそれでは食べ歩きにならないし、そもそもそんなルールが存在するという事も大半の人には知られていないようでした。
その結果、表通りにも路地を入った住宅地にも、ありとあらゆる場所にゴミは平然と捨てられていたのです。
「うわあ、これは酷いな…」そう呟きながら「ハッ!」と思ったのです。
実は、私たちはちょうどその頃『社会的課題の解決に貢献出来るような商品をデザインとアイディアのチカラで開発する』というコンセプトの下『LOVE RESCUE THE WORLD』というブランドを立ち上げたばかりだったのです
「私たちがこの『ゴミのポイ捨て』という問題に取り組まなくてどうするんだ!」
これはもう巡り合わせであり使命だと思いました。
この問題の解決に取り組んでみよう。
食べ終わったハットグの串を握りしめながら、私はそう決意したのです。
ゴミは増え続けているのに、ゴミ箱は減り続けています。
ゴミのポイ捨てを無くすには「ゴミをポイ捨てする」という行動を、別の違う行動に変えてもらわなくてはなりません。
つまり行動変容を促す必要があるのですが、それには2つの方向しかありません。
すなわち「ゴミはゴミ箱に捨ててもらう」か「ゴミは持って帰ってもらう」のどちらかしか無いのです。
どちらの方向性で行くべきか…。これはもう現場を見れば明らかですよね。
新大久保以外にも、全国の観光地を調べてみると、ほとんどの観光地でゴミ箱が撤去されているんですね。
ゴミは増え続けているのにゴミ箱は減り続けているワケです。
ゴミ箱が無いのに「ゴミはゴミ箱に捨ててください」と言っても仕方が無いので
向かうべきは「ゴミは持って帰ってもらう」という方向しか無いという事になります。
さらに調べてみると、ゴミ箱が撤去された観光地では「ゴミはお持ち帰りください」という看板やポスターが掲げられているところがほとんどです。
そうです。
「ゴミは持って帰ってください」というメッセージは、実は既にとっくの昔から発信されていたワケです。
でも現実問題としてそれは中々定着していない。それは何故でしょうか。
ゴミを持って帰るためのスマートで現実的な方法はないだろうか?
素朴な疑問なのですが「持って帰って」と言われても実際のところどうやって持って帰ったら良いのでしょうか。
皆さんならどうやってゴミを持って帰りますか?
これ、実際に自分がその立場になってみると良く分かるんですが
紙コップ、空き缶、お弁当やお惣菜の空の容器、箸…。これらのゴミを持ったまま電車やバスに乗って家まで帰るのって、実は物凄くハードルが高い事なのです。
お弁当などを買った時のレジ袋があれば、それに入れて持って帰るという手があるかも知れませんが、ソースやタレの臭いが気になってそのまま電車に乗ったりするのは抵抗があるのではないでしょうか。
飲み残しが残ったままのコーヒーの紙コップや空き缶などを入れたら水分が漏れてしまわないかも心配ですし、何より見栄えが悪いですよね。
そこで思ったワケです。
ゴミのポイ捨ては、観光客のモラルやマナーが悪いせいだと言われますが、本当にそれだけなのかなと。
ゴミは持ち帰ってくださいとお願いをするだけで、具体的な方法が何ら提示されていないって事も大きいのではないかと思ったワケです。
本当はそんな事をしたく無いんだけど、ゴミを持って帰る方法が無いので、ついついポイ捨てをしちゃいましたゴメンナサイって人は結構多いのではないでしょうか。
ゴミを家まで持って帰るためのスマートで現実的な方法が具体的に示されていれば、多くの方はそれに従って頂けるのではないでしょうか。
そう考えて開発をスタートさせ、様々な試行錯誤や試作を積み重ね、2年の歳月をかけて完成したのが MOTTE KAERU KAMIBUKURO なのです。
この MOTTE KAERU KAMIBUKURO をゴミのポイ捨てに困っている観光地で観光客に購入して頂き、ゴミを持って帰って頂く事で、ゴミのポイ捨てを無くす持続可能な取り組みにしていく事が出来ます。
