子育て中のパパたちをつなぐ父親目線のフリーペーパーを発行したい

2024.04.28 18:00
父親たちのリアルな声を、フリーペーパーを通じて発信。子育て中のパパ・ママと楽しさも大変さもわかちあって、長野に笑顔を増やしたい!プロジェクトの実行者について
はじめまして。仁科賢人と申します。小3・小1・6カ月の3児の父親です。6年前、長野県長野市を中心に活動するパパサークル「おっきいて」を立ち上げました。サークル名には「子育てを楽しもう。子どもにとってこの手が大きいうちに」という願いを込めています。
地域のパパたちがつながり「父親であること」をもっと楽しむのが目的です。現在、登録メンバーは約30家族。年齢も職業も出身も様々なパパたちがゆる〜くつながって、一緒に遊んだり、情報交換したりしています。
このプロジェクトで実現したいこと
サークル活動の発展形として、父親目線で情報を発信するフリーペーパーを制作し、地域のパパたちのお役に立ちたいと考えています。内容は例えば、私たちメンバーがお勧めする地域の遊び場や子育てグッズ、イベント情報や、子どもとの遊び方、お家で簡単にできる妻へのマッサージテクニックなど。当事者目線の情報をてんこ盛りにして、「父親を楽しむ」手助けになることを目指しています。

プロジェクト立ち上げの背景
そもそも“パパサークル”なる珍しい団体を立ち上げたのは、自らの育休取得がきっかけでした。意気込んで臨んだものの、子どもをお風呂に入れても毎回泣かれ、家事をしてもやり方が違うと妻に注意され、うまくいかないことばかり(苦笑)。妻はフォローもしてくれますが、できない自分が惨めに感じることもありました。「職場では中堅なのに、俺はこんなこともできないのか…」とショックを受けました。
そんな時に救われたのは、仕事で知り合ったよそのパパの「うちもそうだよ」「その気持ちめっちゃ分かる!」という共感の声。同じ父親の立場で思いをわかちあうことの大切さを知った瞬間でした。
調べたところ、長野県内の他の地域にはすでにパパサークルがあることを知り、後を追うように自分でも立ち上げました。あっという間に大所帯になり、イベントを通じてパパ友が増え、家庭でも職場でもない居場所ができました。ところがスタートからわずか1年でコロナ禍に入り、リアルイベントが開けず、そのうち子どもは大きくなり、サークルとして集まって活動する機会は大幅に減ってしまったのです。
こうした中、去年、地域紙である記事を目にしました。それは、育休を取得したパパの声でした。長野市内の保健センターに行くけれど、ママばかりで父親としての気持ちをわかちあう相手がいない、というものでした。自分たちの声を届けたい人がいる。存在を必要としてくれる人がいる。そんな人が1人でもいるなら、形にして、広く届けたい、と強く思いました。
その思いを仲間に伝え、一度はカンパをもらって冊子を作りましたが、時間・予算・クオリティ、いずれも素人が手弁当で臨むにはハードルが高く、こちらで支援を募らせていただくことにしました。

これまでの活動と準備状況
パパサークル「おっきいて」ではこれまで、●お花見&家族写真撮影会●餅つき大会●パパと子どもだけのキャンプ(ママには「一人の時間」をプレゼント)●クリスマス会●りんご狩り体験 など季節のイベントを開き、父親同士、そして親子の絆を深めてきました。子どもはもちろん、パパも子ども時代にかえって無邪気に遊べる楽しいイベントばかりです。
フリーペーパーは過去に一度、試作版を自費で発行したことがあります。ありがたいことに、続編を望む声や楽しみにしてくださっている声をたくさんいただきました。ただお伝えしたとおり、当時は私(冊子作りは素人)が仕事の合間に作ったため拙さがあったり、カンパのため予算が厳しかったり、課題も残りました。
そこでこの春、サークル内で有志によるプロジェクトチームを立ち上げ、2年ぶりとなる冊子の発刊にこぎ着けました。チーム内にはプロのライターや幼稚園教諭など、誌面づくりに本領が発揮できるパパもいますし「できることがあれば」とフリーペーパーとは全く違う業種から手を挙げたパパもいます。それぞれの得意分野を結集させ、子どもがまだ小さかった時に知りたかった情報や、おすすめなどをリストアップし、コンテンツ案を練っています。デザインや印刷に関するプロにも依頼済みです(その仲間もまた2児の子育て中)。

リターンについて
私たちは、「父親であること」を楽しんでいるパパが世の中にもっと増えたらいいな、と思っています。
そのためにはたくさんの方に私たちの思いを知っていただく必要があり、そのために、パパのつながりをフル動員して、ワクワクするリターンをご用意しました。例えば、ご支援によって発行するフリーペーパーは完成後、いち早くお渡しいたします。さらに、誌面には広告や記事の掲載スペースをご用意し、企業や団体の方々向けに広報の機会も提供します。
またサークルメンバーのスキルを活かしたサービスや、同じ長野エリアで店舗や農園を営むパパ仲間からのグッズや農作物など、フリーペーパーの枠にとどまらないバラエティ豊かなリターンもご用意しました。

実施スケジュール
現在、私たちは新装・2号目となるフリーペーパーの制作に向けて、順調に準備を進めています。具体的なスケジュールは以下の通りです。
・メンバー、ライター、編集者との打ち合わせ(2024年4月中)
・デザインや印刷に関する相談(5月中)
・フリーペーパーの制作(6月中)
・配布場所の決定と配布準備(6月中)
予定通りに進めば、7月中にはフリーペーパーを発行し、地域のパパたちに届けることができる見込みです。

最後に
私たちはこのプロジェクトを通じて、子育てを楽しんでいる「笑顔のパパ」が地域に増えることを願っています。私たちはいつまでも「子を持つ父親」ですし、地域には、子育ての喜びをわかちあったり、悩みを聞いて欲しいと思っているパパが少なくないと感じています。子育ては依然として母親中心のイメージが強く、父親向けの情報は少なかったり、自分の悩み・不安を話す場がなかなか見つけられないのも現状です。子育てが妻任せになっている人もいるかもしれません。
私たちはそんなパパたちに、メンバーの経験談や子育てにまつわるローカルな話をお届けすることで、より豊かな家族の時間を過ごしてもらいたいと思っています。そう考えた時に、「自分から情報をとりに行く」インターネット上ではなく、「ふとした所で予期せず出合う可能性のある」フリーペーパーによってメッセージを伝えようと考えました。
笑顔のパパを増やすことは、ママの、そして子どもの笑顔にもつながります。人とつながりたい、情報が欲しい、悩みを共有したい、など、パパたちのニーズは様々だと思います。子どもが通う園で、家族で出かけた先で、いつも利用している施設で、私たちのフリーペーパーをふと手に取り、それがきっかけとなってパパ同士が交流したり、近所の遊び場を知ったり、夫婦で子育てについて話し合ったり…そんな広がりが生まれたら、子育てはもっと楽しくなるはず。
このプロジェクトにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご支援をお願いいたします。

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