MOTTE KAERU KAMIBUKURO の特徴 - ①              ゴミの臭いが漏れにくく開閉が簡単なダブルフォールディングトップ。
袋の上部を二重に折り込んであるためゴミの臭いが漏れにくく、中身も見えません。ソースやタレが付いたゴミを入れたまま電車に乗っても大丈夫!折り込むだけなので、何度も簡単に開け閉め出来ます。これなら食べ歩きでゴミが出る度に入れられます!二重に折り込んだ部分を把手で挟み込むため持ち歩いている時には開きません。実用新案、意匠、商標登録登録済みサイズ:330h×230w×100dmm原産国:中国
MOTTE KAERU KAMIBUKURO の特徴 - ②           水や油に強く破れにくい耐水加工。
内側に耐水加工を施してあるので水分を弾き破れにくくなっています。飲み残しが少々残ったままの紙コップや空き缶などを入れても安心!多少の汚れはティッシュなどで拭き取れるので1回限りの使い捨てではなく何度も使用可能です。
MOTTE KAERU KAMIBUKURO の特徴 - ③           水や油に強い底部熱圧着加工。
通常の紙袋の底部は糊で貼り合わせてあるだけですがその仕様だと飲み残しがある紙コップや空き缶を入れると水分が漏れ出してしまいます。MOTTE KAERU KAMIBUKUROの底部は360度ぐるりと熱圧着で加工してあるので水分が漏れ出しません。
MOTTE KAERU KAMIBUKURO の特徴 - ④           買い物メモから生まれたキャラクター「MOTTE カエル」
ここで話はちょっと逸れるんですが。笑
私は毎朝ランニングをしているんですが、この紙袋の開発をしていた時ってコロナの真っ最中だったので、3密を避けるために、毎日の買い物はランニングの帰りに私が担当していたんですね。近くに24時間営業のスーパーがあってランニング帰りの早朝に行けば空いているので。
で、寝る前に妻から「明日の朝はコレを買って来てね」というメモを貰うのですが、時々、朝起きると追加で買って来て欲しいもののメモがテーブルに置いてあったりするワケです。
ある朝、こんなメモが置いてあったのです。
「キャベツも買ってきてケロ」。カエルの簡単なイラストも描いてありました。
それをポケットに入れて走りだしてすぐの事でした。
まるでイナズマが走るように全てが一瞬で降りてきたのです。
そうだ!ゴミを持って帰る紙袋なんだから「MOTTE カエル」っていうキャラクターを作ろう!
そのカエルのキャラクターに「そのゴミ、家まで持って帰ってケロ」って呟いてもらおう!
商品名も MOTTE KAERU KAMIBUKURO にしよう!
そうすれば、ゴミは持って帰ってくださいというお願いを、事務的にならず命令口調でもなく、親しみを持って伝える事が出来るんじゃないか?
ランニングをしながらそんなアイディアがスグにまとまり、家に帰ってくるなりイラストレーターの妻にお願いしたのです。
「MOTTE カエルっていうカエルのキャラクターのイラスト、今すぐ描いて!お願いします!」
こうして MOTTE KAERU KAMIBUKURO に最後のピースがハマり、生命が吹き込まれたのです。
日本の新しい習慣、新しい常識、新しい文化へ。
私たちはこの MOTTE KAERU KAMIBUKURO を活用してゴミのポイ捨てを無くしていきたいと考えています。
「買い物をしたら持参したエコバッグに入れて持ち帰る」という習慣は、今では随分定着していますよね。
それと同じように、観光や食べ歩き、イベントなどに出かける時はゴミを持ち帰る袋を持っていくという事を当たり前の習慣として定着させていきたいのです。
その新しい習慣は、きっと新しい文化として日本に根付いていくと思うんです。
思い出してください。
サッカーのワールドカップで試合後にスタジアムのゴミを清掃して帰る日本人サポーターが世界中で評判になりましたよね。
ゴミは持って帰るという事を文化の領域まで高めていける資格があるのは日本だけだと思うんです。
持続可能な取組みにしていくために
今までですと、このようなゴミの持ち帰り専用袋を作ろうとなるとどうしても受益者負担という考えが支配的になり、自治体や観光協会、商店街が費用を負担して無償配布する、という流れになっていたのではないでしょうか。
例えば自治体が予算を組んで5,000枚作ってゴールデンウィークにそれを観光客に配る、というような事例です。
しかし、それでは啓蒙や啓発にはなっても持続可能な取組みになりません。
配り終わったらそれで「はい。お終い」ですから。
これからはそうではなく、受益者負担から利用者負担へと視点を変え、この「MOTTE KAERU KAMIBUKURO」を観光客や来場者・利用者に有料でご購入頂く仕組みを作る事で持続可能な取組みとしていくべきではないかと考えています。
ゴミを処理するためのコストを、ゴミを出した方に負担をお願いするのは自然な事なのではないでしょうか。
(もちろん「今すぐ」ではハードルが高いかも知れませんが)
MOTTE KAERU KAMIBUKURO を有料で購入して頂く事による「収益化」というメリット
非常に大きなポイントなのですが、この MOTTE KAERU KAMIBUKURO を観光客に購入して頂く事で、自治体や商店街などが「収益」を得る事が出来ます。
考えてみて下さい。
ゴミのポイ捨て問題が中々解決出来ないでいる大きな要因として、自治体の財源不足が挙げられます。
現在、多くの地方自治体の財政状況は深刻なレベルまで悪化しています。
とてもゴミのポイ捨て対策に大きな予算をかけられないというのが実情です。
例えばIOTスマートゴミ箱などは確かに一定の効果はあると思いますが、必要充分なだけの数を用意するための費用を捻出するのは難しいのではないでしょうか。
その点で、この MOTTE KAERU KAMIBUKURO は予算が必要などころか、逆に収益を挙げてくれるのです。
この事によってこの取り組みは持続可能なものになると確信しています。
「利用者負担」の定着に向けて
MOTTE KAERU KAMIBUKURO を観光客に購入して頂くにあたって追い風となる材料もあります。
①家庭ゴミは既に有料化が広まっており、理解を得られる土壌は形成されている事。
既に一部の自治体では家庭ゴミの収集は自治体指定のゴミ袋をご購入頂く仕組みになどにより、実質的には利用者負担となっていますので、ゴミの処理費用を利用者が負担するという概念は広がっているものと考えられ、お金を払ってゴミの持ち帰り袋をご購入頂く事の理解は時間の問題で得られるのではないでしょうか。
②お金を払って買うだけのメリットが利用者の側にもある事。
ゴミの捨て場所を心配せずに観光や食べ歩きを楽しめます。ゴミを持ったままでも気にする事なく雑貨店や商業施設に入れます。何より「ゴミのポイ捨て」という犯罪を犯さずに済みます。
③スマホやカードで「チャリン!」で済むなど決済方法がイージーになっている事。
わざわざコレを買うためにカバンからお財布を出して小銭を探して買う、という時代ではなく、決済する事の面倒くささや抵抗はかなり低減されています。
④円安を背景として、現在外国人観光客にアプローチしやすい状況にある事。
「この紙袋を仮に100円で買ってください」というのは、日本人には最初はかなり抵抗を感じる方も多いだろうという事は予想できますが、外国人から見るとどうでしょうか?
現在の円安と欧米との物価格差を勘案すると(日本で500円のラーメンが母国なら5,000円はするというような話も良く聞きます)極論ですが外国人には100円が10円程度に感じられる場合もあるのではないでしょうか?
つまり円安と物価格差がある現在は、このような施策を外国人観光客に対してアプローチするのには、ある意味でチャンスだと考えられるワケです。
であれば、外国人観光客に最初にアプローチして、外国人旅行客の間で日本観光の常識として先に定着させる事で、そこから逆に日本人にも徐々に広がっていく、というストーリーが描けるのではないでしょうか。
私たちの考える目標
私たちは「MOTTE KAERU」をかつての「MOTTAINAI」のように、日本が誇る文化として世界に発信していきたいと考えています。
最後に、少しばかり夢物語をお話しさせてください。
かつて「MOTTAINAI」という日本語がローマ字のままで世界中に発信されて共感を得たように「MOTTE KAERU」=「観光やレジャー、外出で出たゴミは家まで持って帰る」という文化を日本が誇るカルチャーとして世界中に発信していきたいと考えています。
実は日本だけでなく世界中の観光地でゴミのポイ捨ては(日本以上に)問題となっています。
中でもギリシャやイタリア、スペイン、オランダなど観光地を多数抱えるヨーロッパの国々では深刻な状況であり、観光税を徴収するなどの対策を講じていますが、未だにコレという解決策は見つかっていません。
日本がそうであるように、世界の観光地もまだ正解に辿り着けていないのです。
もしかすると日本発の文化が、世界中の景色を一変させてしまうかも知れません。
私たちの最終目標は、日本に観光に訪れた外国人観光客にこんな事を言ってもらう事なのです。
「日本ではゴミ箱が無いのにどこに行っても街にゴミが落ちていなくて、観光地も都市も美しい。それは、日本にはゴミは家まで「MOTTE KAERU」という文化があって、みんながゴミを持って帰るための袋をいつも持ち歩いているからなんだ。自分たちの国でも「MOTTE KAERU」を取り入れようじゃないか!」


ゴミのポイ捨て公害で対策に苦慮されている
観光地や食べ歩きのメッカの御担当者の皆様。
是非 MOTTE KAERU KAMIBUKURO の採用・導入をご検討ください。
ゴミのポイ捨てゼロを実現して収益も得られます。
日本の景色を変えて行きましょう。
日本の習慣を変えて行きましょう。
日本の新しい文化を一緒に創っていきましょう。
ご連絡お待ちしています。
【製品公式URL】
【お問合せ】
株式会社ステレオ・スキップ LRTW事業部
担当 田郷岡(たごおか)
電話 03-5614-0107
メール tagooka@stereoskip.jp
stereoskip@gmail.com

あわせて読みたい

台湾富裕層×岩手県大槌町 田舎体験・交流・グルメツアーで地域経済に貢献
PR TIMES
アンティークと未来をつなぐ:SDGs時代のサステナブルな家具選び
PR TIMES
『東海道五十三次』の原画をラベルデザインに使用した「東海道サイダー」誕生
PR TIMES Topics
「美味すぎる!」アメリカ人が日本に来て驚いた、意外な“朝食でおなじみ食材”
女子SPA!
富士山「目隠し」の黒幕に穴、張り替えへ 富士河口湖町
AFPBB News オススメ
ペントレイにもなる筆箱 「dritto Pen roll R」機能性をプラス!新モデル登場
PR TIMES Topics
急)外国人観光客のためのインバウンドサポートプロジェクト
CAMPFIRE
【AI×多言語対応×訪日観光客案内サービス】地域にマッチした歴史の偉人やバーチャルガイドが観光地を案内
PR TIMES
特別なブルーチーズを使用「二世古ブルーチーズケーキ」発売
PR TIMES Topics
【JTB×byFood.com】訪日外国人観光客向けガストロノミーツーリズムの強化を目的とした食体験コンテンツの発売・配信を開始
PR TIMES
〈姫路城・外国人観光客は入場料4倍案〉「今までどこの自治体もやらなかったのが不思議」「すでに自国民の生活が脅かされている」と専門家。鉄道ファンからは「ジャパン・レール・パスも不公平」との声も。JRは…
集英社オンライン
〜美しく、そして優しさ溢れる島を目指して〜 沖縄 宮古島の離島“来間島”で、島内をお花でいっぱいにする『KURIMA”花プロジェクト』が始動 シーウッドホテルも参画し、140万本分のひまわりの種を寄付
PR TIMES STORY
「知られなければ選択肢にすら入らない」、あらゆる手段を使って南砺市をPRしていきたい 「自治体広報の仕事とキャリア」リレー連載(南砺市 岩倉竜矢さん)
アドタイ
JTB、訪日外国人観光客向けガストロノミーツーリズムの強化を目的に、byFood.comを通じた食体験コンテンツの発売を開始
PR TIMES
【スラムダンクの“聖地”で迷惑行為多発】突然の観光地化によるオーバーツーリズム対応、失敗例と成功例
Wedge[企業]
「誕生日は浅草へ!」誕生日を知らせるコミュニケーションステッカー 6月1日から無料配布を開始
PR TIMES
「日本は清潔?」→「住んでみるとそうでもない…」米国人女性がが来日して驚いたこと
女子SPA!